業務委託契約の禁止事項に関する署名無視への対応方法は?
業務委託契約を締結している講師(以下A講師とする)に、業務委託契約書に記載している禁止事項に関する確認事項の書面を送付し、クラウドサイン上で確認・署名を求めました。A講師はこちらからの連絡を無視し続け、一向に応じてくれず、どのように対処すればよいかで困っております。 今年4月3日、A講師に弊社の業務委託契約禁止事項に関する確認の書面をクラウドサインを通じて送付し、署名・捺印を依頼いたしました。 4月3日19:25に、クラウドサインからのメールが開封済になっていたものの、それ以降A講師が署名・捺印してくれた形跡はありません。 もしかすると、忙しくて失念していた、気づいていないということもあると思い、間隔をあけて私からA講師にメッセンジャーで3回、メールで2回、SMSで2回、電話を3回しましたが、本件に関しては何も音沙汰がありません。 なお、その他の業務連絡に関しては「承知いたしました」や「ありがとうございます」といった返信があり、通常のセミナーやレッスンの業務も遅滞なく実施していただいております。 私の言い方や対応、パーソナリティが気に入らず、何かしらの不満があると思いますが、このような状態が4ヶ月間続いております。 こちらから「何度も連絡してしまい申し訳ございません。一度不満や意見を聞かせていただけないでしょうか」と、オンラインか電話で話を聞かせていただく場をセットしようと考えておりますが、先述のとおり、再三に渡る連絡を無視し続けており、「二度あることは三度ある」でおそらく無視を決め込む公算が高いと思います。 どうすればA講師が、業務委託契約書に記載している禁止事項に関する書面に署名・捺印していただけるのか、法律の専門家の皆様からのアドバイスをご教示いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。
弁護士からの回答タイムライン
- 匿名A弁護士・「どうすればA講師が、業務委託契約書に記載している禁止事項に関する書面に署名・捺印していただけるのか」 そもそも相手方に応じる義務がありません。 任意に応じない理由としては、禁止事項自体の合法性に問題があると考えているからでしょう。
- 電車男さんお忙しい中、早速のご回答ありがとうございました。 >そもそも相手方に応じる義務がありません。 任意に応じない理由としては、禁止事項自体の合法性に問題があると考えているからでしょう。 →禁止事項自体の合法性に問題があると考えて応じないとするなら、禁止事項自体に合法性があると認識すれば、相手方が応じてくれるということになると思います。 どうすれば禁止事項自体に合法性があると認識してもらえるのでしょうか? そして、この場合、業務委託契約書の禁止事項を改訂し、契約書を再度締結することが必要になりますでしょうか? お忙しい中恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。
- 匿名A弁護士契約書の中身をみておりませんので、 推測での回答となっています。 講師の業務委託での禁止事項となると、 競業避止などの定めと思われましたので。 契約書に加えて確認書面への署名を求めること 業務委託契約書の改定をすること に関しては、法的な側面と、ビジネス的な側面で、 何某かの対応・変更をすべきなのか、 このままでよいのかを検討する必要があります。 そして、法的な面だけでなくビジネス的な面も考慮してとなると、 公開相談に適してはおりませんので、個別のご相談をご検討なさったほうがよいです。
- 電車男さんお忙しい中ご返答いただきありがとうございました。 本件は個別にご相談させていただきます。 迅速に回答いただき、心から感謝申し上げます。
この投稿は、2024年8月19日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。