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ふたまた ともゆき
二又 朋之弁護士
弁護士法人リブラ共同法律事務所 吉祥寺駅前オフィス
吉祥寺駅
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-31-11 KSビル10階
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インタビュー | 二又 朋之弁護士 弁護士法人リブラ共同法律事務所 吉祥寺駅前オフィス

当事者と同じ目線を忘れない。話を『聴く』ことにこだわり、依頼者に寄り添う弁護士

弁護士法人リブラ共同法律事務所 吉祥寺駅前オフィスの支店長を務める二又 朋之(ふたまた ともゆき)弁護士が大切にするのは「聴く」こと。

二又先生はとにかく依頼者の話を聴きます。
依頼者の抱えている不安や、希望する解決の形を辛抱強く聴くのです。

もし、依頼者の話が突拍子のないものであっても最後まで聴きます。
そして、話の内容はすべて事実であると依頼者を信用して聴きます。

二又先生が、ここまで「聴く」ことにこだわる理由は何なのでしょうか?
解決事例と一緒に、先生の弁護士としてのスタンスを探ってみました。

01 弁護士になったきっかけ

就職氷河期に感じた働き方への疑問。3度目で手にした合格

――弁護士を目指そうと思った経緯を教えてください。

私は就職氷河期と呼ばれるころにちょうど就職活動をしていました。
当時は企業に採用してもらうのがなかなか難しいという状況でした。

そのなかで、会社に指示されるのではなく、自分の判断で仕事を進められる職業に就きたいという想いがあったのです。
また、日本で最難関と言われている司法試験にチャレンジしたいという気持ちもありました。


――そして司法試験に合格された、と。弁護士になるまではどうでしたか?

はじめは1年〜2年で受かると思っていましたが、結局司法試験に合格するまでに3年かかりました。
しかも、当時の制度では3度司法試験に落ちると、再度ロースクールへ入学しないと司法試験が受けられません。

1年目や2年目は反省点を自覚して「次はこうしよう」と考えることもありました。
しかし、3年目は後がないため、一心不乱に勉強に打ち込んでいたという様子でした。
正直、3年目の試験のことはあまり覚えていません。

02 弁護士としてのキャリア

強みは依頼者の話を聴くこと。ある教訓が今でも心の片隅に

――これまで扱ってきた事件を教えてください。

これまでは離婚や相続をはじめ、交通事故や破産(個人・法人)、そして医療訴訟をやっていました。
最近は離婚と相続をメインでやっています。
このなかでも一番やりがいを感じるのが離婚です。

私はまず、依頼者さまのお話を最後までお聞きします。
離婚は特に感情がもつれ合う分野ですので、正直根気がいることもありますが、それでも最後まで聞くようにしています。


――依頼者さまからすると、相談しやすそうな印象を受けました。

一方、ただ話を聞くだけなら誰にでもできます。
そこから、法的な話に落とし込んでいくのが、弁護士として私の力の見せどころなのです。

なぜ、そのような不満をもったのか?
なぜ、そのような言動になったのか?

こういったことを念入りにお聞きすることが、私は大切だと思っています。


――「聴く」にこだわるようになったきっかけは何ですか?

弁護士1年目のころ、まだ自分の担当案件がなく、先輩弁護士と一緒に刑事事件の被疑者(依頼者さま)のところへ接見に行きました。

ところが、先輩に事件の事情を聞かれた依頼者さまが話したのは、突拍子もないような内容だったのです。
私もそうですが、先輩ですらその話を信じていませんでした。

しかし、後になってその話が事実だと明らかになったのです。

この件は今でも私の心の中に残っており、依頼者さまのお話はすべて事実である前提で聞かないといけない、という教訓になっています。

03 解決事例①

モラハラ夫を許さない。裁判でうまく相手の証言を引き出す

――印象に残っているのは、どのような事件ですか?

