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いけだ しょういち
池田 翔一弁護士
池田翔一法律事務所
東室蘭駅
北海道室蘭市東町2-21-12 石井第1ビル2階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 初回面談無料
  • 夜間面談可
注意補足

※初回45分相談無料(一定の分野と条件あり)

インタビュー | 池田 翔一弁護士 池田翔一法律事務所

交通死亡事故で高額の賠償金を複数獲得。建築や不動産が絡む相続などにも強い室蘭の代表弁護士

北海道江別市で生まれ、札幌でキャリアをスタートさせた池田翔一法律事務所の池田 翔一(いけだ しょういち)弁護士。
「司法過疎を解消したい」と室蘭市で独立して以降、約7年にわたって地域住民や企業の窮状に熱心に耳を傾けてきました。
離婚、交通事故、債務整理、相続、労働問題、刑事事件、企業法務ーー。
数々の難題や試練に向き合い、解決にこぎ着けてきたキャリアの足跡をたどります。

01 キャリアの歩み

江別市生まれ、札幌で経験を積んで室蘭で独立。司法過疎地への思い

ーーまずは、弁護士としての活動歴についておうかがいします。

キャリアの一歩を踏み出したのは、札幌市内にある法律事務所でした。
そこで個人、企業とさまざまな事件を扱い、みっちり経験を積みました。

その後独立に踏み切り、2018年に室蘭市内に現事務所を開設しました。


ーー室蘭を選んだのは、なぜだったんですか?

以前から、弁護士の数が少ない司法過疎地での活動に興味があったんです。

札幌は道内でも法律事務所の数が多く、困ったときに弁護士に相談しやすい環境が整っています。
一方で、弁護士が少ない地域では選択肢が限られ、必要なサポートを受けられないケースがあるのが現実です。
少しでもそういった地域のみなさまに寄り添い、お役に立ちたい思いが強くありました。

その点、室蘭は一定の規模や人口がいるにもかかわらず、弁護士が少ないことがわかりました。
また、札幌地方裁判所の室蘭支部があること、親族がいて馴染みがあったことも大きかったですね。


ーー先生ご自身も北海道で生まれ育ったそうですね。

私は江別市の出身です。
人生の大半を北海道で過ごしてきました。

余談ですが、札幌弁護士会の野球部の一員として、地元のプロ野球チーム・北海道日本ハムファイターズの本拠地『エスコンフィールド』でプレーしたこともあるんです。
夢のような時間で、一生の思い出になりましたね。
野球は小学生の頃から続けていて、昨年(2024年)はチーム内で打率、ホームラン、打点の三冠王になったんです。

02 取扱分野と強み

離婚、借金、労働、刑事事件など幅広く。登別市空家等対策審議会会長なども

ーー室蘭で独立してから約7年(2025年4月現在)、どんな道のりでしたか?

ありがたいことに多くの方々に頼っていただき、経営は順調です。
最初は私ひとりでスタートしましたが、途中から新たな弁護士を仲間に迎え入れることができました。

室蘭市民を中心に、隣接する登別市や伊達市、さらにその周辺の地域住民、企業の方々から数多くのご相談をいただいています。


ーー具体的にどんな相談を受けていらっしゃるんですか?

可能な限りどんなご相談も対応し、解決の手助けをするのが基本スタンスです。
そのため、離婚や男女トラブル、交通事故、債務整理、相続、労働問題、刑事事件などに加え、企業法務も含めて幅広い事案を扱っています。

札幌市にある事務所であれば、場合によっては取扱分野に違いがあることもあります。
ただ、ここでは実にさまざまなSOSが寄せられます。

弁護士が少ない地域ですので、専門外だからといって突き放すわけにはいきません。
その方はほかに誰も頼ることができず、路頭に迷ってしまう恐れがあるからです。

どんな事案にも真正面から、心を込めて丁寧に向き合う。
その地道な積み重ねによってさまざまな知識とスキルを磨くことができ、幅広い事件を解決する力を身につけられました。


ーー地域に密着した法律事務所。この言葉がピッタリ当てはまりそうですね。

ほかにも、「少しでも地域に貢献できれば」という思いでお引き受けしている仕事があります。
地元自治体との関わりです。

たとえば現在、室蘭市の建築審査会の委員、登別市の空家等対策審議会の会長などを任せていただいています。

顧問をはじめ建築関連の会社とのお付き合いも多く、建築や不動産に関する知見も高まりました。
賃貸借トラブルをはじめとする不動産問題、遺産相続や離婚時の財産分与で不動産が絡むケースなどにも強い自負があります。

03 過去の解決事例

交通死亡事故で高額の賠償金。遺言の作成から執行までサポート
ーー実際にどんな事件を解決してきたのか。数ある事例から、いくつかご紹介いただけますか?

