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しらい じょうじ
白井 城治弁護士
ネクスパート法律事務所 立川オフィス
立川駅
東京都立川市曙町2-32-2 中山本社ビル5階B
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

当事務所では、電話やテレビ会議による面談の上でのご依頼も受付しています。 (※債務整理は、弁護士会の規定等で直接の面談義務が定められていますのでご来所をお願いします。) ご相談の際には対処方針・費用について丁寧にご説明致します。

インタビュー | 白井 城治弁護士 ネクスパート法律事務所 立川オフィス

大手メーカーで経理を20年、1円の誤差も見逃さない。数字と訴訟に強い弁護士の目

全国に9つの拠点を持つネクスパート法律事務所。
立川オフィスの白井城治所長は、大手メーカーに20年勤めた社会経験豊富な弁護士です。
前職では一貫して経理や経営企画畑を歩み、数字に強いのが持ち味。
交渉や裁判も得意としており、交通事故での賠償金の大幅増額、不貞慰謝料の減額など目を引く結果を何度も手にしています。
「相談に3時間かけることもある」と、依頼者にとことん寄り添う姿勢に迫ります。

01 弁護士になるまでの歩みと今

大手企業に20年勤務。40歳を過ぎ、一念発起して弁護士に


ーー民間企業での勤務が長かったようですね。

大手の製鉄会社と電機メーカーで約20年、経理や経営管理の仕事をしていました。
充実していましたが、もともと法学部出身だったこともあり、学生時代から漠然と弁護士への憧れがあったんですよね。

40歳を過ぎ、自分にとって生涯続けたい仕事は何なのか、改めて問いかけてみたのです。
すると、弁護士に対する思いが蘇ってきて、一念発起して司法試験にチャレンジすることにしました。


ーー弁護士への憧れやイメージは、具体的にはどんなものだったのですか?

法律を使って、弱い立場の人を救済する。
世の中の不正を正し、よりよい社会のために働く。
そういう正義感に溢れた人、というイメージがありました。

周りから見れば大手企業を辞めるのは無謀な決断だと思われるかもしれませんが、家族も応援してくれたのはありがたかったですね。

実は、妻は現役の新聞記者で、当時は深夜帰宅もざらにありました。
私も仕事が忙しく、子どもとしっかり向き合う時間がなかなか取れなかったんです。
ですから、司法試験の勉強をしながら、子どもとの時間を大切にしたい思いもありました。
家族の仲はよく、歴史好きな私の趣味であるお城などの遺跡巡りにも、よく付き合ってもらっています。


ーーそして、現在は立川オフィスの所長という立場です。

立川オフィスで扱っている事件は幅広く、どんなご相談にも対応させていただくのが基本スタイルです。

ネクスパート事務所全体では、例えば離婚・男女問題の年間相談件数は1,000件以上、借金・債務整理の解決実績は1,000件超えています。
もちろんほかにも、相続、交通事故、刑事事件なども豊富な実績があります。

02 弁護士としての武器・強み

退職金、養育費、遺産分割。「1円たりとも見逃さない」


ーー民間勤務のご経験を、弁護士業務に生かせている部分はありますか?

例えば、数字に強いところですね。
20年も経理や経営管理の部署にいたので、毎日数字を追っていました。

離婚後の養育費や不動産の評価、遺産分割など、税制をはじめ、いろんな基準と照らし合わせて1円単位で正確に計算できるのは、私の強みです。
企業の顧問弁護を任せていただくうえでも、経理などの業務経験はかなり生かせていますね。


ーー確かに、企業の経営事情をよくご存知なのは大きいですね。

企業の経営資料を読み込んでいましたから、経営管理やお金の事情にはかなり詳しいと思います。

例えば以前、あるご依頼者さんが退職金を大幅に減額されたとしてご相談に来られたことがありました。
その方は上場会社の役員をされていたのですが、解任され、不当な退職金を提示されたのです。

