ささき ひでつな
佐々木 秀綱弁護士
TEMPLE法律事務所
乃木坂駅
東京都港区南青山1-26-1 寿光ビル1階
インタビュー | 佐々木 秀綱弁護士 TEMPLE法律事務所
実家はお寺、副住職を兼任。四大法律事務所にも勤めた異色の弁護士が独立し、企業法務などに奔走
大手の四大法律事務所などで経験を積み、2026年6月に独立したTEMPLE法律事務所の佐々木 秀綱(ささき ひでつな)弁護士。
大手から中小、ベンチャーまで企業法務に詳しいのが最大の強みで、幅広い業種で顧問弁護士を務めています。
離婚や相続をはじめ、個人からのSOSも積極的に受け取ってきました。
事務所名の「TEMPLE」に込めた思い、人との出会いや縁を大切にする信念などに迫ります。
大手から中小、ベンチャーまで企業法務に詳しいのが最大の強みで、幅広い業種で顧問弁護士を務めています。
離婚や相続をはじめ、個人からのSOSも積極的に受け取ってきました。
事務所名の「TEMPLE」に込めた思い、人との出会いや縁を大切にする信念などに迫ります。
01 キャリアの歩み
四大事務所で不動産法務などに従事。「TEMPLE」に込めた思いとは…
ーーまず目に飛び込んできたのが、「TEMPLE」というユニークな事務所名です。どんな意味なんですか?
TEMPLE(テンプル)は「お寺」という意味です。
実は私の実家がお寺で、お坊さんの資格を持っているんですよ。
今も父のもとで副住職を任されているんです。
お寺は昔から、地域住民らが集まるコミュニティの役割も果たしてきました。
「駆け込み寺」という言葉があるように、事務所名は困りごとや悩みを抱えた方々が安心して助けを求められる場所にしようと名付けました。
ーー独立前はどんな事務所に勤めていらっしゃったんですか?
最初に勤めたのが、四大法律事務所のひとつ、長島・大野・常松法律事務所でした。
名だたる大企業を顧問先に抱え、大規模な不動産投資案件や不正調査案件などさまざまな事件を担当しました。
その後、都内の外苑法律事務所に移籍します。
同じく企業法務に強い事務所であり、大規模な紛争案件やM&A案件を担当しました。また、契約書のドラフト・レビュー及び労務相談等の顧問業務や、投稿記事削除・発信者情報開示も含め、さまざまな領域の法務に携わりました。
それと同時に、友人・知人など個人の方々から、離婚や相続などのご相談もお受けしてきました。
独立したのは、一つひとつの企業、一人ひとりの依頼者さまとこれまで以上に丁寧に向き合い、より手厚いリーガルサービスを提供したい気持ちが強くなってきたからです。
企業法務と個人案件。
現在もその両軸で幅広いご相談をお受けしています。
TEMPLE(テンプル)は「お寺」という意味です。
実は私の実家がお寺で、お坊さんの資格を持っているんですよ。
今も父のもとで副住職を任されているんです。
お寺は昔から、地域住民らが集まるコミュニティの役割も果たしてきました。
「駆け込み寺」という言葉があるように、事務所名は困りごとや悩みを抱えた方々が安心して助けを求められる場所にしようと名付けました。
ーー独立前はどんな事務所に勤めていらっしゃったんですか?
最初に勤めたのが、四大法律事務所のひとつ、長島・大野・常松法律事務所でした。
名だたる大企業を顧問先に抱え、大規模な不動産投資案件や不正調査案件などさまざまな事件を担当しました。
その後、都内の外苑法律事務所に移籍します。
同じく企業法務に強い事務所であり、大規模な紛争案件やM&A案件を担当しました。また、契約書のドラフト・レビュー及び労務相談等の顧問業務や、投稿記事削除・発信者情報開示も含め、さまざまな領域の法務に携わりました。
それと同時に、友人・知人など個人の方々から、離婚や相続などのご相談もお受けしてきました。
独立したのは、一つひとつの企業、一人ひとりの依頼者さまとこれまで以上に丁寧に向き合い、より手厚いリーガルサービスを提供したい気持ちが強くなってきたからです。
企業法務と個人案件。
現在もその両軸で幅広いご相談をお受けしています。
02 注力分野と強み①
不動産、金融、裁判、M&A。一般企業法務に加え、複雑な大型事件も経験
ーー企業法務における先生の強みとしては、やはりひとつは“経験”が大きいでしょうか?
