朝倉 賢大弁護士のアイコン画像
あさくら けんた
朝倉 賢大弁護士
藤井・滝沢綜合法律事務所
葭川公園駅
千葉県千葉市中央区中央3-5-1千葉中央トーセイビル9階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

お電話ではご相談の概要をお伺いの上、法律相談のご案内を行います。任意整理・破産については,法テラスのご利用可能です。

インタビュー | 朝倉 賢大弁護士 藤井・滝沢綜合法律事務所

中小企業のサポートも担う。法律問題に苦しむ人々へ再建への道を照らす

弁護士に加え、宅地建物取引士の資格も合わせ持つ藤井・滝沢綜合法律事務所の朝倉 賢大(あさくら けんた)弁護士。
債務整理では、ギャンブルによる約800万円もの借金を破産で免責にした実績などがあります。
企業法務から家事事件まで幅広く対応し、緻密な調査と分析で、ご依頼者様のご希望に沿った解決策を練り上げるのが持ち味です。
弁護団や弁護士会の活動にも熱心に取り組んでいます。
その原点や、依頼者への思いをお聞きしました。

01 弁護士としてのキャリア

原発事故避難者訴訟の弁護団、千葉医療問題研究会、弁護士会でも3つの委員会に所属

ーーまずは、弁護士を志した理由を教えてください。

最初に興味を持ったのは、小学生の頃でした。
授業で憲法や三権分立を学び、法律に携わる仕事に就きたいと考えるようになったんです。

それと、約40年にわたって造園業の会社を営んでいた父の存在も大きかったですね。
経営や従業員との関係で苦労する姿を見て、中小企業を法的な観点からサポートしたいとの思いも湧いてきたんです。
法曹を目指す中で、父のように困っている経営者や、中小企業の負担を軽減したい、と思い企業法務を取り扱う弁護士を目指すようになりました。


ーー現在の事務所には、どういう経緯で入所されたんですか?

司法修習のときに指導担当に紹介いただいたのがきっかけです。
その場所は、原発被害救済千葉県弁護団の会議でした。

福島第一原発事故から千葉県に避難されている方々が原告となり、国や東京電力の賠償責任を問う裁判の弁護団です。
当事務所はその事務局を任されており、修習の一環で会議に顔を出したときに声をかけていただいたんです。
現在は、私も弁護団の一員として活動しています。

ほかに弁護士会でも、業務改革委員会、非弁部会、紛争解決支援センター運営委員会など複数の委員会に所属しています。
それぞれの問題について研鑽(けんさん)を積み、現場の事件処理に役立てるためです。

02 注力分野と強み

ギャンブルで約800万円の借金も破産でゼロに。自宅を守った個人再生も

ーー事務所としては、個人・会社を問わず幅広い分野を扱っているようですね。

相続や債務整理、不動産問題、債権回収、企業法務などです。
私自身はとくに債務整理の取扱件数が多いほか、企業法務や宅建士(宅地建物取引士)の資格を活かせる不動産問題にも注力したいとの思いがありますね。

債務整理のご相談は、法テラス経由を含め毎月5件以上、裁判所への破産などの申し立ても年間10件以上対応していると思います。
自己破産のほか、負債を圧縮して返済する個人再生や任意整理の経験も豊富です。


ーー具体的にはどんな事件を解決したんですか?

一般にギャンブルなどによる借金は「免責不許可事由」とされ、破産手続きを申請しても原則として借金をゼロにできません。
ただ、裁判所の裁量で認められるケースもあります。
そのいわゆる「裁量免責」によって、免責許可決定を得たことがありました。

それは、パチンコや競馬で約800万円もの多額の負債を抱えた方からのご相談です。
そのときはできる限りの資料をかき集め、免責が相当だと裁判所に必死に訴えました。
そうした徹底した調査、管財人との協議によって免責許可決定を得られました。


ーー個人再生でも徹底的なリサーチは重要になりそうです。

個人再生の方が破産手続に比して裁判所に提出する書類が多く、手続きが煩雑なため簡単にはいきません。
自宅などの不動産評価額の資料、給与明細、通帳などを一通り揃え、返済能力があるとする根拠を再生計画でしっかり示す必要があります。

