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おぎの しんいち
荻野 伸一弁護士
荻野法律事務所
烏丸駅
京都府京都市下京区四条通新町東入月鉾町47-3 四条新町ビル3階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

初回面談は30分無料です。 休日・夜間の面談は、事前にご予約ください。

インタビュー | 荻野 伸一弁護士 荻野法律事務所

弁護士としての責務は「勝つべき事件に勝つ」こと。冷静な頭脳と温かい心で依頼者の正当な権利を守る

弁護士生活17年目の節目に、京都市で荻野法律事務所を開業した荻野伸一(おぎのしんいち)弁護士。
あらゆる業界の企業法務から、労働問題や交通事故などの一般民事に至るまで、多岐に渡り活躍しています。
「依頼者さまの正当な権利を守るため、勝つべきものは勝って当たり前なんです。それが弁護士の存在意義ですから」と熱く語る荻野弁護士。
専門職としてプライドを持って業務に取り組む姿勢に、頼もしさを感じます。

そんな荻野弁護士ですが、弁護士になる前は政府系金融機関に勤める会社員でした。
順風満帆な会社員から、なぜ弁護士に転身したのでしょうか。今回は、荻野弁護士のこれまでの歩みや、弁護活動にかける熱い想いに迫ります。

01 弁護士を目指したきっかけ

政府系金融機関から弁護士へ。根底にあったのは“人への想い”

――なぜ、弁護士を目指したのでしょうか?

実は大学卒業後、政府系の金融機関に勤めていたんですよ。
銀行のお客さんは、大企業ばかりでした。
大企業に融資し、政策的に意義のある案件を後押しする。
いわゆる政策金融にする仕事をしていたんです。
非常にやりがいがあって面白かったのですが、私の中で「もっと人に喜んでもらえる仕事がしたい」という気持ちが強くなって…。
もちろん、銀行での仕事もお客さんに喜んでもらえる仕事ではあったのですが、もっと個人対個人で。
人間同士、より近い距離で関わって、その人のお困りごとを解決するような仕事がしたいなと思ったんです。
それが叶えられるのは、弁護士かなと。
そこから、弁護士になろうと決意しました。


――実際に弁護士になってみて、いかがですか?

もちろん大変なことはたくさんありますが、やっぱり面白い仕事だなと思います。
現在弁護士生活は17年目を迎え、多種多様なトラブル、そしてさまざまな依頼者さまと関わってきました。
依頼者さまが抱える事情も、それぞれ異なります。
個人の状況やお気持ちに合わせて、どんな法的解決ができるのか。
そして、どんな結果が目の前の依頼者さまにとってベストなのか。
日々考えながら答えを出していくプロセスが、面白いなと思います。
ありがたいことに「先生に頼んで良かった!」と言っていただけることも多いので。
弁護士を目指すきっかけにもなった「人に喜んでもらえる仕事がしたい」という想いが、叶えられているんじゃないかなと感じますね。

02 これまでのキャリア、実績

大阪と京都で17年。あらゆる業界の企業法務、一般民事に携わる

――現在に至るまでのキャリアを教えてください。

最初は、大阪にある法律事務所に入所しました。
そちらでは、企業法務を中心に、メーカーや保険会社、IT系の企業、そして前職の経験も活かせる銀行や証券会社など…。
実にさまざまな業界の企業さんから、ご依頼をいただいていましたね。
株主総会の指導や取締役会のサポート、就業規則の整備や契約書のリーガルチェックなど、企業法務にまつわることは幅広く経験しました。


――ちなみに、そちらの事務所を選ばれた理由はありますか?

“人”ですね。
事務所の弁護士さんとお会いしたときに、とても素晴らしい先生方だったので…。
そういえば銀行に就職したときも、“人”で選びましたね。
人と人との関係とか、ご縁とか、そういうのは大事にしたいと思っているんです。
あとは、弁護士になりたてだったこともあり、幅広い事件を取り扱っている事務所がよかったというのもあります。
企業法務が中心ではありましたが、もちろん個人の依頼者さまの事件もたくさん対応していたので。
まずは何でも対応できる弁護士になりたい、という想いも強かったんです。

その後、縁あって司法修習の同期が開業した京都の事務所に所属しました。
そちらでは、引き続き企業法務、そして相続や離婚、交通事故や債権回収など、個人の依頼者さまの事件もさまざま対応していました。
経験してない事件がないくらい、まんべんなく取り組んでいましたね。


――その後、独立開業を?

