なかむら ひろし
中村 浩士弁護士
弁護士法人シティ総合法律事務所
西11丁目駅
北海道札幌市中央区大通西10丁目4番地南大通ビル5階
交通事故の事例紹介 | 中村 浩士弁護士 弁護士法人シティ総合法律事務所
取扱事例1
- 物損事故
【物損事故・過失割合・損害賠償】互いの主張する事故態様が異なる場合に、警察OB作成の実況見分調書と、専門の鑑定医の鑑定書を有力な証拠として、主張通りの判決を得た事案
依頼者:20代(男性)
【相談前】
後続車が無理な追い越しを図ってきたことで接触されたと主張する依頼者さまからご相談を受けて受任しました。
相手方は逆に、依頼者さまが無理な追い越しを図ったが故に接触したと主張して、主張内容が真っ向から対立しており、目撃者もいない状況であった。
【相談後】
証拠収集のため、交通事故現場調査を得意とする警察OBの行政書士を紹介して、事故現場調査を依頼し、依頼者の主張する内容のとおりの実況見分調書を作成し、弁護士において、この実況見分調書等を添えて、工学博士に鑑定意見を依頼しました。
博士は、車両を見分し、塗料の剥離痕や角度等を詳細に鑑定し、依頼者の主張が正しいとの内容の鑑定意見書を作成してくれた。
相手方も、保険会社の調査員作成の意見書を提出してきたが、裁判官は、当方提出の鑑定意見書の信用性を認め、当方の全面勝訴となった。
【先生のコメント】
一対一で言い分が対立してしまい、目撃者もいないと、事故態様を証明しようがないと諦めてしまうことも少なくないと思います。
しかし、私は、検事としてそのような事故においても、信号サイクル、ブレーキ痕、車両の凹損状況、塗料の剥離状況等、現場に残された物証から浮かび上がる真実を求めて捜査をしてきましたので、費用対効果は考えなければなりませんが、決して諦めることなく、まず現場を確認して物証を何度も何度も確認し、警察OBや鑑定人らと協働して真実発見に努めています。
後続車が無理な追い越しを図ってきたことで接触されたと主張する依頼者さまからご相談を受けて受任しました。
相手方は逆に、依頼者さまが無理な追い越しを図ったが故に接触したと主張して、主張内容が真っ向から対立しており、目撃者もいない状況であった。
【相談後】
証拠収集のため、交通事故現場調査を得意とする警察OBの行政書士を紹介して、事故現場調査を依頼し、依頼者の主張する内容のとおりの実況見分調書を作成し、弁護士において、この実況見分調書等を添えて、工学博士に鑑定意見を依頼しました。
博士は、車両を見分し、塗料の剥離痕や角度等を詳細に鑑定し、依頼者の主張が正しいとの内容の鑑定意見書を作成してくれた。
相手方も、保険会社の調査員作成の意見書を提出してきたが、裁判官は、当方提出の鑑定意見書の信用性を認め、当方の全面勝訴となった。
【先生のコメント】
一対一で言い分が対立してしまい、目撃者もいないと、事故態様を証明しようがないと諦めてしまうことも少なくないと思います。
しかし、私は、検事としてそのような事故においても、信号サイクル、ブレーキ痕、車両の凹損状況、塗料の剥離状況等、現場に残された物証から浮かび上がる真実を求めて捜査をしてきましたので、費用対効果は考えなければなりませんが、決して諦めることなく、まず現場を確認して物証を何度も何度も確認し、警察OBや鑑定人らと協働して真実発見に努めています。
取扱事例2
- 慰謝料請求
【死亡事故】慰謝料の大幅な増額事案
依頼者:50代(男性)
【相談前】
母が死亡し、運転手は起訴されて刑事裁判がこれから開かれる。
被害者遺族も刑事裁判に参加ができると検察庁から聞き、先生のお名前を知ったのでご依頼をしたい。
【相談後】
弁護士において受任し、刑事記録を確認して、被害者遺族からの直接の質問について練習をして裁判当日にそのとおりに実施。
その後、ご遺族において保険会社と交渉をしてみるも、保険会社の動きが悪いため、こちらの交渉も弁護士が受任。
最初の弁護士に対する提示額は2,000万円であったが、事故後のご遺族の置かれた状況、刑事事件の内容等の諸事情を酌んでもらい、交渉の末、2,800万円までの増額が実現され、訴訟にまでならずに早期解決できた事案。
【先生のコメント】
このような交渉事案について、「弁護士費用を払ってかえって損失が大きくなることはないですか?」と聞かれることがあります。
何事も絶対はありませんが、私が実際に経験した事案について言えば、どの交渉案件も、弁護士費用としてかかった費用を上回る上積みを得て解決に至っています。
ざっくりした感覚的なところを申し上げると、弁護士が介入する前の保険会社の提示金額と、介入して交渉を重ねた後の最終金額との間には、1.2倍〜2倍ほどの開きが生じることが多いです。
保険会社も、無駄に訴訟をして時間と費用を掛けたいとは思っていませんので、保険会社の限界値をいかにうまく掴み引き出せるか、ここの交渉力が問われます。
母が死亡し、運転手は起訴されて刑事裁判がこれから開かれる。
被害者遺族も刑事裁判に参加ができると検察庁から聞き、先生のお名前を知ったのでご依頼をしたい。
【相談後】
弁護士において受任し、刑事記録を確認して、被害者遺族からの直接の質問について練習をして裁判当日にそのとおりに実施。
その後、ご遺族において保険会社と交渉をしてみるも、保険会社の動きが悪いため、こちらの交渉も弁護士が受任。
最初の弁護士に対する提示額は2,000万円であったが、事故後のご遺族の置かれた状況、刑事事件の内容等の諸事情を酌んでもらい、交渉の末、2,800万円までの増額が実現され、訴訟にまでならずに早期解決できた事案。
【先生のコメント】
このような交渉事案について、「弁護士費用を払ってかえって損失が大きくなることはないですか?」と聞かれることがあります。
何事も絶対はありませんが、私が実際に経験した事案について言えば、どの交渉案件も、弁護士費用としてかかった費用を上回る上積みを得て解決に至っています。
ざっくりした感覚的なところを申し上げると、弁護士が介入する前の保険会社の提示金額と、介入して交渉を重ねた後の最終金額との間には、1.2倍〜2倍ほどの開きが生じることが多いです。
保険会社も、無駄に訴訟をして時間と費用を掛けたいとは思っていませんので、保険会社の限界値をいかにうまく掴み引き出せるか、ここの交渉力が問われます。