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ささくら けい
佐々倉 慧弁護士
Lino法律事務所
大分県大分市寿町11-2 第3大成203号
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

初回相談無料は、婚(不貞も含む)・相続・借金・交通事故のご相談のみが適用となります。平日夜間・休日のご相談は事前予約が必要です。

インタビュー | 佐々倉 慧弁護士 Lino法律事務所

「自分軸の人生を謳歌してほしい」。相続問題と過去最高を記録した熟年離婚に力を入れる大分の弁護士、新たな人生を後押し

大手事務所の支店長などを務め、大分市内で独立したLino法律事務所の佐々倉 慧(ささくら けい)弁護士。
今、最も力を注いでいる分野のひとつが熟年離婚と相続です。
宅地建物取引士(宅建士)の試験にも合格しており、不動産が絡むこれらの法律問題にも詳しいようです。
「近所の頼れるお兄ちゃん」のように依頼者から慕われる理由、思い入れの深い大分で踏み出した新たなキャリアに迫ります。

01 これまでのキャリア

大手事務所の支店長などを経て開業

ーー開業されるまでは、どんな事務所にいらっしゃったんですか?

これまでに3つの法律事務所に勤め、離婚・不貞慰謝料、相続、借金問題、交通事故といった一般民事案件、中小の企業法務など様々な案件を幅広く担当させていただきました。
直近では、大手事務所に勤め、大分支店の支店長を任されていました。


ーーその流れで、大分に事務所を開設されたと。

はい。
配属をきっかけに大分に住み始め、そのままこの地で開業を決めました。
私自身生まれも育ちも福岡ですが、元々大分とは深いご縁があったんです。
実は、祖父が大分出身なので、小さい頃から度々大分には足を運んでいましたし、私が弁護士を目指す一番のきっかけとなった俳優の竹内力さんも大分の出身なんです。ほかにも義理の兄が大分など本当に深いご縁を感じています。
実際に住んでみても、人は親切ですし、ご飯は美味しいし、温泉もたくさんあるし、子育てのサービスも充実しているしと、まさにいいこと尽くめです。

私の特技は、料理です。
家族に人気なのは、広島風お好み焼きやナポリタン、八宝菜あたりですね。

趣味は、野球と神社巡りです。
野球は昔から好きで、今は弁護士会の野球部に入り、練習や試合に励んでいます。
神社はその土地の文化を知るヒントが隠されているので、そういう目線で探索すると楽しいですよ。自然豊かな場所にありますし、自分を省みる良い機会にもなりますね。大分だと柞原八幡宮がおすすめです。

02 注力分野と強み

過去最高を記録した熟年離婚。女性を中心に、新たな人生の一歩を後押し

ーー現在、主にどんな相談を受けていらっしゃるんですか?

離婚と相続を中心に扱っています。

離婚については、特に40代以上の熟年離婚に力を入れている状況です。

厚生労働省の2022年の人口動態統計によると、全体の離婚件数のうち同居期間が20年以上だった熟年離婚の割合が23.5%に上り、過去最高になったことがわかりました。
子どもが独立した後、夫婦だけで過ごす時間が長くなり、改めて性格の不一致を感じ、一緒に過ごすことに耐えられなくなったというのが一番の原因だと思われます。
また、40代の男性による浮気が最も多いというデータもあり、多くの女性が夫婦関係を見直すべきタイミングに差し掛かるのもちょうどこの頃です。

そもそも、夫婦といっても育った畑が違うんですから、合う・合わないがあるのは当然です。どうしても我慢できないなら無理に合わせる必要はないのではないでしょうか。
『たった一度の人生、面白おかしく生きていきたい』というのが私の人生のモットーですので、第2の人生を歩みたいという方を全力でサポートをしていきたいと思っております。


ーー夫婦関係をリセットし、新しい人生を歩みたいと。

はい。
一方で、女性には経済的な問題が横たわるケースが少なくありません。
長年、専業主婦やパートタイマーだった場合など生活費を旦那さまに頼っているケースが多いからです。
そのため、離婚後の生活を不安視される方が多くいらっしゃいます。
でも、そんなときこそ、ぜひ私を頼っていただきたいんです。


ーー弁護士を頼ると、どんなことが期待できますか?

