よしだ ようすけ
吉田 要介弁護士
ときわ綜合法律事務所
松戸駅
千葉県松戸市本町18-4 NBF松戸ビル5階
インタビュー | 吉田 要介弁護士 ときわ綜合法律事務所
「依頼者にもっとも有利な解決とは何か」を追求し、決して安易な妥協はしない。
常に依頼者の立場にたち、依頼者にとっての最善策に向かって突き進む吉田要介先生。東葛地域(松戸市,柏市,流山市,我孫子市,鎌ケ谷市,野田市)に密着し、依頼者のために、地域のために労を惜しまない吉田先生にお話を伺いました。
01 弁護士を志した理由
法を駆使して、権利を侵害されている人々を守りたい。
――吉田先生が弁護士を志したきっかけは何だったのでしょうか?
小さい頃から、「弁護士=弱い人を守る仕事」というイメージがあり、何となく憧れを持っていました。
具体的に意識しはじめたのは高校生の頃です。
高校では生徒会長を務めていた関係で、他校の生徒会とも交流する機会がありました。その際、自分の高校は自由だけれども、必ずしも他の高校はそうではないという現実を目の当たりにしました。
また、生徒会活動の中では「生徒vs学校」「子どもvs大人」という図式になることが間々あるのですが、「大人の論理」に触れる中で、世の中は「建前」で動いているものなのだな、と思うようになりました。
社会の中の「建前」の代表選手は、法律です。法律は、うまく使えばお金や力がなくても、相手と対等に戦うことができます。法律に精通し、法を駆使することで、法律を知らないがゆえに権利を侵害されている人を守ることができる。そういったことができるという意味で、弁護士という仕事に魅力を感じました。
実際に弁護士になって思うのですが、弁護士という仕事は、自営業みたいな立場なので、会社や組織に縛られることはありません。自分の中で独立してできる仕事、すなわち自分の信念に基づき、自分の意志を貫くことができる仕事という意味でも、弁護士になって良かったと思っています。
小さい頃から、「弁護士=弱い人を守る仕事」というイメージがあり、何となく憧れを持っていました。
具体的に意識しはじめたのは高校生の頃です。
高校では生徒会長を務めていた関係で、他校の生徒会とも交流する機会がありました。その際、自分の高校は自由だけれども、必ずしも他の高校はそうではないという現実を目の当たりにしました。
また、生徒会活動の中では「生徒vs学校」「子どもvs大人」という図式になることが間々あるのですが、「大人の論理」に触れる中で、世の中は「建前」で動いているものなのだな、と思うようになりました。
社会の中の「建前」の代表選手は、法律です。法律は、うまく使えばお金や力がなくても、相手と対等に戦うことができます。法律に精通し、法を駆使することで、法律を知らないがゆえに権利を侵害されている人を守ることができる。そういったことができるという意味で、弁護士という仕事に魅力を感じました。
実際に弁護士になって思うのですが、弁護士という仕事は、自営業みたいな立場なので、会社や組織に縛られることはありません。自分の中で独立してできる仕事、すなわち自分の信念に基づき、自分の意志を貫くことができる仕事という意味でも、弁護士になって良かったと思っています。
02 弁護士としての活動
すべては依頼者の利益のために。
――これまではどういった案件を扱っていらっしゃったのですか?
件数的には、離婚問題や交通事故を取り扱うことが多いですね。刑事事件もよく取り扱っています。
企業法務にも力を入れていますが、大企業というより、地元の商店主の方とか、地域に密着して会社を運営されているお客様と話すことが多いです。
――最も印象に残っている案件はどういったものがありますか?
