ふたがわ しんや
二川 伸也弁護士
よつば法律事務所
瓦町駅
香川県高松市鍛冶屋町3-1 香川三友ビル2階
インタビュー | 二川 伸也弁護士 よつば法律事務所
依頼者さまのお話を徹底的にヒアリングする。重要な情報を引き出して最善の解決へ
弁護士になって約8年勤めた事務所を退所し、『よつば法律事務所』を開設した、二川 伸也(ふたがわ しんや)弁護士。
どのような分野であっても果敢に挑戦し、粘り強く丁寧に向き合うことで弁護士としての土台を築き上げたそうです。
二川先生が弁護士として大切にしているのは、「依頼者さまのお話を徹底的に聞くこと」。
インタビューでも、依頼者さまが安心して話せるようなフランクさや明るさが伝わりました。
今回は、二川先生のこれまでのキャリアや弁護士としての信念に迫ります。
どのような分野であっても果敢に挑戦し、粘り強く丁寧に向き合うことで弁護士としての土台を築き上げたそうです。
二川先生が弁護士として大切にしているのは、「依頼者さまのお話を徹底的に聞くこと」。
インタビューでも、依頼者さまが安心して話せるようなフランクさや明るさが伝わりました。
今回は、二川先生のこれまでのキャリアや弁護士としての信念に迫ります。
01 弁護士としてのキャリア
幅広い分野を経験し、弁護士の土台を構築。満を持して独立へ
――弁護士を目指した理由を教えてください。
法律自体に興味を持ったのは、中学生の頃です。
木村拓哉さんが主演している『HERO』というドラマを見て、「検察官はかっこいいな」と思い、最初は検察官を目指していました。
しかし、司法試験に合格し、司法修習で色々な人と会い、お話を聞くなかで弁護士の仕事もやりがいがありそうだなと強く思ったことを覚えています。
会社員になることを考えた時期もありましたが、弁護士はさまざまなバックグラウンドを持った人と関われること、そして困っている方の力になれる仕事であることに魅力を感じました。
――弁護士になって最初に勤めた『のぞみ総合法律事務所』はどういった基準で選ばれたのですか?
弁護士が多く在籍している事務所に入りたいと思っていました。
弁護士として駆け出しのうちは、豊富なキャリアを持った先輩弁護士のもとで学びたいと思ったためです。
また、弁護士としてさまざまな経験を積みたかったため、特定の分野に特化した事務所ではなく、幅広い分野に携われる事務所がいいなと思っていました。
その点を踏まえて地元の香川で法律事務所を探したときに、『のぞみ総合法律事務所』がぴったりだと思い、勤めました。
当時の代表弁護士が、「四国で一番大きい事務所だよ」と言っていたのを覚えています(笑)。
――のぞみ総合法律事務所では、どのような経験を得られましたか?
のぞみ総合法律事務所には約8年在籍しました。
行政や生活保護、M&Aなど幅広い分野を経験し、勉強させてもらいました。
弁護士といっても、すべての分野で完璧に精通しているわけではないため、未熟な分野は一から調べる必要があります。
そのおかげであらゆる分野をひととおり経験できましたし、それが私の強みになっていると思います。
また、多くの方の相談を受けることで、依頼者さまとの接し方も学べました。
離婚・男女問題や相続問題などの人間関係が絡む問題は感情的になりやすく、不安や怒りを持ってご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
まずは依頼者さまが安心して、冷静になってお話しできるようにすることが大事だと思いました。
――事務所の先輩が言っていた言葉で印象に残っているものはありますか?
当時の代表弁護士が、「依頼を受ける以上はその依頼者の希望をどのように成り立たせるかを考えろ」と言っていた言葉が印象に残っています。
これは、依頼者さまの要望が難しい内容であっても簡単に諦めず、「視点を変えて成立できないか」と考えを張り巡らせることが大事ということです。
柔軟かつ多角的な視点を持って解決に臨む、このことを常に頭に入れて弁護士業務に励んでいます。
――多くの経験を積んでの「独立」となりますが、どのような思いで独立されましたか?
のぞみ総合法律事務所は非常に立派な事務所で、素晴らしい環境でお仕事できました。
しかし、今後の自分のキャリアについて考えた際に、「自分の実力を試したい」と思うようになり、独立することに決めました。
独立に対して不安もありましたが、のぞみ総合法律事務所で多くの経験を積んだ自分を信じて頑張ろうと。
また、『よつば法律事務所』は弁護士仲間と一緒に開設したため、不安よりも期待のほうが大きかったですね。
法律自体に興味を持ったのは、中学生の頃です。
木村拓哉さんが主演している『HERO』というドラマを見て、「検察官はかっこいいな」と思い、最初は検察官を目指していました。
しかし、司法試験に合格し、司法修習で色々な人と会い、お話を聞くなかで弁護士の仕事もやりがいがありそうだなと強く思ったことを覚えています。
会社員になることを考えた時期もありましたが、弁護士はさまざまなバックグラウンドを持った人と関われること、そして困っている方の力になれる仕事であることに魅力を感じました。
――弁護士になって最初に勤めた『のぞみ総合法律事務所』はどういった基準で選ばれたのですか?
