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まつだ とおる
松田 啓弁護士
松田啓法律事務所
神保町駅
東京都千代田区神田小川町3-7-3 文栄小川町ビル4階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

夜間休日は事前予約の上相談可能です。

インタビュー | 松田 啓弁護士 松田啓法律事務所

依頼者の思いを“通訳”し、社会に届ける。キャリア30年超、無罪判決も勝ち取った代表弁護士の信念

30年を超えるキャリアを持ち、数々の難題を解決してきた松田啓法律事務所の代表・松田 啓(まつだ とおる)弁護士。
数少ない無罪判決を勝ち取った実績があるほか、約10年かけて障がい者施設の開園に奔走するなど、依頼者のために力を尽くしてきました。
長年の経験に裏打ちされた事件解決のノウハウ、引き出しの多さ。
そして、依頼者の思いや言葉を“通訳”し、社会に届ける頼もしい姿に迫ります。

01 キャリア・活動歴

島根の寺で育ち、東京で事務所を開設。依頼者と歩んだ30年超の足跡

ーー弁護士登録は1992年です。なぜ弁護士を志したのか、当時の心境をお聞きできますか?

私は、島根県にあるお寺の息子として育ちましてね。
将来は寺を継ぐか、弁護士になるか。
その二択を迫られるなか、「自分の力を試したい」と司法試験に挑戦することにしたんです。
それで大学進学を機に上京し、そのまま東京で30年以上、弁護士として活動してきました(2025年7月現在)。

これだけ長く続けているのは、この仕事に大きなやりがいを感じているからです。
毎日ミステリー小説を読んでいるようで好奇心が尽きず、何より困っている方々のお役に立てることがうれしいんです。


ーー現在は自ら事務所を経営されていますが、それまでの歩みや活動歴を教えてください。

一般民事などを幅広く扱う事務所に約10年勤め、その後独立して現事務所を開設しました。
一貫して民事や家事事件、中小や個人経営の企業法務など、ジャンルを問わず幅広い事件に携わってきました。
刑事事件の経験も豊富にあり、かつて無罪判決を勝ち取ったこともあります。

現在も、債務整理や交通事故、離婚・男女トラブル、遺産相続、労働問題、債権回収、不動産、消費者被害、企業法務など、さまざまなご相談をお受けしています。

守備範囲の広さとともに、長年の蓄積からくる事件解決のノウハウや引き出しの多さ、それが私の大きな強みといえるはずです。

02 過去の担当事件

障がい者支援施設の開園準備に奔走。「真珠宮ビル事件」で無罪判決も

ーー先ほどの通常業務に加え、弁護士会活動などにも熱心に取り組んでいらっしゃるそうですね。

弁護士会では法律相談センター運営委員会の委員や、「ADR」(裁判外紛争解決手続)での当事者間の話し合いをサポートする仲裁人などを務めています。
また、母校の中央大学法学部での講義も10年以上続けており、弁護士になった教え子もいるんです。

それと、ある社会福祉法人の設立にご協力した縁から、長く理事も任せていただいています。


ーー社会福祉法人の設立には、具体的にどう関わられたんですか?

知的障がい者の入所施設の新設に向け、土地探しから周辺住民への説明、補助金や設立の申請などまで、法的な手続き全般をお手伝いしました。

きっかけは、障がいを抱えるお子さんをお持ちだった方からのご相談でした。
お子さんをはじめ障がい者たちが「親なきあと」も安心して過ごせる施設をつくりたいと、そう熱い思いを口にされたんです。

開設までの道のりは苦難の連続でしたが、準備を始めてから約10年後の2004年、東京・江戸川区に「一之江あゆみの園」を開園することができました。


ーー長く伴走されてきたんですね。開園したときは、感慨深いものがありましたか?

そうですね、その後初代理事長となった依頼者さまはもちろん、入所者のご家族にもとても喜んでいただけました。

お子さんの将来を不安視していた親御さんが、しみじみと「これで安心できる」と口にされたことを今でも鮮明に覚えています。
その言葉に、思わず涙がこぼれそうになりました。

開園から20年以上経った今も、多くの利用者やスタッフに支えられ、運営を続けています。
私も引き続き、理事として陰ながらバックアップさせていただいています。


ーーまた、無罪判決を勝ち取ったこともあるとおっしゃっていました。どんな事件だったんですか?

