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こばやし まさゆき
小林 正幸弁護士
弁護士法人あんぎゃ法律事務所 明石オフィス
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インタビュー | 小林 正幸弁護士 弁護士法人あんぎゃ法律事務所 明石オフィス

大事故に遭った経験から弁護士へ。当事者の気持ちに寄り添い、交通事故や離婚問題を解決へ導く

高校生の時に大きな交通事故に遭い、最高裁まで争ったことをきっかけに、弁護士を志したという小林正幸先生。
そうした経験上、ある日突然思いもよらない悩みや苦しみを背負ってしまった人の気持ちが分かるといいます。
交通事故はもちろん、離婚や債務整理など、さまざまな悩みごとに耳を傾けてくれます。

01 弁護士を志したきっかけ

自身が大事故の被害者に。弁護士のあきらめない姿勢に背中を押され弁護士に


――弁護士を志したきっかけは、何ですか?

自身が経験した、ある出来事がきっかけでした。
私が17歳のとき、交通事故に遭いました。
自転車に乗って狭い道幅の国道を走っていて、並走していたトラックが無理な追い越しをしたため、タイヤに巻き込まれてしまいました。
右足の下半分の皮膚や組織がえぐられるような大けがでした。
1年ほど入院して治療したのですが、症状固定まで2年くらいかかりました。
高校も1年留年して治療にあたりましたが、それでも歩いて通学できるような状態ではなかったので、高校を中退してしまいました。


――加害者に損害賠償請求はしたのでしょうか。

はい。裁判となり、高裁まで争ったので10年くらいかかりました。
事故当初は正直「そもそも裁判なんかしたくないし、早く終わってほしい」と思っていました。
それでも、両親の妥協したくない意向で訴訟を提起し、弁護士も病院で主治医の先生のお話を聞きに行って頂くなどして、控訴まですることになりました。
控訴したことにより、賠償額がかなり増額されました。
今になって、当時の事件記録を見て、弁護士が頑張ってくれたんだなあ、自分にも同じことができるだろうかと思いました。
今では、あの時、諦めずに良かったなあと思います。


――高校中退から弁護士になるまでは大変な道のりだったかと思います。

私のために弁護士が頑張ってくれている姿に背中を押され、「このままではだめだ」と思い一念発起しました。
予備校に通って大検を受け、一年遅れで法学部に入学しました。
勉強は大変でしたが、予備校の仲間や大学の友人にサポートしてもらったり、一緒に勉強しようと励まし合ったりしたことが原動力になっていました。
弁護士になれたのは、周りの人たちのおかげですね。

02 弁護士としての強み

病院に同行して後遺症診断、賠償額が上がったケースも


――交通事故に遭われて人生が変わったのですね。

日ごろトラブルとは無縁の生活を送っていると、自身が被害者になることは想像もできません。
しかし、交通事故のように、ほんの一瞬の出来事で、目の前が真っ暗になってしまうこともあります。

私の場合、交通事故で人生が変わりました。
その経験が、依頼者の気持ちに寄り添う今の弁護活動にも活かされています。
とくに交通事故に関しては、私自身も経験しているぶん、依頼者の方に共感できる部分は大きいのではないかと思います。
私は依頼者ができる限りの補償を受けられるよう、積極的に病院に足を運んで医師と話をすることにしています。


――実際に病院に行かれて賠償額が上がったケースもあるのでしょうか。

事故後、保険会社から交渉を打ち切られた依頼者がいました。
車が全損しているような事故では、一方的に交渉を打ち切られることはないのですが、全損でない場合、物損の程度によって3ヶ月後、半年後など打ち切りの時期が決められています。

私が担当した依頼者の場合、まだ傷の痛みがあるということで、いろんな病院に同行して後遺症の診断書を取って裁判をしたところ、賠償額を200万円ほど上げることができました。

03 弁護士としての実績

離婚調停では落としどころを見つけて最良の選択を


――離婚の相談も多いのでしょうか。

全相談数の3~4割は、離婚に関することです。
依頼者からは、相手側からのモラハラなど精神的苦痛を受けたことによる慰謝料請求の依頼を受けることがよくあります。
しかしそのケースでは、離婚までこぎつけるのが精一杯で慰謝料をもらうのは難しいのが現実です。
また相手が「絶対に離婚しない」と主張した場合、それなりに別居期間があるとか、未成年の子どもが成人しないと離婚は難しいでしょう。


――そのような中で、離婚の話し合いを進めるのは難しいのではないでしょうか。

話がこじれてしまっているケースでは、大半が調停になります。
調停は裁判のように白黒はっきりつけず、公平な第三者を挟んで話し合いで解決するので、日本人に合っていると思います。

依頼者さまのご要望はなるべくお聞きしたいと思っていますが、相手がいる以上、ご要望通りにいかないこともあります。
その場合は、ご納得いただけるような落としどころを見つけ、アドバイスした上で方向性を決めていただきます。
現実的に「慰謝料をもらうのは難しい」ということも申し上げるようにしています。
依頼者にも納得いただいたうえで、方向性が決まれば、理想的な解決へ導けるよう粘り強く交渉していきます。

04 弁護士としての信念、展望

事務所に訪問できない人のところにも伺い、悩みに耳を傾ける


――「あんぎゃ法律事務所」の「あんぎゃ」にはどんな意味が込められているのでしょうか。

「行脚(あんぎゃ)」の名の通り、こちらから出向いて行って相談に乗るくらいの心意気があるということです。
法律問題で困っていても、足腰が悪かったり、病院や老人ホームに入所していたりして、なかなか弁護士事務所まで来るのが困難な人がいます。
そういう方のところにも足を運び、相談に乗りたいと思っています。

当事務所は、2021年7月から兵庫県に加えて、福岡県、静岡県にも拠点を設けました。
それぞれの所属弁護士が、地域の皆様のお役に立つため日々奮闘しています。
西から東まで、全国行脚の形に近くなってきました。


――お忙しい日々を過ごされていますが、息抜きの時間は何をされているんですか?

兵庫県内だけでなく、拠点のある福岡などにも移動することがありますが、仕事の合間に各地で美味しいものを食べたり観光したりして、何かしら憩いの時間をもうけています。
いまはコロナ禍なので、もっぱら家での晩酌を楽しみにしていますね。(笑)


――ありがとうございました。最後に、悩みを抱える方に向けてメッセージをお願いします。

交通事故や離婚以外にも借金・債務整理、遺産相続、刑事事件など、トラブルを抱えてお悩みの方は、「とりあえず相談してみようかな」という気持ちで、まずはご連絡ください。

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