弁護士が多く在籍している事務所に入りたいと思っていました。
弁護士として駆け出しのうちは、豊富なキャリアを持った先輩弁護士のもとで学びたいと思ったためです。
また、弁護士としてさまざまな経験を積みたかったため、特定の分野に特化した事務所ではなく、幅広い分野に携われる事務所がいいなと思っていました。
その点を踏まえて地元の香川で法律事務所を探したときに、『のぞみ総合法律事務所』がぴったりだと思い、勤めました。
当時の代表弁護士が、「四国で一番大きい事務所だよ」と言っていたのを覚えています(笑)。
――のぞみ総合法律事務所では、どのような経験を得られましたか?
のぞみ総合法律事務所には約8年在籍しました。
行政や生活保護、M&Aなど幅広い分野を経験し、勉強させてもらいました。
弁護士といっても、すべての分野で完璧に精通しているわけではないため、未熟な分野は一から調べる必要があります。
そのおかげであらゆる分野をひととおり経験できましたし、それが私の強みになっていると思います。
また、多くの方の相談を受けることで、依頼者さまとの接し方も学べました。
離婚・男女問題や相続問題などの人間関係が絡む問題は感情的になりやすく、不安や怒りを持ってご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
まずは依頼者さまが安心して、冷静になってお話しできるようにすることが大事だと思いました。
――事務所の先輩が言っていた言葉で印象に残っているものはありますか?
当時の代表弁護士が、「依頼を受ける以上はその依頼者の希望をどのように成り立たせるかを考えろ」と言っていた言葉が印象に残っています。
これは、依頼者さまの要望が難しい内容であっても簡単に諦めず、「視点を変えて成立できないか」と考えを張り巡らせることが大事ということです。
柔軟かつ多角的な視点を持って解決に臨む、このことを常に頭に入れて弁護士業務に励んでいます。
――多くの経験を積んでの「独立」となりますが、どのような思いで独立されましたか?
のぞみ総合法律事務所は非常に立派な事務所で、素晴らしい環境でお仕事できました。
しかし、今後の自分のキャリアについて考えた際に、「自分の実力を試したい」と思うようになり、独立することに決めました。
独立に対して不安もありましたが、のぞみ総合法律事務所で多くの経験を積んだ自分を信じて頑張ろうと。
また、『よつば法律事務所』は弁護士仲間と一緒に開設したため、不安よりも期待のほうが大きかったですね。
02 弁護士としての強み
重要な情報を引き出すために依頼者さまのお話を徹底して聞く
――弁護士としての強みを教えてください。
とにかく依頼者さまのお話を聞くことです。
ひとくちに「離婚法律問題」といっても、さまざまな背景や考え方があります。
重要な情報を引き出すためにも、まずは聞き手に徹します。
弁護士が説明したり提案したりするのは、依頼者さまのお話をひととおり伺った後です。
また、私の解決方針は依頼者さまと一緒に解決を目指すことです。
弁護士が一方的に話を進めるのではなく、依頼者さまと議論を重ねて解決を目指します。
そうすることで、依頼者さまの不安を取り除き、納得して解決できると思っています。
――先生の得意分野は何でしょうか?
幅広い分野も経験してきたため、基本的にどのような案件でも対応できますが、あえて得意分野を挙げるとしたら「相続」です。
相続問題は多くのご相談を受けており、司法書士や税理士からも案件を紹介されるため経験が豊富です。
複雑な案件も安心して任せていただけたらと思います。
また法人の破産や再生、賃貸トラブルなども多くご相談を受けていました。
とにかく依頼者さまのお話を聞くことです。
ひとくちに「離婚法律問題」といっても、さまざまな背景や考え方があります。
重要な情報を引き出すためにも、まずは聞き手に徹します。
弁護士が説明したり提案したりするのは、依頼者さまのお話をひととおり伺った後です。
また、私の解決方針は依頼者さまと一緒に解決を目指すことです。
弁護士が一方的に話を進めるのではなく、依頼者さまと議論を重ねて解決を目指します。
そうすることで、依頼者さまの不安を取り除き、納得して解決できると思っています。
――先生の得意分野は何でしょうか?
幅広い分野も経験してきたため、基本的にどのような案件でも対応できますが、あえて得意分野を挙げるとしたら「相続」です。
相続問題は多くのご相談を受けており、司法書士や税理士からも案件を紹介されるため経験が豊富です。
複雑な案件も安心して任せていただけたらと思います。
また法人の破産や再生、賃貸トラブルなども多くご相談を受けていました。
03 解決事例
複雑な案件も時間をかけて粘り強く対応すれば解決につながる
――印象に残った事件のエピソードがあれば教えてください。
相続で、亡くなった方のご子息と後妻との争いが印象に残っています。
私はご子息側の代理人で、「後妻が亡くなった方のお金を使い込んだ」というトラブルから始まり、残った遺産をどう分割するか、という流れで進みました。
この事件は感情的な部分が絡み、お互いの主張がぶつかる激しい争いでしたが、結果的にはこちらの言い分が認められました。
「証拠の収集」「どこまでを裁判所に言うべきなのか」「後妻への恨みや事実との切り分け」など、とにかく悩みながらも、最善の解決方法を模索して事件を進めたのが功を奏したと思っています。
解決まで3〜4年と長い月日がかかりましたが、粘り強く丁寧に向き合うことが大事だと実感しました。
――ほかに印象に残ったエピソードはありますか?