まず、基本的な手続きはすべて弁護士に任せることができるので、肉体的・精神的な負担を減らせるというメリットがあります。
裁判所での調停は平日に開かれますので、自分でやろうとすると仕事を休まないといけなくなりますし、書面を作成したりするのは大きな負担だと思います。
また、揉めに揉めてしまった配偶者と顔を合わせ、折り合いをつけていくのは非常に大きなストレスだと思います。
当事者同士だと話が中々進まないことが多いので、円滑な解決を目指していきたいのであれば、弁護士に依頼されることをオススメします。

次に、離婚をする離婚をする際は夫婦で形成した財産を分け合うよう求めることができるのですが(この制度は「財産分与」とよばれています。)、弁護士に依頼すれば、比較的に有利な条件で離婚をまとめられる可能性が高くなります。
分与の対象となる財産には、不動産、預金、車、退職金、金融商品等のあらゆる資産が含まれますが、適切に権利主張をしていかなければ不利な条件でまとめられるおそれがあります。
また、婚姻中の年金保険料の支払実績をわけ合う年金分割という制度もあります。
適切に条件をまとめられれば、離婚しても少なくない財産を得られる可能性があるので、弁護士に依頼されることをオススメします。


ーー弁護士に依頼することで色々なことが期待できるのですね。

はい。
弁護士への依頼は敷居が高いと言われていますが、まずは相談だけでもされてみることをオススメします。
弁護士による見通しを聞くだけでも、課題が明確になり、次のステップに進みやすくなると思います。

当事務所でも初回無料相談を実施しています。無理な押し売りをすることもありませんので、安心してご活用ください。


ーー相続にも力を入れているとおっしゃっていましたね。

遺言書の作成、遺産分割、遺留分、相続放棄など、相続にまつわるご相談を幅広くお受けしています。

私の強みは、宅建士の試験に合格していることと、他士業連体ができることです。
相続は不動産の処分で揉めるケースが多く、そんなときは不動産業者と連携し、納得のいく解決ができるよう手厚くサポートさせていただいています。
また、相続税の問題も絡んできますので、税理士等と連体しながら、ベストな解決を目指していきます。

それと、早期かつ円滑な相続の実現を念頭に業務に取り組んでいます。
相続トラブルは一番近しい家族との争いです。トラブルが長引いてしまうほど、解決後の遺恨も大きくなってしまいますので、相談者さまのお気持ちを尊重しつつも、できるだけ早期かつ円満に解決できる方法を模索いたします。

今後は、終活に関するセミナーにも力を入れ、より専門性を高めていこうと思っています。

03 過去の解決事例

実刑不可避の薬物事件で求刑を半減。そのとき、家族が取った行動は…

ーー離婚や相続に限らず、過去に担当した事件で印象深いものがあれば教えてください。

とある薬物事件は、私にとって忘れられない案件のひとつです。

これは、国が弁護人を選任するいわゆる国選事件でお受けした案件でした。
国選事件の場合、報酬は、国が運営する法テラス(日本司法支援センター)から一定額が支払われる仕組みになっていて、それを超えて費用をいただくことは絶対に許されません。
被告人のご家族にもそのことは重々説明していたのですが、いざ裁判が終わってみると、多額の報酬を私に支払おうとしてくださったんです。
もちろん、ダメなものはダメですので丁重にお断りしましたが、そのお気持ちが本当に嬉しく、胸が熱くなったことを覚えています。


ーーご家族はなぜそんなことをしたんでしょうか?

