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うつのみや たかし
宇都宮 貴士弁護士
松戸法律事務所
松戸駅
千葉県松戸市松戸1286-2 M.Cresta7階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 電話相談可
注意補足

相続、借金(破産、個人再生)のご相談は無料です。

インタビュー | 宇都宮 貴士弁護士 松戸法律事務所

債権者数170超の大型法人破産。数日で道筋つけた弁護士

生まれ育った場所に事務所を開設し、依頼者一人ひとりの声にじっくり耳を傾ける。
松戸法律事務所(千葉県松戸市)の代表弁護士・宇都宮貴士先生は、そんな町医者のような弁護士です。
一方で、大きなニュースになるような法人破産や、数億円規模の遺産分割協議など、重大・複雑な事案も数多く手がけてきました。
対応実績やコストの明確化を売りにする宇都宮先生の仕事ぶりに迫ります。

01 どんな弁護士ですか

5割を超える面談者の受任率、町医者のような弁護士

ーー事務所のホームページで対応分野について強調されてますね。

私たちは相続、破産・個人再生を中心に扱う事務所です。
分野を絞れば、その分知識と経験をどんどん積むことができます。
その方が、依頼者に最大限の利益を提供できると考えているからです。

同時に、すべての事件を代表弁護士である私が担当することにもこだわっています。
大きな法律事務所ですと、弁護士がたくさん在籍していますよね。
依頼者は弁護士を自ら選ぶことができないケースがほとんどです。それはとても不安なはずです。

ただ、うちの場合は「宇都宮に頼みたい」、そう思っていただいた方には最初から最後まで私が徹底してサポートするので、安心して交渉や訴訟に臨めると思います。
私の理想とする弁護士像、それは「町医者」のような弁護士です。


ーー町医者のような弁護士ですか。

例えば、小さな村にある診療所の医者。思い浮かぶのは、単に病気のことだけをみるのではなく、生活や家庭環境、人間関係など、医療以外のさまざまな背景にも向き合いながら患者と接する姿です。
私もそんな町医者のように、依頼者の声にじっくり耳を傾けることを大切にしています。
それを示すものの1つに、受任率の高さがあります。

思えば高校・大学では部活のラグビーに熱中し、社会人としては公務員、それから民間に移ってコンサルタントも経験しました。
いろんな境遇の人と出会い、いろんな環境で過ごしてきました。勉強一筋、弁護士一筋のエリートでもありません。
そうした経験が、さまざまな事情を抱えた人たちのことを想像し、そこに寄り添えるような会話や対応につながっているのかもしれません。

02 事務所の対応分野

相続手続き一括処理、多忙な方の依頼多く

ーーここからは、それぞれの分野についてお聞きしたいと思います。まずは、相続・遺言について。

強みは、相続手続きのすべてを一括してやれることです。戸籍の取得、検認手続、預貯金口座の解約・返金手続、不動産登記移転、相続税の申告、遺産分割協議など、とにかくすべてです。さらに、相続手続きを一括してご依頼いただくと個別に依頼するよりも安くなることがあります。

なぜそんなことができるのか。1つは、税理士をしている兄の存在です。相続税の申告など税務面の相談は、兄の関与のもとスムーズに対応できます。

さらに、通常は司法書士に頼む不動産登記も私自身が行いますし、不動産屋や解体業者とも提携しているので、例えば手元に現金がなく相続税や弁護士費用を払えないような場合でも、こちらで建物を解体、土地売却の手配が可能です。

すべての手続きを私が窓口になって一本化しているので、税理士、司法書士、不動産屋などに個別に依頼する必要がないのです。その分、費用も安く済むわけです。


ーーそれはとても助かりますね。

相続関係は、仕事で多忙な若い方や相続手続の知識がない高齢者の依頼が多いですね。「平日は仕事で忙しく、税務署で手続きする時間がない」とか、「そもそも手続きがよくわからないから、全部お願いしたい」とか。

