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おがた たつひこ
尾形 達彦弁護士
尾形総合法律事務所
赤坂駅
福岡県福岡市中央区赤坂1-2-20 グランピア赤坂404
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インタビュー | 尾形 達彦弁護士 尾形総合法律事務所

福岡の事件ならお任せ。不動産や交通事故、離婚・男女問題まで幅広く対応できる町医者的弁護士

「法律トラブルに巻き込まれると、非常に強いストレスにさらされることになります。弁護士としてそのストレスを迅速に取り除きたいと考えております。」

弁護士の役割をそう話すのは福岡県福岡市にある尾形総合法律事務所の代表を務める尾形 達彦(おがた たつひこ)弁護士です。

尾形弁護士は一度東京で弁護士のキャリアをスタートさせるも、司法修習で1年間過ごした福岡のことが忘れられず、福岡で独立しました。

福岡を愛する尾形弁護士は、これまでどのような事件を解決してきたのでしょうか。

01 原点とキャリア

海外留学や官公庁ではなく、大好きな福岡で弁護士として働く

――学生時代は医師を目指していたとお聞きしました。

親族に医師がおり、私も医師になろうと思っていました。
しかし、高校3年生のとき「多くの人と比較的浅く関わる医師よりも、人数は少ないながらも深く関わることとなる弁護士になりたい」と思うようになったのです。

同じころ、私の母が「法律を学びたい」と大学に入り直しました。
母は寝食を忘れるような鬼気せまる勢いで法律の勉強をしていました。
その姿を見て「さぞ、法律は面白いのだろう」と思ったことも、弁護士を目指したきっかけです。


――弁護士としてのキャリアを教えてください。

司法修習を終えて弁護士としてのキャリアをスタートさせたのが東京の法律事務所です。

その事務所は主に上場企業をクライアントに抱える事務所で、基本的な企業法務だけでなく企業買収など多くの経験を積みました。
あとは不動産の立ち退き(明け渡し)交渉や国際的案件も経験しました。

このような事務所で5年ほど働くと、海外に留学するか、官公庁に出向するのが一般的です。
ただ、私にとっては第三の選択肢がありました。


――第三の選択肢ですか?

私にとって第三の選択肢は、司法修習で1年間過ごした福岡に舞い戻ることでした。

司法修習の場所は、全国から選んで希望を出せます。
どこにしようか悩んでいるとき、周りの人に聞くと「どうやら福岡は最高らしい」と分かりました。

その後、実際に司法修習で福岡に住むと、すっかり福岡に惚れ込んでしまったのです。


――福岡に移ってからのキャリアを教えてください。

福岡ではじめに入った事務所は、以前のように大企業をクライアントに抱える事務所でした。東京の大企業と福岡の大企業とでは、寄せられる法律相談の内容に大きな差異がありましたので、ここでの経験も得難いものとなりました。

しかし、一方で中小企業の経営者や個人など、依頼者さまの人生に与えるインパクトが大きい事件を解決したいと思うようになったのです。

そのため、また別の事務所に入り、一般民事に携わりました。
しかし、今度は「限りある人生の時間を使うなら、より気持ちを込められる、私を選んでいただいた依頼者さまと向き合いたい」と思うようになりました。

そのため、惚れ込んだ福岡で独立したのです。


――現在扱っている事件の分野を教えてください。

現在、特に力を入れているのは不動産や交通事故、それに離婚男女問題です。

あとは社員への退職勧奨など中小企業の事件にも尽力しています。退職勧奨は、企業にとっても従業員にとっても、極めて重要な意味を持つものですので、企業側だけでなく、従業員側の対応もしています。

02 解決事例①

交通事故での賠償額大幅増や建物明け渡しでの円満解決を実現

――印象に残っている事件を教えてください。

依頼者さまは歩行中に自動車にはねられてしまいました。
しかし、相手方の保険会社から提示された賠償額に納得がいかないとご相談に来られました。

そこで事故の内容を詳しく調べると、保険会社の提示してきた賠償内容には、保険会社に請求できる項目がすっぽりと抜けていたのです。
それらを踏まえて交渉すると、賠償額が4倍以上になりました。


――ほかの分野で印象的な事例はありますか?