ひとつは、遺言の作成と、それを実現する遺言執行まで行った事案です。

依頼者さまにはお子さんがいらっしゃったんですが、長く疎遠だったそうです。そのため、遺産はお子さんではなく、晩年お世話になった方に託すことをご希望でした。ただ、その方は法定相続人ではないため、本来は相続権を持っていません。


ーーだからこそ、遺言書にその意思を記載しておく必要があったと。

はい、その通りです。
ですから、その方にちゃんと遺産を引き渡せるように遺言書をご用意しました。
同時に重要だったのは、それを確実に実現させることでした。

そのための手続きを行う人を、遺言執行者と呼びます。
私はその遺言執行者に指定され、依頼者さまが亡くなった後に預金解約などの手続きを済ませました。
そして無事、指定された方に遺産をお渡しすることができたんです。
依頼者さまの思いを結実させられた事案として、とても印象に残っています。


ーーほかにはいかがですか?

もうひとつは、ある交通死亡事故です。

事故に遭い、突如家族を失ったご遺族からのご依頼でした。
お引き受けしてから加害者側の保険会社と交渉に臨みましたが、賠償金の提示額は納得できるものではありませんでした。

亡くなった方は一家を支える大黒柱でした。
ご遺族が受けた精神的な苦痛はもちろん、逸失利益(事故がなければ将来得られたはずの利益)などを考えると、安易に歩み寄るわけにはいきませんでした。


ーー賠償金が不十分だったと。その後、どんな手を打ったんですか?

裁判でこちらの主張をぶつけ、争うことにしました。
その結果、死亡事故として適切な賠償金を手にすることができたんです。

賠償金がどんなに高額であろうと、大切な人を失った喪失感や絶望が消えるわけではありません。
それでも、せめて少しでも残された方々の無念を晴らし、安心して暮らしていけるように力を尽くそうという思いでしたね。

当然、依頼者さまは心に深い傷を負っておられました。
打ち合わせの際、故人や事故のことを思い出し、気持ちが張り裂けそうになる瞬間も。
心のケアにも十分に配慮しながら進めた事件でした。

04 弁護士としての信念

ひとつとして同じ事件はない。一人ひとりに合ったオーダーメイドの解決を
ーー先ほどの打ち合わせの際など、依頼者とのコミュニケーションで心がけていることを教えてください。

悩みを抱えた方々の精神的な負担を軽減することは、弁護士の重要な役割のひとつです。
そのために私は、一人ひとりの心情に思いをはせながら、じっくりお話を聞くことを大切にしています。

とくに、初めて弁護士に相談する方々は、緊張しながら事務所に来られます。
できるだけリラックスしてお話いただけるよう、相談室は完全個室でプライバシーもしっかり守っています。

また、私からは事件処理や費用について、丁寧にわかりやすくご説明させていただいています。
できる限り不安や疑問を解消できるようにするためです。

依頼者さまにご協力いただいているアンケートには、「安心できた」「依頼してよかった」といった感謝や評価の声をいただいているんです。


ーー先生は北海道のご出身ですし、親近感を持つ人は多くいると思います。

同時に、弁護士に最も求められているのは問題を解決する力です。
そのために客観的に事実を見極め、冷静に判断し、適切なアドバイスをしなければなりません。

一見すると似たような問題でも、依頼者さまのご要望や取るべき法的手段は異なります。
重要なのは、一人ひとりの状況に応じたオーダーメイドの解決策を探し出すことであり、私はそこにもこだわってきました。

依頼者さまが不安や悩みから解放され、すがすがしい表情で人生の再スタートを切っていただくこと。
それが私の一番の望みです。
そのために、これからも力の限りを尽くしていく覚悟です。
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