そうですね。
大阪の事務所で約10年間、京都の事務所で約6年間、さまざまな経験をさせていただいたので。
満を持して2023年に、荻野法律事務所を開業しました。
こぢんまりと、目の行き届く範囲で仕事がしたいという思いがあり、弁護士は私1名のみです。
今後、お互いがしっかりとコミュニケーションを取れる範囲でなら、人数を増やしていくのもいいかな…と考えています。

03 得意分野

労働問題は迅速丁寧に。冷静さと温かい心で傷を最小限に抑える

――先生の得意分野を教えてください。

どんな事件でも対応できる自信はありますが、その中でひとつ挙げるとすると、労働問題ですね。
長年企業法務に携わっていることもあり、会社関係のトラブル対応には自信があります。


――企業側と労働者側、それぞれの対応で心がけていることを教えてください。

どちらも、とにかく迅速に。
スピード感と丁寧さは、特に意識していますね。
また企業側で従業員を解雇したいというご依頼の場合、いかに上手く手続きを踏んで、紛争が生じないようにできるのか。
企業がなるべく不利益にならないように、綿密に計画を立てて進めるようにしています。
しかし中には、既に解雇をしてしまって紛争になっている事案もあるんです。
その場合、まずは手続きが正当なものだったのかをしっかりと振り返ります。
そして、もし企業側に落ち度があれば、いかに傷が浅い状態で解決できるか…。
これを最優先に考えて、事件に臨むようにしていますね。

労働者側の場合、解雇や残業代請求を始め、最近ではパワハラやセクハラのご相談をいただくことが多いですね。
解決のためには、やはり証拠が重要です。
依頼者さまの状況に応じて、どんな証拠を集めるべきか。正確にアドバイスするようにしています。


――パワハラやセクハラに悩む労働者の方々は、心身ともに疲弊している方も多いですよね?

はい。やはり皆さんかなり思い悩んでご相談にいらっしゃいます。
当然、寄り添った対応は心がけていますが、弁護士という立場も忘れてはいけません。
依頼者さまを、苦しい状況から救い出したい。この想いが強いからこそ、第三者目線の冷静なアドバイスも必要なんです。
私は、感情的になる依頼者さまのお気持ちを十分に理解しつつも、冷静に、そして温かい心を持って、依頼者さまのために手を尽くす…。
イギリスの経済学者、アルフレッド・マーシャルの言葉、“クールヘッド ウォームハート”の精神で依頼者さまと向き合うよう心がけています。

04 今後の展望、メッセージ

依頼者の正当な利益は死守。“頼んで良かった”と言われる後味の良い解決を

――今後の展望を教えてください。

冒頭でもお話しましたが、依頼者さまから「先生に依頼して良かった」と言われる弁護士であり続けたいです。
私たち弁護士は、やはり専門職なので、依頼者さまは、私たちの専門性に期待してご依頼してくださるんです。
なので、“勝つべき事件は、勝って当たり前”なんですよ。
弁護士として当然の責務でもあるので、この精神は忘れずに持ち続けたいですね。
一方で、中には負けるべき事件というものもあって…。


――負けるべき事件とは?

依頼者さまの正当な利益を超えてまで、勝つ必要のない事件のことですね。
たとえば交通事故案件で、依頼者さまが加害者側だとします。
こちらが悪いのは誰が見ても明らかで、賠償金の支払いは免れないような事件の場合。
1円も賠償金を支払いたくないというご希望には、残念ながら沿うことはできません。
それは、被害者の正当な権利を脅かす行為だからです。
このような負けるべき事件の場合は、“いかに上手く負けるか”が重要です。
依頼者さまの正当な利益の範囲で賠償金を交渉し、当事者双方がなるべく気持ちよく、後味のよい解決ができればいいなと思っています。

分が悪い事件でも負け方を考えて。
依頼者さまが、気持ちを新たに再スタートをきれるような、そんな解決ができる弁護士でありたいです。


――最後にメッセージをお願いします。

「こんなこと聞いても良いんだろうか…」と思わず、何でもお話しください。
とはいえ、いきなり何でも話せと言われても難しいですよね(笑)
私も、依頼者さまが話しやすいように質問を投げかけて、会話をアシストするよう努めていますので。
ご自身では些末なことだと思っても、全く気にせずにお話ください。
ひょんな会話がきっかけで、解決の糸口が見つかることもありますから。
弁護士だからと気負わずに、些細なことでもぜひご相談ください。
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