初めて会社の民事再生を担当したことです。
大学院で「倒産法」を勉強していたときから、民事再生には興味がありました。
民事再生は代理人というよりも、会社の経営に近い業務になることが多くあります。
会社の経営者と夜遅くまで「取引先がどうだ」とか「どのように調整するか」などを議論しました。
その案件は残念ながら再生できず、破産手続きとなりました。
しかし、真剣に向き合って良い方向に進むように努力したことで、その会社の経営者から感謝され、いまでもお付き合いがあります。
こういった分野では、法律の知識だけじゃなく、社会経済や企業の動向など、必要になる知識が多いなと感じました。
相続で、亡くなった方のご子息と後妻との争いが印象に残っています。
私はご子息側の代理人で、「後妻が亡くなった方のお金を使い込んだ」というトラブルから始まり、残った遺産をどう分割するか、という流れで進みました。
この事件は感情的な部分が絡み、お互いの主張がぶつかる激しい争いでしたが、結果的にはこちらの言い分が認められました。
「証拠の収集」「どこまでを裁判所に言うべきなのか」「後妻への恨みや事実との切り分け」など、とにかく悩みながらも、最善の解決方法を模索して事件を進めたのが功を奏したと思っています。
解決まで3〜4年と長い月日がかかりましたが、粘り強く丁寧に向き合うことが大事だと実感しました。
――ほかに印象に残ったエピソードはありますか?
初めて会社の民事再生を担当したことです。
大学院で「倒産法」を勉強していたときから、民事再生には興味がありました。
民事再生は代理人というよりも、会社の経営に近い業務になることが多くあります。
会社の経営者と夜遅くまで「取引先がどうだ」とか「どのように調整するか」などを議論しました。
その案件は残念ながら再生できず、破産手続きとなりました。
しかし、真剣に向き合って良い方向に進むように努力したことで、その会社の経営者から感謝され、いまでもお付き合いがあります。
こういった分野では、法律の知識だけじゃなく、社会経済や企業の動向など、必要になる知識が多いなと感じました。
04 弁護哲学
法律は困っている方を救う道具。少しでも良い方向へ支援
――弁護士としての信念を教えてください。
繰り返しになりますが、とにかく依頼者さまのお話をじっくり聞くことです。
お話を聞くことで、依頼者さまの頭のなかも整理でき、より冷静に物事を見られるようになれます。
感情的になりやすい問題も、まずは落ち着いて話してもらえるように心がけています。
――先生にとって法律とは?
法律は社会の秩序を維持し、公正を保証するための道具のひとつだと思っています。
そして弁護士は法律を扱い、困っている方の力になれる仕事です。
多くの困っている方を良い方向へ支援できるよう、これからも法律の勉強をしていきます。
――今後の目標をお聞かせください。
事務所を大きくしたいという気持ちはあります。
しかし、ビジネス的な観点ではなく、目の前の仕事をコツコツこなし、自然と大きくできればいいなと思っています。
そして、さらに広範な専門分野に対応し、高品質な法的サービスを提供するのが目標です。
――最後に、悩んでいる依頼者に向けてメッセージをお願いします。
弁護士に相談するのって勇気がいることですよね。
「相手にされないのではないか」「難しい説明をされるのではないか」といった不安を持っている方も多いと思います。
しかし、そういった不安は一切不要です。
当事務所は明るく、話しやすい雰囲気作りを重視しています。
肩の力を抜いて気軽に相談できるため、お悩み事がある方は、お気軽にご連絡ください。
繰り返しになりますが、とにかく依頼者さまのお話をじっくり聞くことです。
お話を聞くことで、依頼者さまの頭のなかも整理でき、より冷静に物事を見られるようになれます。
感情的になりやすい問題も、まずは落ち着いて話してもらえるように心がけています。
――先生にとって法律とは?
法律は社会の秩序を維持し、公正を保証するための道具のひとつだと思っています。
そして弁護士は法律を扱い、困っている方の力になれる仕事です。
多くの困っている方を良い方向へ支援できるよう、これからも法律の勉強をしていきます。
――今後の目標をお聞かせください。
事務所を大きくしたいという気持ちはあります。
しかし、ビジネス的な観点ではなく、目の前の仕事をコツコツこなし、自然と大きくできればいいなと思っています。
そして、さらに広範な専門分野に対応し、高品質な法的サービスを提供するのが目標です。
――最後に、悩んでいる依頼者に向けてメッセージをお願いします。
弁護士に相談するのって勇気がいることですよね。
「相手にされないのではないか」「難しい説明をされるのではないか」といった不安を持っている方も多いと思います。
しかし、そういった不安は一切不要です。
当事務所は明るく、話しやすい雰囲気作りを重視しています。
肩の力を抜いて気軽に相談できるため、お悩み事がある方は、お気軽にご連絡ください。