DVを受けているため、旦那さまと離婚したいという奥さまから依頼をいただきました。
聞けば、依頼者さまに無理やり土下座させたり、意に反するような行動を無理やりとらせたりと酷い態度でした。

そして、依頼者さまは精神的なショックを受けて倒れ、救急車で搬送されてしまったのです。


――酷い事件ですね。相手側は依頼者さまの主張を素直に認めたのですか?

この案件は結局裁判になりましたが、相手側に弁護士が付く前のタイミングで旦那さまと直接話す機会がありました。

実は奥さまが救急車で搬送された直後、ドクターに「旦那から土下座するよう強要された」と話していたのです。
その内容を旦那さまに伝えると、渋々でしたがその内容を認めました。

そのとき、その様子を録音しておいたのです。


――録音されたとなると、なかなか反論できなさそうですね。

そうですね。
その証拠を掴んだうえで、裁判での尋問でも同様の証言を相手側から引き出せました。
そのため、最終的に500万円の慰謝料を得られ、離婚も無事できました。


――ほかにも、印象に残っている離婚事件はありますか?

不倫して家を出た旦那さまと婚姻費用でもめていると相談を受けたこともあります。

旦那さまと不倫相手の間には子どもがおり、認知までしていました。
旦那様の主張は「不倫相手とその子どもを養う必要があるから、婚姻費用を減額してほしい」というものでした。


――なんだか、身勝手な主張に聞こえます。

そうですね。
ただ、不倫相手はともかくとして、子どもを養う分は考慮しなくてはなりません。
子どもに罪はありませんし、法的にも認められていることです。

結局、子どもを養う分だけ婚姻費用を減額するという内容で決着がつきました。

04 解決事例②

診察の正当性を証明する。面識のないドクターへの依頼

――離婚以外の分野の解決事例も教えてください。

あるドクターが患者から「心電図の異常を見落としたのではないか?」と指摘を受けました。
依頼を受けた私は、事件とは関係のないドクターに連絡を取り、この件に関して意見書をもらいました。


――意見書をもらったドクターとは、以前から知り合いだったのですか?

知り合いのドクターもいましたが、まったく面識のないドクターもいました。
問題となっている分野に詳しいドクターをインターネットで探し、論文や学会発表の内容を確認して、相応しいと思ったドクターに連絡したのです。


――ということは、論文の内容もある程度理解されているということですか?

そうですね。
これまでの経験からある程度わかるようになりました。
症状は似ているけど異なる病気などもわかるようになりましたね。

ただ、私は、医学の専門家ではありません。
感覚である程度わかっても、最後はドクターの判断(意見書)が頼りです。

ほかには、大学病院の先生に頼んで、事件の分野に該当する先生を紹介してもらったりもしました。
最終的には、診察したドクターの判断が正しかったと判断され、無事に解決しました。

05 弁護士として心がけること

インターネットで大丈夫?弁護士だからこそ得られる安心感

――弁護士として、大切にしていることを教えてください。

私が一番大切にしているのは、依頼者さまのお話を聴くことです。
はじめは何も知らない部外者の気持ちでひとつずつ丁寧にお話をお聴きして、依頼者さまの立場を理解する。
そして、依頼者さまの立場に立てるようになるのが、事件解決の第一歩だと思っています。

そのためには、依頼者さまとの信頼関係が大切です。
また、信頼関係を築くためには「何でも安心して話せる」という雰囲気や、「すぐに返答をくれる」「こまめに報告をくれる」といった安心感も大切だと思っています。


――困っている方へ、二又先生からメッセージはありますか?

近年はインターネットにさまざまな情報があふれ、法律知識も一定程度はわかるようになりました。
しかし、それだけを過信せずに一度相談することをおすすめします。

本来、困りごとの内容や事情はその方によって異なります。
しかし、インターネット上には局所的な情報や、なかには偏った情報もあるものです。

そういった情報を疑いなく信じてしまったり、反対に情報が多すぎて、何が正しいのか判断に困る方もいるでしょう。

そんなときは、ぜひ一度相談にいらしてください。
弊所では初回無料相談を実施していますし、早めに相談にいらした方が、お金も時間も比較的かからずに解決できます。

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