企業法務の事例紹介 | 杉本 拓也弁護士 弁護士法人コスモポリタン法律事務所

取扱事例1

• 契約作成・リーガルチェック

契約書のひな型の整備を支援した事例（HP制作・マーケティング支援会社）

【ご相談前】
相談者様は、ご相談時には自社の契約書のひな型が整備できておらず、契約書も顧客ごとに都度対応するという場当たり的な状況でした。
当職が契約書関係の業務に携わってきたことにご関心を示して頂き、ひな型を作成したいというご依頼を頂きました。

【ご相談後】
クライアントの事業内容や契約条件で譲歩できる点、譲歩できない点について詳しくヒアリングし、契約書のひな型の整備をお手伝いさせて頂きました。
自社に有利な内容とするだけでなく、交渉相手との関係で知的財産権の帰属や損害賠償責任等の条項に関してどのように譲歩するパターンがあるかのバリエーションをあらかじめ準備させて頂きました。

その結果、各契約にひな型となる契約書を作成し、顧問弁護士として個別の契約交渉についても契約書をレビューする形で契約業務を継続的にサポートすることができております。
事業の性質上、著作権の理解が重要ということもあり、著作権法に関する社内研修も担当させて頂きました。

取扱事例2

• 雇用契約・就業規則

元従業員との紛争対応及び労務体制の整備を支援した事例（保険代理店）

【ご相談前】
相談者様は保険代理店さんで、不正行為を働いた保険募集人の従業員との間で解雇の有効性や未払い残業代の有無をめぐり紛争になり、生命保険会社の企業内弁護士の経験のある当職にご相談がありました。

【ご相談後】
相談後は、元従業員との交渉を代理人として対応し、経営者が余計なストレスを抱えず経営に専念できる環境を支援しました。

結果として解雇は有効でしたが雇用契約書に不備があり未払い残業代は幾分か支払うことになりました。
本件の紛争を機に、保険外交員に特有の雇用契約書及び業務委託契約書（外交員報酬部分）の関係及び内容を改訂するとともに、従業員10名以下ではありましたが就業規則を新たに整備することで、従業員の不正行為時に処分できるような環境を整備させて頂きました。

取扱事例3

• 契約作成・リーガルチェック

IPO（株式上場）をリーガル面で支援した事例

【ご相談前】
相談者様は、創業4期目のスタートアップ企業です。
IPOに向けて監査法人のショートレビューを受けるなど準備中の段階でしたが、社内規程の整備や法改正対応が不十分な状況でした。
当職が企業内弁護士で社内規程の整備や個人情報保護法の改正の経験もあることから、ご依頼を頂きました。

【ご相談後】
ご依頼後は顧問弁護士として支援させて頂き、ショートレビューや幹事証券会社の意見を参考に、法務の面においてIPO時までに何を準備しなければならないかをリスト化し、社内規程の整備、人事労務対策、個人情報保護法や特商法等の改正対応等について準備をしております。
顧問弁護士としてかかわるようになり、クライアントさんに関係のある法令改正の情報提供等についても当職から定期的にアップデートさせて頂いたり、定期的に社内体制の見直しや利用規約を改訂するなど、2年近くIPOを支援しています。