【ご相談内容】【事案】
夫が4名の女性と浮気をしていた事案
【解決実績相談後】
浮気相手1名に関しては、証拠が乏しく慰謝料を獲得できなかったものの、残り3名の浮気相手から合計450万円の慰謝料を獲得した。
【先生のコメント】
不貞相手が複数いるケースは、数十件に1件ほどありますが、4名もいるのは極めて稀です。
結果的に、合計450万円の慰謝料を獲得できましたが、依頼者の方は当初、「お金が欲しいわけではないが、どうしたらいいか分からない。」という状態でした。
そこで私は、「浮気相手に対して、復讐をすることもできるし、許すこともできます。どちらを選ぶかは自由ですが、法律が許す復讐は、慰謝料請求だけです。それ以外のことは、弁護士は手伝えません。そして正直、慰謝料を払わせても、心の苦しみがなくなるわけではないと思います。結局、弁護士は、お金をとることしかできないのです。」、「ご主人様と離婚したいのであれば、それもお手伝いしますが、離婚すべきか否かはわかりません。離婚をした方が幸せか、離婚をしない方が幸せかは、比較検証しようがないから分からない。結局、自分で選んだ道を正解にするしかないと思います。」と、正直に伝えました。
今思うと、不貞でショックを受けている方には酷な言い方だったかもしれません。
ところが、依頼者の方は、僕の言葉を聞き、目に力が宿り、「不貞慰謝料を請求してください」と力強く依頼の意思を伝えてきました。法律が万能ではないことを悟り、自分自身が何をしたいかを決めなければならない、と覚悟が定まったのだと思います。
事件の後、依頼者の方は、気持ちに整理がついたようで、笑顔を見せてくれるようになりました。
慰謝料獲得事件として非常に良い結果を残せた案件ですが、それ以上に、依頼者の方が立ち直れるキッカケになれたような気がして、とても嬉しく感じた事件でした。