建物明け渡しにおいては、これまで賃料を全く回収できなかったことはなく、いずれも明け渡しを実現してきました。

家賃滞納による明け渡しでは、賃借人(入居者)に強硬な態度で臨む弁護士もいます。
しかし、私は賃借人に対して比較的温和に対応するよう努めています。

法的に賃借人に退去してもらわないといけないのであれば、なるべくスムーズに出ていってもらうことが大切だと思っているからです。

そのため、交渉では相手方に、早期に退去するメリットをお伝えすることにしています。
たとえば、今退去したほうが結果的に安く済むことや、退去までに要した時間によっては賃料が倍になる期間が発生することなどです。

一方で、最悪の場合、破産のリスクがあることをお伝えすることもあります。

このように交渉することで、最終的には相手方から感謝されることもよくあります。

03 解決事例②

利益の最大化に必要なスピード感。ふたつの事例から得た結論

――事件解決において大切にしていることを教えてください。

事件解決において大切なのはスピードだと思っています。

ある依頼者さまから債権回収の依頼を受け、事件の内容をお聞きしました。
私の見立てでは、全額回収するのは難しいと思いました。

そこで、相手方に弁護士がつく前の早い段階で訴訟に持ち込み、早期解決を図りました。
すると、最終的には、相手方がこちらの要求を受け入れる形でほぼ全額回収できたのです。
そのようにスピード感をもって解決することで、依頼者さまの利益を守れたことがあります。


――スピード解決は、依頼者の立場から見てもありがたいと思います。

一方、これは私の事例ではなく人伝に聞いた話なのですが、ある弁護士が、依頼者さまから事件の内容をお聞きしたあと、依頼者さまの利益のためといって長い時間をかけて戦略を練り続けたそうです。

しかし、戦略の検討に時間をかけすぎた結果、かえって依頼者さまの利益を害することとなってしまったそうです。

これらのことからスピード感の大切さを思い知り、以降はスピード感をもった解決を心がけています。
依頼者さまのストレスを、少しでも早く解消するために必要なことだからです。

04 弁護士として心がけること

弁護士にできてAIにできないこと。依頼者のストレス軽減を

――昨今、AIが台頭しています。今後、弁護士の仕事はどうなると思いますか?

AIが今より進化することにより、AIに相談するほうが法的な結論が早く出せる、という世の中になるかもしれません。

しかし、依頼者さまの感情を受け止めることはAIにはできません。

たとえば、条件としてはこちら側が有利でも、相手方と話をするのも嫌という依頼者さまもいます。
弁護士なら「嫌」という感情を受け止め、依頼者さまに代わって交渉できます。

また、依頼者さまによっては、あまり整理されていない状況(情報)から、法的に問題となるポイントや解決策を模索しなければなりません。

これもAIにはできないと思っています。
依頼者さまが抱えるストレスを、少しでも軽減できるのが弁護士です。


――話は変わりますが、福岡の好きなポイントを教えてください。

福岡はさまざまな機能がコンパクトに集約された街だと思っています。

たとえば、天神というオフィス街・繁華街もあれば、大濠公園や海の中道など自然へのアクセスもすぐにできます。
自然に触れて、映画を見て、買い物もしたいという欲張りなスケジュールも1日でこなせるのです。

一方、天神ビックバンや博多コネクティッドなど街の再開発が進んでおり、司法修習のころとは街の様子も様変わりしています。

街が日々進化を続けていることも、私が福岡を気に入っているポイントです。


――最後に尾形先生から法律に困っている人へメッセージをお願いします。

この記事を読まれているということは、よほどお困りで、ストレスがたまりきった状態にあるとお見受けします。
私にできることは、困っていることをお聞きして、依頼者さまと同じ目線で事件に向き合うことです。

一方、弁護士に依頼すれば、事件そのものが解決しなくても気が楽になることもあるのです。
相手方とのやりとりを私が代理でできるだけでなく、要望や条件を投げかければ相手方が検討している間はさらに気が楽になります。

これまで誰にも相談できず、本当にお辛かったことと思います。
まずは私まで、お気軽にご相談ください。
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