退職を迫った会社側の主張は、「(依頼者が)経営上のミスをたくさんしていた」というもの。
ただ、相手が示してきた資料や説明は、私の目を通せば一目瞭然、まったくの事実無根と考えざるを得ないものばかりでした。
退職金の減額は、到底受け入れられるものではありません。

そこで会社側の主張を全面的に否定し、訴訟で徹底的に争うことにしました。
約1年、激しくやり合ってこちらに有利な金額で和解を成立させることができました。
形式的には和解でしたが事実上の勝訴といえる内容で、ご依頼者にはとても喜んでいただけましたね。

03 事件解決のアプローチ

交通事故の賠償金を3.5倍に。相談には3時間かけることも


ーー裁判に持ち込んで争うことはよくあるのですか?

もちろん、裁判になれば徹底的に闘います。
ただ、示談交渉で円満解決に持っていくこともよくあります。
そのあたりは、依頼者の意向を最大限尊重したうえで取り組みます。

裁判で徹底的に争ったケースではほかにも、例えば交通事故で被害者への賠償金を3.5倍ほどに増額させたことがあります。

これは、依頼者が横断歩道を歩行中に自動車と衝突し、傷害を負った事件です。
会社を経営されていたこともあり、1年以上通院しながら、一生懸命仕事をしていました。
ただ、治療しても首や腰の痛みが残ったままだったのです。
当初、保険会社が提示した示談金は150万円です。
本来受け取るべき金額とは大きな差があることから提訴し、半年ほどで520万円での和解を成立させました。


ーー 一方で、示談交渉で終わらせるケースもたくさんあると。

例えば不貞の慰謝料では、請求された側の弁護で400万円の請求額を80万円にまで減額したり、初回相談から1カ月以内に裁判前の交渉で満足できる慰謝料を受け取ったりするなど、交渉で有利な結果を何度も引き出してきました。
また、刑事事件でも痴漢を7度繰り返して逮捕された加害者の側に立ち、被害者一人ひとりを粘り強く説得し、すべて和解にこぎ着け、不起訴処分となったこともあります。


ーー難しい局面でも粘り強くやり抜く、という姿勢が伝わってきます。

特殊で難しい案件もお断りせず、わずかな可能性を見出していい結果を出す。
それが私の信条で、根幹にある思いです。

そのために私が最も大事にしているのは、依頼者の話をよくお聞きすることです。
長いときは、1回の相談に3時間くらいかけることもあります。
そう言うと驚かれることもあるのですが、私の感覚ですといつもあっという間に時間が経ちます。

依頼者のお話に熱心に耳を傾けていると、そこからいろんな事実が浮かび上がってきます。
ぽろっと口にした一言が実は重大な事実だったことがわかり、事態が一気に好転することは少なくありません。
その後、交渉や裁判を有利に進められるようになるのです。
ですから、労を惜しまずじっくりお話を聞くこと、その基本を徹底しています。

04 今後の展望

住民のための「町弁」、一人ひとりの専属パートナーに


ーー弁護士としての第2の人生は、とても充実されているように見えます。

悩みを抱えた人たちとお会いする度に、「なんとかお役に立ちたい」という思いに駆られる毎日です。
依頼者のために全力を尽くし、いい結果を出すことで笑顔になっていただく。
そんなこの仕事にはとてもやりがいを感じていますし、大きな達成感を味わえています。

今後ももっと多様な事件を扱いながら、経験の幅をさらに広げていきたいですね。
どんなご相談にも対処できる、いわゆる町弁が私の理想です。
実際、例えば債務整理から交通事故、交通事故から離婚などと、同じ依頼者から別の法律相談の依頼を受けることがよくあるんです。
そんなご依頼者一人ひとりにとって、どんな悩みにも寄り添える専属のパートナーになりたいですね。

立川オフィスの所長としては、年齢や経験などは一切関係なく、各弁護士やスタッフが自由に意見を言い合い、伸び伸びと事件処理に当たれるようにサポートしています。
自由闊達な雰囲気も、私たちの事務所の持ち味です。
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