労働・雇用の事例紹介 | 南 宜孝弁護士 難波みなみ法律事務所

取扱事例1

• 未払い残業代請求

残業代請求

依頼者：運送業を営む勤務先に勤める中距離ドライバー

【概要】
残業代として250万円を請求したが、交渉が頓挫し労働審判の申立てを行いました。

争点は配送先での待機時間や休憩時間が就労時間と評価できるか。

実際に車両を停止させ、荷受品の積み込みをしていなかったとしても、勤務先や配送先からの指示があればいつでも対応しなければならないことを主張しました。

その他の就労時間は、タイムカードや日々つけていた携帯電話のスケジュール帳を元に主張。

以上により、残業代として200万円の支払いを受ける内容で和解が成立しました。

【解決期間】
8か月

取扱事例2

• 未払い残業代請求

葬儀社で勤務していた従業員

【概要】
従業員から勤務先に対して残業代として350万円を請求。

交渉が頓挫し、労働審判の申し立てを行いました。

勤務先からは業務委託であったとの反論がなされたが、勤務先からの業務に関する指示のメール、支払明細の内容、定期的に実施されていた朝礼の内容などを踏まえて、雇用関係であることを立証しました。

他方で、就労時間について、タイムカードや日報などのような就労時間に関する資料が乏しい中、勤務先とのメールのやりとり、パソコンのログ情報などから就労時間を立証に努め、労働審判第一回期日にて、解決金200万円の支払いを受ける和解が成立となりました。

【解決期間】
６か月