とある女性のお客様から離婚問題についてのご相談を受けたときのことです。はじめは30分の無料相談でお越しになりましたが、1か月位して再び来所されました。話を聞くと、依頼する弁護士を探すために10件以上の法律事務所をまわり、私が一番信頼できるとおっしゃって再び訪ねて来られ、依頼に至りました。それは素直に嬉しかったですね。
その案件は、実は相手方に有責事項があったのですが、相手の方は素知らぬ顔をされていました。そこで、念入りに証拠を集めて然るべきタイミングで提示することで、こちらの主張を有利に展開し、結果的に慰謝料や財産分与の点でかなり有利な和解をすることができました。依頼者の方にも喜んでいただけて良かったです。
――やりがいを感じるときはどんな時でしょうか?
若い方の刑事事件を扱った際、私が裁判所に準抗告の申し立てをして、のちに釈放されたと感謝の電話をいただいたときなどは、素直に嬉しく、やりがいを感じます。刑事事件を起こしたとはいえ前途ある若い方ですから、安易な逮捕・勾留はするべきではないと考えますし、そのために弁護士としてできるだけのことはしたいと。
状況的にはなかなか厳しかったけれども結果として執行猶予がついた、などという時も、全力を尽くしたことが報われた気持ちになります。
そのほか、たとえば一般的な交通事故案件について、こちらとしては一件一件、最善の解決に向けて出来る限りの努力をすることは当たり前だと思っているのですが、こちらの予想以上に依頼者の方がすごく喜んで感謝して下さった時などは、少しでもお役にたてて良かったなと嬉しくなります。
――少しお仕事の話から離れますが、休日はどんなふうに過ごされていますか?
休日と言っても、たいてい仕事ばかりしています(笑)
お休みの日、というわけではないですが、事務所における業務時間外という意味では、所属する弁護士会の会合等に出席することが多いです。東葛地域を管轄する千葉県弁護士会松戸支部には弁護士が大体150人位いますが、そのなかの結構な数の先生とお会いしたことがあります。千葉県弁護士会松戸支部の刑事弁護センターや広報委員会の委員長などを務めていた関係で、近隣の弁護士業界の中では顔は広い方かなと。
先生方との交流から新たな知見を得ることも多く、何だかんだ言って仕事にも活きていると思います。仕事の話ばっかりになっちゃいましたね(笑)
件数的には、離婚問題や交通事故を取り扱うことが多いですね。刑事事件もよく取り扱っています。
企業法務にも力を入れていますが、大企業というより、地元の商店主の方とか、地域に密着して会社を運営されているお客様と話すことが多いです。
――最も印象に残っている案件はどういったものがありますか?
とある女性のお客様から離婚問題についてのご相談を受けたときのことです。はじめは30分の無料相談でお越しになりましたが、1か月位して再び来所されました。話を聞くと、依頼する弁護士を探すために10件以上の法律事務所をまわり、私が一番信頼できるとおっしゃって再び訪ねて来られ、依頼に至りました。それは素直に嬉しかったですね。
その案件は、実は相手方に有責事項があったのですが、相手の方は素知らぬ顔をされていました。そこで、念入りに証拠を集めて然るべきタイミングで提示することで、こちらの主張を有利に展開し、結果的に慰謝料や財産分与の点でかなり有利な和解をすることができました。依頼者の方にも喜んでいただけて良かったです。
――やりがいを感じるときはどんな時でしょうか?
若い方の刑事事件を扱った際、私が裁判所に準抗告の申し立てをして、のちに釈放されたと感謝の電話をいただいたときなどは、素直に嬉しく、やりがいを感じます。刑事事件を起こしたとはいえ前途ある若い方ですから、安易な逮捕・勾留はするべきではないと考えますし、そのために弁護士としてできるだけのことはしたいと。
状況的にはなかなか厳しかったけれども結果として執行猶予がついた、などという時も、全力を尽くしたことが報われた気持ちになります。
そのほか、たとえば一般的な交通事故案件について、こちらとしては一件一件、最善の解決に向けて出来る限りの努力をすることは当たり前だと思っているのですが、こちらの予想以上に依頼者の方がすごく喜んで感謝して下さった時などは、少しでもお役にたてて良かったなと嬉しくなります。
――少しお仕事の話から離れますが、休日はどんなふうに過ごされていますか?
