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たけだ けんと
武田 憲人弁護士
札幌ひかり法律事務所
円山公園駅
北海道札幌市中央区南1条西24丁目1-30 円山OCT bld.2階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

※後払いは対応できない案件もございます。ご了承ください。

インタビュー | 武田 憲人弁護士 札幌ひかり法律事務所

感情揺れる慰謝料請求、悔しさ溢れる残業代請求など。どんな悩みも受け止めて、明るい未来を目指す

地元札幌で、札幌ひかり法律事務所を開業した武田憲人(たけだけんと)弁護士。
現在は慰謝料請求などの男女トラブルや離婚問題、労働問題などに注力しています。

どんなに忙しい時でも、依頼者との対話の時間を大切にしているという武田弁護士。
初めての法律トラブルに見舞われた依頼者の不安を安心に変えたいと、徹底的に寄り添う姿勢が印象的です。

今回はそんな武田弁護士の、現在に至るまでの歩みや注力している事件、今後の展望などをご紹介します。

01 これまでのキャリア

生まれ育った札幌で弁護士に。事故や企業法務、離婚や労働など幅広く経験

――現在に至るまでの歩みを教えてください。

私、生まれは北海道の伊達市ですが、育ちは札幌なんですよ。
弁護士になって初めて所属した事務所も、札幌にある事務所でした。
当時は主に交通事故、企業法務や労働問題、男女トラブルなどに関する交渉や裁判を行っていましたね。
交通事故では、保険会社側の代理人となる機会も多かったです。
過剰診療をしていないか、そもそも事故は本当にあったのかなどの調査を始め、賠償金の減額交渉などにも対応していました。
もちろん個人からのご依頼も受けていたので、加害者側である保険会社と、事故の被害者、双方の気持ちが理解できるようになりましたね。
また、交通事故は、一生に一度あるかないかの出来事です。
依頼者さまの多くは、今後の手続きの流れもわからないしケガで身体も思うように動かないと、不安な気持ちを抱えています。
私は依頼者さまの不安を少しでも軽減できるよう、わかりやすく丁寧な説明と気持ちに寄り添った傾聴の姿勢を心がけています。


――企業法務では、どのようなことに対応していましたか?

リーガルチェックや企業間の紛争、残業代の未払や解雇といった労働問題など、企業が抱えているお困りごと全般に対応していました。
企業の業務って、日々動いているんですよ。
取引のスピードに遅れないよう、リーガルチェックはその日のうちに対応する、ご質問にはすぐに回答するなど、とにかくスピード命で取り組んでいます。


――そして現在は独立し、札幌ひかり法律事務所を開業されています。

最初に所属していた事務所で5、6年、幅広い経験を積んだこともあり、そろそろ地元の札幌で事務所を構えたいという想いが芽生え、同じ事務所にいた2名の弁護士と、札幌ひかり法律事務所を開業いたしました。

現在は、以前から引き続き交通事故や労働問題、男女問題など。地元に根付いた町弁として、地域の方々のさまざまなお困りごとを解決するため誠心誠意弁護士業務に取り組んでいます。


――どのような時に、弁護士としてのやりがいを感じますか?

月並みですが、依頼者さまから感謝の言葉をいただいたときですね。
弁護士って、法廷で熱く戦うカッコいい仕事だと思う方も多いでしょう。
でも実際は、そんなに華やかではありません(笑)
証拠を精査したり書面を作成したりと、語弊を恐れずに言うなら、泥臭くて地味な仕事も多いんです。
全ての事件に愚直に取り組んだ結果、依頼者さまから「ありがとう」の言葉をいただけたら、今までの苦労が吹き飛ぶほど嬉しいですね。

02 注力分野、強み

男女問題や労働事件に注力。依頼者との対話を重視し、絶大なる安心を提供

――先生の注力分野を教えてください。

さまざまな分野をまんべんなく経験していますが、男女問題や離婚、労働問題には特に注力しています。
身近なトラブルなだけに、相談件数もとても多いんですよ。
男女問題は、不貞の慰謝料請求や被請求、離婚や婚姻費用、養育費、面会交流などの調停、審判、訴訟。
そして労働事件は、残業代請求やセクハラ、パワハラ問題、不当解雇など。
基本的には両分野、どのようなご相談でも対応可能です。


――男女問題に関する業務を取り扱ううえで、心がけていることはありますか?

どんなお話でも、しっかり受け止めることです。
依頼者さまに「話してスッキリした」と思っていただけるような対応を心がけています。
不貞をされた側もした側も、感情的になりやすいのが男女問題です。
悔しい悲しい、そして怒りなど、まずは私に全て吐き出していただきたいですね。

また離婚問題は、財産分与や親権など、決めなければならないことが多いんです。
一体何をどうしたらいいのかわからないと、パニックになる方もいるでしょう。
私は、手続きの流れをしっかり丁寧に説明し、今後起こり得ることを予測して依頼者さまに伝えるようにしています。
すると、相談にいらしたときは強張った顔をしていた依頼者さまが、最後はホッと安堵の表情を浮かべてくださるんです。
少しでも不安を解消できたのかなと、私も嬉しくなりますね。


――労働問題で心がけていることも教えてください。

労働問題は、企業側労働者側の双方の代理人経験があります。
企業側の対応で心がけているのは、そもそも労働問題を起こさないような環境を作ることです。
たとえば、事前に就業規則を整えておくこと、
そして労働者が休職するときは、休職にあたって必要となる手続を確認する、傷病手当金の書類を用意するなど。
トラブルが起きないよう、先手を打つということに重きを置いています。
私にご相談いただけたら、今起きている労働問題はもちろん、今後同じことを繰り返さない対策もご提案させていただきます。

労働者側の場合、裁判で争うとなると事前の証拠収集が重要となります
まだ会社に在籍しているのであれば、パワハラの音声を録音をする、メールを残しておくなど、依頼者さまの状況に応じた適切な証拠を確保するようにアドバイスしています。
既に退職している場合は、手元にある証拠で戦わなければなりません。
限られた証拠で何ができるのか、依頼者さまの希望を最大限叶えられるように、証拠を綿密に精査するようにしていますね。


――先生の強みは何でしょうか?