例えば、若くして親御さんを交通事故で突然亡くなってしまったとしましょう。突然のことですから、そもそも何の用意もしていない。さらに、海外出張で仕事が忙しかったり、あるいは兄弟で離れ離れに暮らしているので直接会って話し合う時間がなかったり。そういう場合は、私のように一括して任せられる人がいると非常に助かるようです。


ーー遺産手続きでは、数億円規模の案件も手掛けていると聞きました。

地主や経営者などの大型案件でご指名いただくことがあって、現在も数億円規模の案件をいくつか抱えています。
ただ、私は遺産の金額が大きくなるからといって、その分弁護士費用も比例して高く見積もることはしません。規模の大小で業務量が大きく変わることはそれほどないからです。

一般的には遺産が大きければ、それに比例して弁護士費用は高くなる傾向があります。でも、私はたとえ数億円規模でも上限を設けて、あくまで業務内容に見合った金額をいただくことをモットーにしています。


ーー弁護士費用を明確化している、と。

できる限り固定化して、定価でお受けするようにしています。例えば、個人破産(同時廃止)なら「着手金28万円 報酬金0円、実費2万円」、相続手続一括パックは「報酬金40万円」などと、項目ごとに費用を明確化して公開しています。

弁護士費用はいくらかかるのか。わかりにくく不安に思われる人がたくさんいらっしゃると思います。ですから、私たちは事前に見積もりをご提示して、納得いただいてから実際にご依頼いただくようにしているのです。

03 事務所の対応分野

債権者数170超の大型法人破産、数日で処理

ーー破産についてはいかがでしょう?

個人破産・法人破産、どちらでも対応します。法人破産を含めた破産と個人再生の弁護士一人当たりの申立件数は、地域有数です。

法人破産で大きなニュースになるような案件も担当しました。アニメーションの制作会社だったのですが、制作したアニメ映画の公開中に破産申請を行うことになったのです。それを私が一任されました。

映画が公開中だったこともあり話題になったのですが、だからこそなるべく騒ぎにならないように、かつ短期間で破産申立を行う必要があったのです。結果的には、数日で一気に処理しました。


ーーかなり難解な案件だったわけですね。

すべての債権者に出す破産通知、これが170社以上と膨大な数でした。発送作業だけでも一苦労です。ただ、そこは私たちの腕の見せ所。うちの事務所には破産関係のキャリアが長いパラリーガル(アシスタント)もいます。これまでの経験やノウハウを生かして、一気に終わらせました。

あと大事になるのは、事前の準備です。どうやって従業員に伝えるか、いつ対外的に公表するか、マスコミにはどう対応すればいいか。そういったことを経営陣と、周囲に気づかれないように秘密裏に進めておくことも重要でした。


ーー密行性とスピードが大事になる、と。

それは個人破産も同じです。家族に内緒で進めることはできないとよく言われますが、私は「家族に内緒でやります」というのが最大の売りです。ご本人に裁判所や消費者金融からの連絡が一切届かないようにして、家族の誰にも知られないようにするのです。

具体的には、消費者金融にご本人への通知は絶対に避けるようにしてもらいます。法律上、消費者金融は弁護士にそう言われたら従う義務があるので、それをうまく利用するのです。裁判所からの通知もすべて私を送達先にします。

私から依頼者への連絡も、必要最低限にとどめます。電話は時間帯を決めて、あとはなるべくメールか事務所に来ていただく。そうやって徹底して秘密裏に進めます。

04 事務所のこれから

相続、破産・個人再生。この2分野を極める

ーー今後も2つの分野を中心にしていくお考えですか。

相続、破産・個人再生、この2分野については数多くの依頼をいただいています。この2分野を中心に、企業法務も含めて、さらに極めていきたいですね。

ありがたいことに、「ここに入りたい」と言ってくれている弁護士が少なからずいます。人数を増やせば案件も増え、経営的なメリットがあるのかもしれません。ただ、弁護の質にバラつきが生じるのは絶対に避けたいと思っています。

代表弁護士の私がすべて担当し、徹底してサポートする。この信念を守りながら、現状いる仲間たちと依頼者の利益に最大限貢献できる事務所をつくっていきます。
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