これからご紹介するのは、そんな個人再生によってご自宅を死守できたケースです。

依頼者さまは住宅ローンなど複数の債務を背負っていたんですが、「マイホームは手放したくない」という強い意向をお持ちだったんです。

ただ、ご自宅を残しつつ借金を返済するには、ご本人の収入では不十分でした。
そこで息子さんの収入も加えるかたちで協力してもらい、個人再生手続きの申し立てを行いました。
それによってご自宅を手放すことなく、債務整理を完了させられたんです。


ーー緻密な調査と分析で、解決策をひねり出す。そこは持ち味のひとつといえそうですね。

あの手この手を尽くして、なんとしても依頼者さまの希望を叶える。

同時に、裁判所から破産管財人に選任していただく事件があることも大きいです。
破産管財人には、破産手続きが適切に行われているかを調査し、裁判所に報告する役割があります。
そのため、申し立てる側に回った際には、「破産管財人ならどう判断するか」という視点からアプローチすることもできると思います。


ーー不動産問題についても、相談の中身や強みを聞かせていただけますか?

不動産については宅建士のほかにも現在、勝浦市の固定資産評価審査委員会のメンバーも務めています。
その知見や経験を、現場の事件解決に活かせる点も強みだと思いますね。

とくによくあるのは、家賃滞納や立ち退き、原状回復費用などに関するご相談です。
オーナーと借主、どちらも積極的にお受けしています。

つい最近も、立ち退きを求められた借主の代理人として交渉にあたり、依頼者さまが十分納得できる金額まで立退料を増やした事案がありました。

03 依頼者への思い

「もう手に負えない」。親もあきらめかけた非行少年が口にした夢

ーーずばり、弁護士になって正解でしたか?

一瞬の迷いもなく、そう断言できますね。
「勇気を出して相談してよかった」「将来に希望を持てるようになった」。
依頼者さまからそんな風に感謝されるたびに、やりがいと喜びを感じずにはいられません。

たとえば、非行を繰り返していたある少年もそうです。

非行行為は無免許運転に交通事故、傷害と、かなりやんちゃな少年でした。
お母さまも当初は「もう手に負えない。私には面倒を見られない」と嘆いていらっしゃったんです。


ーー深刻な事態だったんですね。どんな結末を迎えたんですか?

あのときは少年本人、お母さまと何度も繰り返し話し合いましたね。また、お母様以外の親族の協力も仰ぎました。
少年は深く反省していたので、そのことをお母さまに伝えたうえで「(お母さまは)少年を支えられる最後の砦です」「まだ若いので、十分変われるはずです」などと言葉をかけたんです。

すると、お母さまの意識が変わりはじめたんですよ。
なんとか一緒に更生の道を探ろうと、親戚に頼んで親戚が経営する会社で働かせてもらえることになったんです。
そうやって就職先を確保できたこともあり、少年院送致が濃厚と思われる状況で、試験観察を経て保護観察処分につなげることができました。


ーーなんとか最悪の事態を切り抜けられたわけですね。

少年本人もお母さまも、涙ぐみながら「よかった」と口にされていましたね。

実は少年は、あるときから夢を語り出したんです。
親戚の会社で経験と資格を身につけたら、「将来は自分の会社を持ちたい」と。
絶対に叶えてほしいですよね。
心の底からそう願っています。

04 困っている人たちへ

個人も法人も双方に対応。オーダーメイドの解決策をご提案。お早めに相談を

ーー最後に、依頼者に伝えたいこと、メッセージをお聞かせください。

個人の方や、中小企業様であっても、今まで弁護士に依頼をしたことがない方がほとんどではないでしょうか。
その中で初めて法律事務所の扉を叩くのは、勇気のいることだと思います。

ただ、ぜひ安心してご相談いただきたいですね。
私がじっくりとお話をうかがい、最善の解決へ導けるよう全力でサポートさせていただきます。

この場でお伝えしたいのは、なるべく早めにご連絡いただきたいということです。
契約書のチェックから債権の回収、債務整理など、どんなご相談もまずはご連絡ください。
まだ余力のある段階なら、問題解決に向けた方策も十分探せるからです。
そして、それは相続や不動産問題などでも同じです。
遠慮せず、みなさんの悩みを私にぶつけていただきたいですね。
電話でお問い合わせ
050-7586-4976
定休日

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。