依頼者さまとの対話に、しっかり時間を割くことです。
連絡をいただいたら即返事をしていますし、お話しするときはメールではなく、なるべく電話や対面の方法をとるようにしています。


――直接依頼者とお話ししたほうが、お互いの温度感もわかりますよね。

裁判の出廷が続くと難しいこともありますが、極力迅速に、直接お話しするというのは重要視しているポイントですね。

法律トラブルは、私たち弁護士にとっては日常のことです。
でも依頼者さまにとっては、人生で初めての経験かもしれません。
中には、藁をもすがる思いで私を頼ってくださっている方もいるでしょう。
依頼者さまを不安にさせないためにも、密なコミュニケーションは必要不可欠だと考えています。

03 解決事例

200万の不貞慰謝料。相手の立場を考えた交渉術で迅速円満に解決

――印象に残っている解決事例はありますか?

不貞の慰謝料請求で希望どおりの慰謝料を獲得し、スピード解決した事例をご紹介します。

奥様から、ご主人の不貞相手に慰謝料を請求したいとご相談を受けたんです。
奥様の希望の慰謝料額は、200万円。
しかし相手からはさまざまな反論が予想されたので、奥様のご希望どおりの支払いを受けられるかどうかむずかしい事案でした。


――どのように解決したのでしょうか?

裁判例や資料を調べましたが、そのような金額が認められた同種のケースはいくつかあるものの、そこにたどり着くには相当の時間や労力を要することが予想されました。
なるべく依頼者さまの期待に応えるには、交渉で解決するのがベストだなと思ったんです。
そこで事前に調査を行ったところ、相手には家族がいることがわかりました。
一般的に不貞の事実は、家族に知られたくはないはずです。
自宅にいきなり法律事務所から内容証明が送られてきたら、家族にバレてしまうかもしれません。
相手のダメージも大きいですし、人によっては怒ってしまう方もいるでしょう。
私は訴訟にならない円満解決を目指していたので、相手方にも配慮して。
法律事務所だということがわからない封筒で、普通郵便で通知書を送りました。


――更なる争いが起こらないような配慮、ということですね。

そうですね。通知書も相手を一方的に責めるような攻撃的なものではなく、奥様の悲しい気持ちを訴えかけるような内容を作成して送りました。

すると当方の想いが伝わったのか、相手方も非常に反省してくれ、200万円の慰謝料を一括で支払ってくれたんです。
通知書を送って、約1か月程のスピード解決でしたね。


――依頼者から感謝の言葉もあったのではないでしょうか。

「これでようやく区切りをつけて、前に進めます。ありがとうございました。」というお言葉をいただきました。
最初は憔悴しきっていた依頼者さまが、最後は笑顔になってくださったので、私もこの仕事をしていて良かったと思った瞬間でしたね。

不貞をされた側はあまりの腹立たしさに、「相手を攻撃したい」「裁判でギャフンといわせたい」と考える方もいらっしゃいます。
でも、希望の慰謝料額に近い解決をするには、一方的な攻撃が必ずしも効果的だとは限りません。
ご自身の今後を考えて、どんな解決が最適なのか。一旦冷静になっていただき、適切な方法で請求したからこそ、依頼者さまの希望を叶えられたケースでしたね。

04 今後の展望、メッセージ

人生が光に満ち溢れるように。1人1人の悩みに寄り添い、社会貢献を目指す

――今後の展望を教えてください。

展望は、大きく2つあります。
ひとつは、依頼者さまの事件を通じて社会に貢献できる弁護士であることです。
男女問題にしても労働問題にしても、依頼者さまの人生が光に溢れるような解決をして、よりよい社会を創っていけたらなと思っています。

もうひとつは、せっかく弁護士になったので、何か形に残る仕事がしたいということです。
私は小学校から大学まで野球を続けていて、今も弁護士会の野球部に所属するほど野球が大好きなんです。
北海道は、日ハムの本拠地でもあります。
そして数年前、北広島市に新球場も建設され、街が非常に盛り上がっているんです。
私もいつか、球場の使用契約やライセンス契約など野球に携わる仕事をしてみたいですね。
プロの世界だけではなく、小中高生の部活動トラブルなど、なにかスポーツに関わるような仕事ができたら嬉しいなと思います。


――最後に、メッセージをどうぞ。

弁護士の敷居は、高くありません。
病院を予約する感覚で、ぜひ気軽にご相談ください。
相談を後回しにすると、トラブルが更に複雑になり、取り返しのつかないことになりかねません。
わざわざ弁護士に相談するほどでもない、と決めつけずに、些細なことでもいつでもご連絡お待ちしています。
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050-7586-7250
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※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。