インタビュー | 大崎 詠人弁護士 弁護士法人あかり

ーー弁護士法人あかりは、借金問題に注力しているそうですね。

弁護士として困っている人のお役に立ちたいという想いがある中で、「どんなことが一番切実だろうか」、そう考えた時、やっぱりお金のトラブルかなと。

法外な金利で借金をしたり、借金に借金を重ねたりした場合、その先にはほぼ確実に返済できずに取り立てに追い詰められ、心身が疲弊してしまう未来が待ち受けています。
こうしたケースのほとんどは、法律知識がないばかりに、不当に苦しめられているんです。
逆にいうと、法律の専門家である弁護士がお力になれる要素がとても大きいともいえるんです。

より安心して、当事務所にご依頼いただけるよう、借金問題に集中的に対応し、できる限り多様なケースを解決できるよう知見を積み重ねています。
同時に、弁護士に依頼することに躊躇する方もまだまだ多いと思っています。
そこで、できる限り依頼者の方が相談しやすいような体制の整備にも力を入れています。


ーー具体的に教えていただけますか？

まずは実績です。
借金問題については、これまで年間1000件以上の相談に対応し、解決してまいりました。

これだけの数に対応していますので、たいていのケースに対応できるノウハウがあります。

「こんなケースでも大丈夫だろうか」「他の事務所では断られた」
そんな場合でも、一度ご相談ください。

対応力も盤石です。
ベテランの事務員と弁護士がチームを組んで運営していますので、対応は迅速で、的確なアドバイスも初回相談でお伝えしています。

また、依頼者の方は借金問題で相談に来られるわけですから、さまざまな負担はできる限り抑えるよう配慮しています。
相談は何度でも無料ですし、弁護士費用についても可能な範囲で分割可能とし、無理なく返済できるよう対応させていただいております。

解決力には自信を持っていますので、もしも債権者との交渉などがうまくいかなかった場合のために「返金保証制度」も採用しています。

ーー借金苦の依頼者に十分に配慮されていて、これなら事務所の敷居をまたげる気がします。

私自身お金に苦労しましたので、借金に苦しんでいる方のお気持ちはよくわかるんです。
100%とはいえませんが、特に借金問題は、さまざまな事案に対応してきましたので、たいていの借金問題は解決可能です。

ただ、後ろめたさや「返済しなければ」といった責任感などから、なかなかご相談に足が向かない方もいらっしゃると思います。
ですから、せめてお金の負担に関する部分はできる限り配慮することで、最初の一歩を踏み出してもらいたいなと。

もちろん、ご相談いただいて、借金をしたこと叱るようなことはしませんし、難しい用語も使わず、わかりやすく、丁寧に見通しをご説明させていただきます。


ーーそもそも、弁護士を目指したきっかけはなんだったのですか？

高校時代、初めてアルバイトをしたり、クレジットカードを作って通販を利用したりした時、契約書というものを初めて意識しました。
そのベースには「法律」がある。
それが「法律」という存在を意識し始めたきっかけですね。

実はすぐ近くにある、それなのに遠い存在というのがその時私が「法律」に抱いた印象です。
同時に、知らないと困るし、トラブルに巻き込まれる可能性がある。
そう思い、「法律」が絡む難しい問題に適切に対応できる職業として、弁護士になることを意識し始めたんです。


ーー最初から借金問題に注力してきたのですか？

もともとは一般民事全般をやりたくて、いわゆる町弁に入所しました。
次の事務所では、離婚や相続など、より幅広い分野に取り組みましたが、特に債務整理に携わる機会が多かったですね。

そして、独立に際しては、何か強みがある方が、依頼者の方も安心して依頼できるだろうという想いもあり、最も実績が豊富だった借金問題に力を入れることにしたんです。

事務所名の「あかり」は、その名の通り、お客様の未来に「あかり」を灯したいという想いを込めています。
ロゴマークの三つの炎は、「信頼」「安心」「誠実」を表現しており、当事務所、そして私のモットーでもあります。

ーー豊富な借金問題の解決実績の中から、先生にとっても特殊だなという事例を教えてください。

マイホームを残しての個人再生の事案なのですが、2回目という事案がありました。
裁判所での事例も少なく、レアなケースでした。
前例が少ないため、文献を隈なくあたり、裁判所や再生委員とも細かく打ち合わせを重ね、最終的には認めていただけました。

依頼者の方は、1回目の再生の際に住宅ローン以外は返済を終えていたんです。
ただ、そこから返済が苦しくなったんですね。
返済の意思はおありで、引き続きなんとか自宅を残したいという想いもお持ちでした。
特殊なケースでしたが、依頼者の方の希望を叶えるために諦めず、粘り強く対応した甲斐がありましたね。


ーー借金問題に精通しているからこそ得られた結果ですね。

借金問題は、ある程度パターンが決まっている反面、レアなケースでは、経験がないと対応が難しい側面もあるんです。
ですから、他で断られた事案でも諦めずに一度、私のところへ相談に来ていただければと思います。

もうひとつ、個人事業主の破産の事例も紹介させてください。
珍しいわけではないのですが、個人事業主で実質、会社同様に運営しているケースということで、参考になるかと思います。

依頼者の方は、洋服を店舗で販売していました。
ところが売上が低迷し、自己破産することに。
スムーズに手続きを進め、最終的に負担も最小限に終えることができました。

事前の相談でしっかりと状況を共有し、契約や申し立てのタイミングをある程度見立て、終始状況を見据えながら対応できたことがうまくいった要因です。

このケースに限らないのですが、早めにご相談いただけたことが、最善の結果につながりました。
「まだ大丈夫」と思っても、気になるようならもう早すぎるということはないんです。

ーーお金のトラブルのことなら、これほど頼もしい存在はいませんね。

どんなケースでも解決できるとは限りませんが、たいていの金銭トラブルはなんとかなります。
集中的に対応しているのは借金問題ですが、離婚や相続などでも、お金の問題は付きまとうものです。
もちろんそうしたケースにも対応させていただきます。
他に相続事件、不動産の立退料に関する事件も対応いたしますので、気軽にご相談ください。

今後は、再生事件にも力を入れていきながら、借金問題の知見をより深めていく一方で、交通事故やその他の領域のお金に関わる部分にも対応できるよう、より対応の幅をワイドにしていきたいと思っています。


ーー最後にお金のことで悩んでいる方へメッセージをお願いします。

借金で首が回らなくなる原因は、収支のバランスが崩れているからです。
収入に見合わない消費をすることで、資金が不足し、それを補うために借金をするーー。
この負のスパイラルから抜け出すためにも、一度、明細書にじっくりと目を通し、本当に返済可能なのかじっくり考えてみてください。
「難しそう」「無理だ」と思うようなら、すぐにご相談ください。

「返さなければいけない」という責任感は決して悪いことではないんです。
ただ、収入に見合わない借金だったり、金利の負担が大きすぎたりすれば、借金は膨らむ一方です。
少しでも早くご相談いただければ、それだけでより良い解決を目指せます。
当事務所は、金銭負担はできる限り抑えるよう配慮していますので、お金の心配はなさらず、借金から抜け出す第一歩として、まずご連絡を。