はい、私の強みは大手から中小、ベンチャーまで、さまざまな企業の法務を経験してきたことだと思います。
加えて、不動産、金融、裁判、M&Aなど、それぞれの領域に詳しい優秀な先輩弁護士の方々から直接指導していただき、みっちり力をつけてきた自負もあります。
契約書の作成など一般的な法務はもちろん、裁判を含めた大型事件、複雑な案件にも十分対応できるはずです。
現在の顧問先は、中小企業を中心に、業種は人材紹介からクリニック、サロン、IT、建築などまで多岐にわたっています。
ーー実際の業務において、大切にしているスタンスや心構えがあれば教えてください。
会社や事業の成長を後押しできるような、経営者の方々にとって心強いパートナーでありたいと思っています。
顧問弁護士としてつかせていただくからには、法律的なサービスはもちろん、その枠を越えて何か別の価値を提供させていただきたいんです。
契約書のチェックをはじめ、受け身になって指示通りに動くのではなく、積極的にビジネス面でのアドバイスなどもできたらと常に考えています。
ーーコンサルティングのような要素も加えながら、というイメージでしょうか?
法律の壁があるからといって単にストップをかけるのでなく、「こんな方法があるかもしれない」「こうすればクリアできるはず」などと、状況に応じて別の方策や新しい突破口を提案させていただくイメージですね。
これまでいろんな企業を見てきた私だからこそ、そういったアイデアが頭に浮かびやすい面があるはずです。
たとえば以前、あるIT企業のアプリ開発に携わらせていただいたことがありました。
あのときはアプリの設計段階から社内の会議に参加し、法律の観点からの助言に加え、サービス面においてもユーザー目線でアドバイスをさせていただいたんです。
プライバシーポリシーや利用規約なども作成し、アプリは無事にリリースされました。
このように、新しいビジネスやプロジェクトの成功を後押しできるような弁護士でありたいと思っています。
はい、私の強みは大手から中小、ベンチャーまで、さまざまな企業の法務を経験してきたことだと思います。
加えて、不動産、金融、裁判、M&Aなど、それぞれの領域に詳しい優秀な先輩弁護士の方々から直接指導していただき、みっちり力をつけてきた自負もあります。
契約書の作成など一般的な法務はもちろん、裁判を含めた大型事件、複雑な案件にも十分対応できるはずです。
現在の顧問先は、中小企業を中心に、業種は人材紹介からクリニック、サロン、IT、建築などまで多岐にわたっています。
ーー実際の業務において、大切にしているスタンスや心構えがあれば教えてください。
会社や事業の成長を後押しできるような、経営者の方々にとって心強いパートナーでありたいと思っています。
顧問弁護士としてつかせていただくからには、法律的なサービスはもちろん、その枠を越えて何か別の価値を提供させていただきたいんです。
契約書のチェックをはじめ、受け身になって指示通りに動くのではなく、積極的にビジネス面でのアドバイスなどもできたらと常に考えています。
ーーコンサルティングのような要素も加えながら、というイメージでしょうか?
法律の壁があるからといって単にストップをかけるのでなく、「こんな方法があるかもしれない」「こうすればクリアできるはず」などと、状況に応じて別の方策や新しい突破口を提案させていただくイメージですね。
これまでいろんな企業を見てきた私だからこそ、そういったアイデアが頭に浮かびやすい面があるはずです。
たとえば以前、あるIT企業のアプリ開発に携わらせていただいたことがありました。
あのときはアプリの設計段階から社内の会議に参加し、法律の観点からの助言に加え、サービス面においてもユーザー目線でアドバイスをさせていただいたんです。
プライバシーポリシーや利用規約なども作成し、アプリは無事にリリースされました。
このように、新しいビジネスやプロジェクトの成功を後押しできるような弁護士でありたいと思っています。
03 注力分野と強み②
不倫の慰謝料、貞操権侵害の損害賠償請求。交渉で有利な展開へ
ーー今度は個人案件についてお聞きします。主な相談内容などを教えてください。
家事事件や一般民事を中心に、分野を問わず幅広い事件を扱っています。
その中でも目立つご相談のひとつが、離婚・男女問題です。
顧問先の社長や経営者の知人など、とくに男性からご依頼いただくケースが多いですね。
会社には顧問弁護士がついているものの、ご自身の個人的な男女トラブルは相談しにくいという声もよく耳にします。
たとえば、不倫の慰謝料請求です。
奥さまや不倫相手から多額の慰謝料を請求された際に、私が交渉に入って減額するようなお手伝いを何度もしてきました。
ーー先生は交渉を得意にされているんですか?
交渉における私の強みを挙げるとすれば、裁判の経験が豊富にあることだと思います。
慰謝料なら、仮に裁判になればどの程度の金額になりそうか。
入念にリサーチしたうえで、それを交渉材料にして相手に譲歩を迫ったりと、うまくこちらのペースに持ち込むんです。
たとえば、ある女性から貞操権侵害に関するご相談を受けたときのことです。
1年ほど真剣交際していた男性が既婚者だと判明し、それに対する損害賠償を請求したんです。
相手方は「請求額は高い」と反論してきましたが、入念な裁判例のリサーチ結果を踏まえて請求金額が妥当であることを丁寧に主張しました。
ーーそれによって、相手方の反応や態度は変わったんですか?