休日と言っても、たいてい仕事ばかりしています(笑)
お休みの日、というわけではないですが、事務所における業務時間外という意味では、所属する弁護士会の会合等に出席することが多いです。東葛地域を管轄する千葉県弁護士会松戸支部には弁護士が大体150人位いますが、そのなかの結構な数の先生とお会いしたことがあります。千葉県弁護士会松戸支部の刑事弁護センターや広報委員会の委員長などを務めていた関係で、近隣の弁護士業界の中では顔は広い方かなと。
先生方との交流から新たな知見を得ることも多く、何だかんだ言って仕事にも活きていると思います。仕事の話ばっかりになっちゃいましたね(笑)
03 目指す方向性
徹底してやる。安易に妥協しない。
―― 吉田先生が弁護士というお仕事をしていく上で、信条などあれば教えて下さい。
「徹底してやる」ですね。安易に妥協しない。
例えば、以前あった債務整理で過払金が発生していた案件では、相手の業者が100万円以上の値切り交渉をしてきたのですが、あまりに道理が通らない内容で,裁判を避けて,楽に早期に解決したい弁護士でもない限り受け入れるのはおかしな事案だったので、依頼者の意向を確認の上、速やかに裁判に踏み切りました。法廷においてもこちら側の論理を正々堂々と述べたところ、相手の業者もほぼこちらの主張を認め、解決の時期はほぼ変わらず,金額は値切られることない内容の和解が成立しました。
毅然として対応する、というのは、金額の多少には関係ありません。依頼者の意向であれば、たとえ少額であっても強制執行をかけるとか、裁判に持ち込むとか。
依頼者のニーズは解決の方針を決めるものであり、極めて重要です。例えば交通事故の場合、損害賠償額は常に100%取れるということではなく、大体50から100の間のどこかで決着することが最近では多くなっています。そういった状況を踏まえて、依頼者がそれでも100%にこだわって裁判を起こすのか、あるいは金額面で多少の妥協を許しつつ示談に持ち込み早期解決、という形で時間的メリットを取るのか、どちらを選ぶかは依頼者の意向によります。いずれの場合でも考えられるリスクはきちんと説明し、その上で方針を決めるということは必ずやっています。
――ご自身の弁護士としての強みはどこだと思いますか?
お話したことの繰り返しになりますが、「依頼者本位の視点に立ち、徹底してやる」ですね。依頼を受けたからには、実現したい目的に向かって徹底して取り組み、妥協はしない。一方で、「これは弁護士を介さない方がむしろ依頼者にとって経済的合理性がある」と考えられる場合は、その点をしっかり説明した上で本当に依頼したいかどうか、依頼者に選択してもらっています。
例えば、これは離婚問題の場合によくお話するのですが、「離婚調停」の場合、調停自体は話し合いですから自分がOKしなければ絶対成立しないですし、逆に相手に関しても同じことが言えます。だから、自分をしっかり持っている人であれば弁護士がいらないというケースもあるんです。特に、うちの事務所は初回相談が30分無料ですから、30分無料で相談して、それで済むのであればそれが一番安上がりだとも言います。ただ、調停でも弁護士がいた方がいい場合があって、それは相手方に弁護士がついた場合や調停委員が自分の話を聞いてくれず、「言いくるめられちゃうのでは」と思うのだったら、弁護士を頼んだ方がいいですね。ちなみに、私の場合は,調停から依頼されても裁判から依頼されても弁護士費用はほぼ同じにしてありますので、調停では解決できずに裁判になりそうであれば,調停段階から弁護士に依頼するのもありかと。そういうことも含めてしっかり説明した上で、依頼者に意志を確認しています。
――今後積極的に取り組んでいきたいことはありますか?
