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ご あきひろ
呉 明浩弁護士
一道法律事務所
北浜駅
大阪府大阪市中央区平野町1-8-13 平野町八千代ビル4階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可

インタビュー | 呉 明浩弁護士 一道法律事務所

離婚事件に強みのある弁護士。「納得できる適正な解決」へ向けて一本の道に光を照らす

大阪府大阪市にある一道法律事務所の共同代表を務める呉 明浩(ご あきひろ)弁護士。
大学で法律を勉強するなかで、法律の面白さに気付いて弁護士を目指しました。

刑法において「家族間の窃盗は免除される」「犯人をかくまった者が家族の場合は犯人隠避は免除され得る」という点に興味がわいたといいます。

弁護士になってからは一般民事に力を入れ、公害対策委員会にも所属する呉先生。
解決事例として伺った離婚事件では、先生の冷静かつ着実なスタンスが垣間見えました。

01 弁護士になったきっかけ

法律に対して感じた人間味。それが弁護士を目指すきっかけに

――弁護士になろうと思ったきっかけを教えてください。

大学の法学部での勉強がきっかけです。

はじめはあまり熱心に勉強していませんでした。
しかし、それではダメだと自分で思い、2年生になってからはきちんと授業を受けるようになりました。

いざ勉強してみると面白く感じることが多く、法律に興味がわいたのです。
それが弁護士を目指したきっかけです。


――法律のどのような点に興味がわいたのですか?

たとえば、窃盗が犯罪行為であることは多くの人が知るところだと思います。
しかし、刑法には「一定の親族との間で罪を犯した者は、その刑を免除する」という特例があります。

それまで法律に対するイメージは「無味乾燥、非人間的」でしたが、このことを知って法律にも人間味があるのだと思いました。

ほかにも、犯罪を犯した家族を匿っても刑を免除するという言葉もあり、そういった部分から法律に興味がわきましたね。

02 弁護士としてのキャリア

広く一般民事を経験。同期とともに経営する一道法律事務所

――弁護士になってから携わってきた事件を教えてください。

今の事務所は同期の弁護士3人で共同経営していますが、以前は別の事務所に勤務していました。
そのころから継続して携わっているのが一般民事です。

具体的には遺産相続、離婚、交通事故、債権回収、それに債務整理。
あとは、中小企業向けの企業法務や刑事事件も扱っています。

現在力を入れているのは、遺産相続や離婚ですね。


――「一道法律事務所」の名前の由来を教えてください。

設立の経緯を簡単に話しますと、もともと弊所の共同代表である岩本が独立して弁護士事務所を経営していました。
そこに共同経営者として私が加わり、さらに後からもう一人の弁護士が加わりました。

三人そろうと事務所が手狭になったため事務所を移転し、同じタイミングで事務所名を変えたのです。

事務所名には「解決へのひとつの道を示す」という意味が込められています。
ほかの案もありましたが、意味や響きに三人が共感したためこの名前にしました。

03 強みを活かした解決事例①

別れたくない旦那さまと別れたい依頼者さま。大切なのは納得

――印象に残っている解決事例を教えてください。

女性の依頼者さまからご相談いただいた離婚の事例を紹介します。
結婚から10年経っていましたが夫婦仲がよくなく離婚したいとのことでした。

しかし、旦那さまは離婚に応じてくれず、私のところに相談に来られました。


――旦那さまはなぜ離婚を拒否したのですか?

特に別れる理由がなかったのでしょう。
あるいは旦那さまは世間体を気にしていたこともあると思います。

いずれにしても不貞など民法で認められている離婚事由に該当しない理由だったため、旦那さまからすると離婚したくなかったのです。


――でも、依頼者さまは離婚したい、と。どのように解決したのですか?

離婚事件においては、いかに相手に納得してもらうかが大切です。
相手との交渉の中で離婚に対して不安に思っていることをお聞きし、その点について依頼者さまと相談しながら対策を練ります。

また、旦那さまにとって離婚するメリットを提示することも大切です。
最終的には離婚調停にて旦那さまにご納得いただいて、無事に離婚できました。

この事例では依頼者さまが女性でしたが、仮に依頼者さまが男性でも基本的なアプローチは同じです。


――今回は相手方が先生と同性でした。自分に置き換えて考えることはありましたか?

子どもが関係する離婚なら別ですが、基本的に自分に置き換えて考えることはあまりありません。
私のこれまでの経験から言わせていただくと、片方が「離婚したい」と言い出した後、うまく元の婚姻関係に戻ったことはあまりありませんでした。

そのため、離婚の事案を解決するには覚悟を決めて臨んでいただくしかないと思っています。

とはいえ、依頼者さまのお話を最後までしっかりお聞きすることは大切です。
できるだけ依頼者さまに納得していただけるようにしています。

04 強みを活かした解決事例②

養育費の話のなかで発覚した不貞問題。最終的に勝訴的和解へ

――ほかの解決事例も知りたいです。

もうひとつも女性からご依頼いただいた離婚の事例です。
離婚そのものは調停で成立しましたが、元旦那さまが不貞の事実を認めませんでした。

離婚すること、そして養育費の金額までは決まっていたそうです。
しかし、離婚しても元旦那さまが養育費を支払わなかったのです。

お話の中で「元旦那の不貞を追求しているけど相手が認めない」という事実が発覚したため、損害賠償請求を起こしました。


――最終的にはどのような判決になったのですか?

依頼者さまの主張が認められ、不貞があったことを想定した慰謝料を受け取れました。
もし、不貞行為が認められなければもっと低い金額になっていたと思います。


――相手が不貞を認めるようにするため、呉先生はどのようにアプローチされるのですか?

依頼者さまがもともと探偵に調査を依頼して不貞の証拠を掴んでいる場合があります。
そうでなければ、私が過去のメールやLINEのやりとりなどを見て、不貞の証拠を探すこともありますね。

また、離婚を希望しながらもまだ同居している場合は、証拠を残す方法をアドバイスすることも。
そうやって、できるだけ依頼者さまに納得していただく形でアプローチしています。

05 弁護士として心がけること

目指すのは「納得できる適正な解決」。まずお気軽にご相談を

――弁護士として大切にしていることを何でしょうか?

依頼者さまには「納得できる適正な解決」を提供できるよう心がけています。

依頼者さまにしてみれば、ご自身で望む形での解決が一番です。
しかし、法的に難しい場合や弁護士としてよりよい解決方法が別にある場合もあります。

その場合、依頼者さまの希望と異なるかもしれませんが、より納得できる解決方法を提案することもあります。
もちろん、依頼者さまの希望が弁護士としての見解と一致する場合にはそのまま進めて問題ありません。


――今後、目指していきたい弁護士像を教えてください。

これまでどおり、ひとつひとつの事件に対して丁寧に向き合っていきます。
そのなかで、先ほどのとおり「納得できる適正な解決」にこだわっていきます。


――法律で困っている方に呉先生からメッセージをお願いします。

弁護士に相談するのは、早ければ早いほうがその後の対応を取りやすくなります。
初回無料相談もやっていますのでお気軽にご連絡ください。

とはいえ「こんなこと弁護士の先生に相談してよいのだろうか?」と心配になる方もいると思います。
そういった部分の判断も弁護士の仕事だと思っています。

まずはお気軽にご相談していただくことが「納得できる適切な解決」の第一歩です。
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