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すみや しおり
角谷 史織弁護士
大野角谷法律事務所
大宮駅
埼玉県さいたま市大宮区仲町3-48-2 ONE’S仲町ビル2階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

休日及び夜間のご相談については、あらかじめ日程調整の上、可能な範囲での対応となりますのでご了承ください。

インタビュー | 角谷 史織弁護士 大野角谷法律事務所

離婚、借金、不動産、消費者問題。キャリア10年超、どんな悩みも受け止める大宮の町弁

10年以上にわたって、市井の人々の声に耳を傾けてきた大野角谷法律事務所の角谷 史織(すみや しおり)弁護士。
現在は離婚や子をめぐる紛争のほか、賃貸借をめぐる不動産問題や、契約トラブルに遭った消費者の救済などに奔走しています。
どんな思いで日々、依頼者と向き合っているのでしょうか。

01 これまでのキャリア

都市型公設事務所に勤務。採算度外視で難事案にも果敢に挑む

ーー早い段階で弁護士を目指し始めたとお聞きしました。

中学生の頃に漠然と憧れるようになり、高校入学時には決意を固めていました。
そう決めてからは、その道を一直線にひた走ってきました。

大学時代は、まさに勉強一色でした。
司法試験合格を目指す人が集まる研究室に入り、同期や先輩と勉強の日々。
切磋琢磨できる仲間がいたことは、とても心強かったですね。

そして、その当時からずっと思い描いていた弁護士像がありました。
生活に関わる身近な法律相談をお受けし、一人ひとりの人生に寄り添う弁護士です。
それもあって、まずは都市型公設事務所からキャリアをスタートさせたんです。


ーー公設事務所とは何ですか?

司法への平等なアクセスを提供するために、日本弁護士連合会が設置・運営したり、支援して運営されたりする事務所のことです。


私は、都内にあるそうした都市型公設事務所に2年半勤めました。
離婚や借金問題をはじめ、様々な種類の案件を扱ってきました。弁護士がいない地域、少ない地域で、若いうちにひとりで業務を行える弁護士になるよう
みっちり鍛えられ、貴重な経験を積むことができましたね。

02 注力分野と強み

不動産に強く、農地の相続も。高額契約トラブルの被害者救済へ

ーー現事務所を開設するまでの経緯も教えてください。

公設事務所を去った後、さいたま市内にある事務所勤務を経て、2019年に同期と現事務所を開業しました。
そのパートナーとは、以前の事務所でも一緒に働いていました。

性格やスタイルには弁護士それぞれの個性があると思います。
私は、どちらかというと色々な可能性を想定し、前もってそのリスクを摘み、慎重に検討を重ねながら進めるタイプです。


ーー現在はどんな事件を重点的に扱っているんですか?

家事事件や一般民事を幅広く扱っていますが、なかでも多いのは離婚や借金問題です。
離婚についてはセミナーの講師もたびたび任されています。

それと今は、不動産・建築関係の事件にも力を入れているところです。
賃貸借をめぐるトラブルを中心に、オーナーと借主の双方からご相談をいただくことがあります。
最近は、農地に関しても勉強し、農地の処理についてもアドバイスできるようになりました。


農地をめぐっては昨今、耕作放棄地の増加が社会課題になっています。
それに関連して、たとえば「農地を相続しても、使い道がなく困っている」といった声をよく耳にするんです。
私ならそのあたりも、農地特有の規制などを踏まえて対応させていただくことができます。


ーーそれは助かりますね。

もうひとつ、長く力を注いできたテーマがあります。
消費者被害・詐欺の問題です。
エステや美容整形などで高額な契約をさせられたり、訪問販売で高齢者が無理やり布団などを買わされたりするトラブルです。

「解約したいけど、やめると言ったら違約金を請求された」。
そういったご相談も珍しくないですね。

03 過去の解決事例

支払った契約金の一部を返金させた裁判。勝訴的和解で解決。

ーー最初に聞いていた説明と違っても、契約書を盾にもっともらしい説明をされたら、納得させられてしまいそうです。

意図的に表現を曖昧にしたり、解釈に余白を持たせようとしたりと、消費者があらかじめ問題に気づけないような契約書は少なくありません。

話し合いで折り合うことも多々ありますが、なんでも妥協しての話し合いでの解決が素晴らしいとは私は考えていないので、判決の見通しを吟味して、裁判で徹底的に争ってはっきり白黒つけることをもあります。
被害者の無知につけ込む行為は、絶対に許せません。
困ったことがあれば気軽にご相談いただきたいですね。


ーー裁判で経験について、ほかにもぜひ教えていただけますか?

不貞行為に及んだとして、慰謝料を請求された裁判もありました。

依頼者さまは当初、ご自身で訴訟に臨んでいたんですが、裁判官から敗訴をにおわせられたそうです。


ーーその段階で代理人を引き受けたと。

依頼者さまの証言などから、「これは負ける案件ではない」と判断し、徹底抗戦することにしました。

相手の主張や証拠に反論を重ねた結果、一審で勝訴。
相手は控訴してきましたが、二審でもその判決は維持されました。
訴えられた依頼者さまは、相手にはお金を1円も払わずに済んだのです。

04 依頼者への思い

時間をかけて、説明はわかりやすく。「気軽にいつでも聞いてほしい」

ーー依頼者と接する際、どんなことに気をつけていますか?

お話をしっかり聞くこと、こちらからのご説明も懇切丁寧に行うこと。
じっくり時間をかけて、コミュニケーションを重ねることを心がけています。

それは言葉だけではありません。
事件の状況や今後の方向性などについて、理解しやすいように事前にメモを用意してお渡ししたり、ホワイトボードを使って流れを整理したりもしています。


ーーそれはありがたいですね。

その場ですべてを理解し、頭にインプットするのは大変ですからね。
紙のメモや、ホワイトボードをスマホで撮影して残しておけば、気になったときにいつでもご自身で確認いただけます。

「わからないことがあったら、いつでも聞いてくださいね」。
依頼者さまには必ずそうお伝えしています。

依頼者さまが不安や悩みから解放され、次の一歩を大きく、気持ちよく踏み出せるように、これからも一つひとつの事件に全力投球していきたいですね。
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