「徹底してやる」ということを、これからも貫いていきたいです。
弁護士になろうと思ったときの志、「権利を侵害されている人を守りたい」「権力に屈しない」という思いを貫き通して、万事妥協せずにこれからも弁護士としてやって行きたいなと。
「在野精神」も引き続き大切にしていきたいです。
松戸に根差した弁護士として、離婚相談や交通事故をはじめとする各種案件について個人の方からのご相談をお受けすると共に、企業法務や不動産案件を通しても地域に貢献していきたいと考えています。地元に根差した企業様、またこの地域の地主さんや大家さんといった方々の支援をすることで、この地域の活性化に向けた更なる後押しができればいいなと考えています。
「徹底してやる」ですね。安易に妥協しない。
例えば、以前あった債務整理で過払金が発生していた案件では、相手の業者が100万円以上の値切り交渉をしてきたのですが、あまりに道理が通らない内容で,裁判を避けて,楽に早期に解決したい弁護士でもない限り受け入れるのはおかしな事案だったので、依頼者の意向を確認の上、速やかに裁判に踏み切りました。法廷においてもこちら側の論理を正々堂々と述べたところ、相手の業者もほぼこちらの主張を認め、解決の時期はほぼ変わらず,金額は値切られることない内容の和解が成立しました。
毅然として対応する、というのは、金額の多少には関係ありません。依頼者の意向であれば、たとえ少額であっても強制執行をかけるとか、裁判に持ち込むとか。
依頼者のニーズは解決の方針を決めるものであり、極めて重要です。例えば交通事故の場合、損害賠償額は常に100%取れるということではなく、大体50から100の間のどこかで決着することが最近では多くなっています。そういった状況を踏まえて、依頼者がそれでも100%にこだわって裁判を起こすのか、あるいは金額面で多少の妥協を許しつつ示談に持ち込み早期解決、という形で時間的メリットを取るのか、どちらを選ぶかは依頼者の意向によります。いずれの場合でも考えられるリスクはきちんと説明し、その上で方針を決めるということは必ずやっています。
――ご自身の弁護士としての強みはどこだと思いますか?
お話したことの繰り返しになりますが、「依頼者本位の視点に立ち、徹底してやる」ですね。依頼を受けたからには、実現したい目的に向かって徹底して取り組み、妥協はしない。一方で、「これは弁護士を介さない方がむしろ依頼者にとって経済的合理性がある」と考えられる場合は、その点をしっかり説明した上で本当に依頼したいかどうか、依頼者に選択してもらっています。
例えば、これは離婚問題の場合によくお話するのですが、「離婚調停」の場合、調停自体は話し合いですから自分がOKしなければ絶対成立しないですし、逆に相手に関しても同じことが言えます。だから、自分をしっかり持っている人であれば弁護士がいらないというケースもあるんです。特に、うちの事務所は初回相談が30分無料ですから、30分無料で相談して、それで済むのであればそれが一番安上がりだとも言います。ただ、調停でも弁護士がいた方がいい場合があって、それは相手方に弁護士がついた場合や調停委員が自分の話を聞いてくれず、「言いくるめられちゃうのでは」と思うのだったら、弁護士を頼んだ方がいいですね。ちなみに、私の場合は,調停から依頼されても裁判から依頼されても弁護士費用はほぼ同じにしてありますので、調停では解決できずに裁判になりそうであれば,調停段階から弁護士に依頼するのもありかと。そういうことも含めてしっかり説明した上で、依頼者に意志を確認しています。
――今後積極的に取り組んでいきたいことはありますか?
「徹底してやる」ということを、これからも貫いていきたいです。
弁護士になろうと思ったときの志、「権利を侵害されている人を守りたい」「権力に屈しない」という思いを貫き通して、万事妥協せずにこれからも弁護士としてやって行きたいなと。
「在野精神」も引き続き大切にしていきたいです。
松戸に根差した弁護士として、離婚相談や交通事故をはじめとする各種案件について個人の方からのご相談をお受けすると共に、企業法務や不動産案件を通しても地域に貢献していきたいと考えています。地元に根差した企業様、またこの地域の地主さんや大家さんといった方々の支援をすることで、この地域の活性化に向けた更なる後押しができればいいなと考えています。