私の事件に取り組む姿勢に、感謝してくださったんだと思いますね。

そもそもこの事件は、依頼者さまが薬物剤使用の罪で逮捕されたところからスタートしました。
同種の前科があり、実刑は避けられない状況でしたが、ご本人やご家族の熱意を感じたため、私もその思いに応えたい一心で懸命に取り組みました。その結果、やはり実刑は避けられなかったものの、刑期を検察側の求刑から半分に短縮することができました。
過去の類似例と比べると、非常に大きな成果だったと自負しています。


ーーそれにご家族は感謝し、喜んでくれたんですね。

結果というよりも、あの手この手を駆使しようという必死さがご家族の心に響いたのではないかと思います。
ご本人からも、出所後にお手紙をいただき、更生に向けた熱い思いが綴られていました。あの時は、本当に嬉しかったですね。

04 弁護士としての信念

結果だけではなく、解決プロセスにもこだわる。『難を転じる』弁護士に。

ーー解決プロセスにもこだわる理由は、何かあるのでしょうか?

私の信念として、お客様に真の意味でご満足いただけるには、結果だけではなく、そのプロセスも同じくらい重要だと考えています。実は、そう思うようになったきっかけがありました。
弁護士になってすぐの頃、ある損害賠償請求事件の依頼を受けました。厳しい見通しの中、なんとかしたい一心で取り組みましたが、最終的に思うような結果を得ることはできませんでした。
ご依頼様に結果をご報告する際、きっと残念がられるだろうなと思っていましたが、意外にも朗らかな表情をされていて、逆に感謝のお言葉をいただきました。
どうしても気になりその理由を尋ねたところ、「厳しい見通しの中、先生があれだけ一生懸命頑張ってくれたんだから、もう思い残すことはありません。自分の中で一つ区切りがついたので、次のステップに進めます。」と仰っていました。
この経験を通じ、結果が重要なのはいうまでもないものの、結果が全てではないんだなということが腑に落ちて理解できました。
それからというもの、迅速な対応は勿論のこと、安心して案件処理をお任せいただけるよう、逐一状況をご報告し、二人三脚で対応策を検討していくことを更に徹底するようになりました。
ほかの弁護士と比べても、そこにはかなり力を入れている自負があります。


ーーそれはありがたいですね。依頼者は安心すると思います。

もうひとつ、依頼者さまからご評価いただいていることがあります。
それは、親しみやすさ、話しやすさです。

私は、決してエリート街道を歩んできたわけではありません。
親が学校に呼び出されたり、警察に補導されることもありました。でも、だからこそ、人の葛藤や痛みが理解できる部分があると思うんです。そうした経験が自分の強みである親しみやすさや話しやすさに繋がっている気がしています。
実際、弁護士への相談が初めてで緊張されている方でも、すぐに打ち解けてしまうことが多いですね。

また、傾聴力やリラックスできる雰囲気作りにも定評があります。
私は、弁護士になったと同時期に、コーチングと呼ばれる民間資格を取得し、携わってきました。
コーチングでは、相手の話にじっくり耳を傾け、質問を発し、本人の心の奥底にある答えを導き出してもらう作業を行います。
そのため、傾聴力やリラックスできる雰囲気作りが非常に重要となり、コーチングを通じて、そうした素養が自然と身に付いていきました。

これは依頼者さまとのやり取りにはもちろん、争う相手方と折り合いをつけるようなときにも役立っていますね。

性格がもともと温厚なところもありますし、近所のお兄ちゃんを頼るような感覚で気軽にご相談いただくことが多いですね。


ーー「近所のお兄ちゃん」ですか。いいですね。

最後に、私が弁護士として一番大切にしている信念についてお話します。
それは、依頼者さまの『難を転じる』ということです。

法的トラブルに見舞われると、最初は、「どうして自分だけこんな目に合わないといけないんだ」と落胆されることでしょう。
でも、法的トラブルが発生したということは、〝今の生き方間違っているよ〟というサインの現れかもしれません。
いずれにせよ、嘆いても悔やんでも過去に戻ることはできないのですから、起きたことは起きたこととして受け入れ、いかにその先の人生に活かしていくかが一番大切なことだと思います。

私が行うのは法的なサポートがメインになるので、あくまでも結果で最大限の功績を残すことが問われる立場にあります。
ですが、たとえ結果が伴わなかったとしても、法的トラブルの解決を通じて、依頼者さまが『難を転じる』ことができれば、それが私にとって一番の喜びであります。

これからもこの信念を念頭に業務に励みたいと思います。

法的トラブルで悩まされる方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
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