兄からの根拠のあいまいな金銭要求について、アドバイスを頂きたいです

実の兄より金銭の要求があり、弁護士同席で調停を行う予定だと言われました。80代の母は5年前に認知症を発症し1年前より高齢者施設に入居しています。私は結婚し同市内に住んでいるので、通いで家事買い物などの面倒をみてきました。母の施設入居のタイミングで別に暮らしていた独身の兄が実家に戻り仕事をやめ無職になったので、母の施設入居の保証人になってくれ当初は安心しておりました。施設入居の際、母の今後のことを考えて母の面倒は保証人の兄だけではなく、妹の私も平等に責任を追うと約束し名前と印鑑をおしてしまいました。実の兄だったので信用していましたが、最近になり私が平等に責務を遂行していないと主張し、約束違反だからと200万の金銭の要求がありました。兄の主張としては、母の施設からの連絡や事務処理などが兄が全て行っているからとのことです。母が体調を崩した場合や事務連絡も最初に兄に入りますが、母の預金通帳を全部預かりそこから母の日用品を購入したりしている兄と違い、母の下着や差し入れ、衣類などはすべて私が自分で支払っています。病院の付き添いもできる限り私も行っているし、コロナ禍で訪問などを控えてほしいとの施設からの要望があるなか、全てを押し付けているという主張が通るのか疑問です。母の預金通帳には合計五千万ほどのお金があったはずですが、残高に不審な点があり成年後見人申し立てをするべく母の主治医に診断書を依頼したのが保証人である兄に知れてしまったので、嫌がらせの要求かとも思います。こんな要求が通るのか私はこのあと調停から民事裁判になってしまったら印鑑を押している以上支払しなければならない可能性があるのかアドバイスを頂きたく質問させていただきました。話し合いしようにも半年以上も兄に電話で怒鳴られ続け、金銭要求もありこちらが精神的におかしくなりそうです。

ご説明に基づく限り、一般には、平等に責任を負うとの合意に違反するとして200万円の支払請求が認められる可能性は低いものと思われます。
金銭要求はともかく、お母様の介護について当事者間では話し合いにならない場合には、調停手続により、第三者を入れて介護及び介護費用の負担などについて話し合いを行うことは十分考えられます。