東京・新宿駅近くにある雑居ビルの所有権をめぐり、ビルの所有者と暴力団とのトラブルが不動産の不正登記や殺人事件に発展した「真珠宮ビル事件」です。

私は、その虚偽登記について暴力団組長らとともに逮捕・起訴された不動産会社社長の代理人を務めたんです。
検察による捜査の問題点などを追及するなどした結果、一審で無罪判決が言い渡され、検察は控訴せずそのまま確定した事件でした。

03 弁護士としての強み

盗まれた手形を取り戻した裁判。勝利を決定づけた渾身の証人尋問

ーー刑事事件をはじめ、これまで裁判の場数も踏んできたんでしょうか?

刑事、民事を問わず、数え切れないほど何度も法廷に立ってきました。
証拠を探し出し、事件の真相を突き止める。
それはこの仕事の醍醐味のひとつであり、弁護士の腕の見せどころでもあります。

たとえば、証人尋問です。
その戦略や駆け引き次第で、流れを一気に引き寄せたり、形勢を逆転させたりと、判決を大きく左右するケースがよくあるんです。


ーー実際、先生も証人尋問によって事態を打開してきたと。

以前あったのは、企業間の取引で用いられる手形(現金化できる証書)が盗まれた事件をめぐる裁判でのことです。

証人尋問の際は、おおまかなやりとりや内容をあらかじめ裁判所に書面で提出する必要があります。
相手方のその書面を読むと、明らかにおかしかったんですよ。
どう考えても手形を盗まれた日ははっきりしているのに、それが一致せず、証言の内容が矛盾していたんです。

ただ私は、証人尋問当日までそれをあえて指摘せず、黙っていました。
事前に指摘するよりも、その矛盾を裁判官の前でつまびらかにしたほうが効果的だと考えたからです。


ーー泳がせておいて、最後に一撃でしとめる。そんなイメージでしょうか?

まさにそうですね、そして後日迎えた証人尋問。
一通りの尋問を終えた後、最後に「それはおかしいですよね」と渾身の一撃を加えました。
すると裁判官も呼応するように補充質問したうえで、「あなたの証言はまったく信用できない」と言い切ったんです。

その瞬間、私たちは勝利を確信しました。
一気に有利な流れに持ち込み、無事に手形を返してもらうことで決着したんです。
これまで場数を踏んできた経験があってこその、ベストな状況判断だったと自負しています。

04 悩んでいる人たちへ

不安、苦悩、葛藤。胸につかえた思いを“通訳”し、社会に届ける

ーー話は変わりますが、ご趣味などがあれば教えていただけますか?

趣味は、美術館や博物館めぐりです。
とくによく通っているのが東京国立近代美術館で、年間パスポートも持っているんです。

近代美術館はガイドツアーをやっていて、これがおもしろいんですよ。
単にガイドが作品について説明するのではなく、参加者が鑑賞しながら感想を披露し合うんです。
人によってこんなにも見方やとらえ方が違うのかと、とても勉強になるんです。
事件をどの視点や角度から見つめ、真実を解明するか。
弁護士の仕事にも、どこか重なる部分があるんですよね。


ーー先生はやわらかく、穏やかな語り口も印象的です。依頼者とも普段、同じように接していらっしゃるんですか?

依頼者さまとはコミュニケーションや対話を重ね、事件の方針などについても丁寧にご説明を尽くすことを大切にしています。
そこに親近感を抱いてくださっていたらうれしいですね。

私たち弁護士の仕事は、依頼者さまの思いや意図、言葉を、相手や裁判所に伝わるように“通訳”する仕事だと思っています。
誰にもいえない不安や悩み、行き場のない怒りや葛藤。
どれも私が全身で受け止めますので、ぜひ安心してご相談いただきたいですね。
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