徐々に歩み寄ってきて、最終的には依頼者さまが十分に納得できる金額を受け取ることで交渉がまとまりました。
相手も裁判で大ごとにしたくなかったはずなので、そのような足元の事情も見ながら強気に出たことが功を奏したかたちでしたね。
依頼者さまは相手が独身と偽っていたことにひどく傷ついておられましたが、それでも最後は胸をなで下ろし、とても感謝していただきました。
もちろん、離婚や男女トラブル以外のご相談も広くお受けしているので、ぜひ安心してお問い合わせいただけるとうれしいですね。
家事事件や一般民事を中心に、分野を問わず幅広い事件を扱っています。
その中でも目立つご相談のひとつが、離婚・男女問題です。
顧問先の社長や経営者の知人など、とくに男性からご依頼いただくケースが多いですね。
会社には顧問弁護士がついているものの、ご自身の個人的な男女トラブルは相談しにくいという声もよく耳にします。
たとえば、不倫の慰謝料請求です。
奥さまや不倫相手から多額の慰謝料を請求された際に、私が交渉に入って減額するようなお手伝いを何度もしてきました。
ーー先生は交渉を得意にされているんですか?
交渉における私の強みを挙げるとすれば、裁判の経験が豊富にあることだと思います。
慰謝料なら、仮に裁判になればどの程度の金額になりそうか。
入念にリサーチしたうえで、それを交渉材料にして相手に譲歩を迫ったりと、うまくこちらのペースに持ち込むんです。
たとえば、ある女性から貞操権侵害に関するご相談を受けたときのことです。
1年ほど真剣交際していた男性が既婚者だと判明し、それに対する損害賠償を請求したんです。
相手方は「請求額は高い」と反論してきましたが、入念な裁判例のリサーチ結果を踏まえて請求金額が妥当であることを丁寧に主張しました。
ーーそれによって、相手方の反応や態度は変わったんですか?
徐々に歩み寄ってきて、最終的には依頼者さまが十分に納得できる金額を受け取ることで交渉がまとまりました。
相手も裁判で大ごとにしたくなかったはずなので、そのような足元の事情も見ながら強気に出たことが功を奏したかたちでしたね。
依頼者さまは相手が独身と偽っていたことにひどく傷ついておられましたが、それでも最後は胸をなで下ろし、とても感謝していただきました。
もちろん、離婚や男女トラブル以外のご相談も広くお受けしているので、ぜひ安心してお問い合わせいただけるとうれしいですね。
04 依頼者への思い
縁やつながり、出会いを大切に。浄土宗の教えを胸に、どこまでも寄り添う
ーー先生は大学などで講師もされていらっしゃいますね。
母校の中央大学と東京大学法科大学院で、司法試験を目指す学生のための講座を受け持っています。
私自身、大学時代は司法試験合格を目指す団体に所属し、仲間と切磋琢磨しながら勉強に打ち込んでいました。
現役弁護士の方々とも交流でき、とても刺激になったんです。
少しでも恩返しできればという思いもあって、学生の指導に当たっています。
ーーそれと、先生の穏やかな口調も印象に残りました。熱心に話を聞いてくれそうな安心感があります。
一人ひとりの胸の内にしっかりと耳を傾け、やさしく丁寧に対話をすること。
ご相談や打ち合わせのときに、私が大切にしていることです。
小さい頃から住職である父の姿を見て育ち、私自身も僧侶の世界に身を置いています。
お坊さんは温厚なイメージをお持ちの方が少なくないと思いますが、私にも自然とそういう穏やかな心が備わった面があるのかもしれません。
私が生まれたお寺の宗派である浄土宗には、人との縁やつながりを大事にする特徴と教えがあります。
私も弁護士として、これからも依頼者さまとの出会いを大切にしながら、一つひとつの事件に気持ちを込めて、愚直に向き合っていく覚悟です。
母校の中央大学と東京大学法科大学院で、司法試験を目指す学生のための講座を受け持っています。
私自身、大学時代は司法試験合格を目指す団体に所属し、仲間と切磋琢磨しながら勉強に打ち込んでいました。
現役弁護士の方々とも交流でき、とても刺激になったんです。
少しでも恩返しできればという思いもあって、学生の指導に当たっています。
ーーそれと、先生の穏やかな口調も印象に残りました。熱心に話を聞いてくれそうな安心感があります。
一人ひとりの胸の内にしっかりと耳を傾け、やさしく丁寧に対話をすること。
ご相談や打ち合わせのときに、私が大切にしていることです。
小さい頃から住職である父の姿を見て育ち、私自身も僧侶の世界に身を置いています。
お坊さんは温厚なイメージをお持ちの方が少なくないと思いますが、私にも自然とそういう穏やかな心が備わった面があるのかもしれません。
私が生まれたお寺の宗派である浄土宗には、人との縁やつながりを大事にする特徴と教えがあります。
私も弁護士として、これからも依頼者さまとの出会いを大切にしながら、一つひとつの事件に気持ちを込めて、愚直に向き合っていく覚悟です。