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ながやま さとし
永山 怜志弁護士
エイト総合法律事務所
東池袋四丁目駅
東京都豊島区東池袋4丁目30-13 コーポイシイ301号室
対応体制
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注意補足

休日・夜間の面談は予約時にご相談ください。

インタビュー | 永山 怜志弁護士 エイト総合法律事務所

大手事務所出身、不動産問題、外国人問題に強い池袋の弁護士。中小企業に対する法的支援、子どもの学校トラブルの解決にも精通

大手法律事務所で経験を積み、東京・池袋を拠点に活躍するエイト総合法律事務所の代表、永山怜志(ながやま さとし)弁護士。
不動産に関するトラブルの解決、日本に暮らす外国籍の方の法律支援、子どもの学校問題の解決をライフワークとして深く関わってきました。

「問題を一緒に解決し、皆さまのよりよい人生の手助けをしたい」。
その言葉に込めた思いとはーー。

01 キャリアの歩み

大手法律事務所に約7年勤務。愛着のある東京・池袋に事務所を開設

ーーまずは、これまでのキャリアについて教えてください。

全国展開している大手の法律事務所に約7年在籍しました。
幅広い事件を担当し、東京・池袋を拠点全国各地を飛び回る忙しい日々を過ごしました。


事務所案件とは別に弁護士会等の会務活動で携わる事件も多く、独立後も外国籍の方や子どもに関する法律問題、不動産が関係する諸事件の解決には力を入れています。


ーーその後独立し、現事務所を開設されました。

独立は、40歳を手前にして決断したことでした。
私が事務所を構えた池袋には、継続的にお付き合いしている依頼者さまがいらっしゃいますし、池袋という街は、私にとって大学院時代を過ごした特別な場所です。

慣れ親しんだこの街で、大事な一歩を踏み出そうと考えました。

02 得意分野と強み①

外国籍の方が関係するの離婚・相続問題や労働問題、外国との企業間取引に詳しく、法律相談会にも参加

ーー次に、取扱分野についてお聞きします。永山先生は外国人問題に詳しいんですか?

ご縁があり、離婚、労働、刑事事件、企業法務など、日本に暮らす外国籍の方からご相談をお受けしてきました。国籍は中国をはじめ、タイやベトナムなどのアジア各国、欧米など多岐にわたります。

重点的に扱うようになったきっかけは、弁護士会の会務活動や弁護団の活動に参加したことでした。
法律相談会を通じ、外国籍の方が直面する相続事件、労働事件、本邦での起業活動の支援に深く関わるようになりました。
時には技能実習生の方や難民の方からの相談もあり、関連企業や管理団体との交渉を務めることもありました。

ご縁があり、外国籍の方への支援活動が私のライフワークになっているように思います。


ーー外国籍の方が関係する事件を扱うには、特殊なノウハウや経験が求められるように思います。

まずは準拠法といって、どこの国の法律を適用して事件を処理するのか、裁判所の力を借りなければならない場合に、国際裁判管轄の観点から日本の裁判所で審理をしてもらえるかどうか、避けて通れない問題があります。

たとえば、離婚です。
国によって離婚事由が異なるので、まずはどこの国の法律を適用するのかという点に気を配らなければなりません。特に複数の国籍を持つ方の場合は、どこの国の法律を適用するかで複雑な争いになることが少なくありません。

また、外国籍の方の配偶者が母国に帰国し、音信不通になってしまったというご相談をいただくケースもあります。
その場合は、配偶者の所在調査等から行う必要があります。

少々特殊な手続きとして、難民問題への対応というのもありました。
難民申請や審査請求の対応、仮放免や在留特別許可の対応、不認定処分に対しては行政訴訟で対応するなど、長期にわたって伴走した経験もあります。


ーー加えて、企業から相談を受けることもあるんですか?

観光や雑貨輸入などの事業を手がける会社さんから、貿易を含む売買取引、外為法に関する相談、従業員トラブルなどに関するご相談をいただくことがあります。また、運送業を営んでいる会社さんからの相談も多く寄せられています。

問題が起きた後の対応はもちろん、事前の契約書チェックなどを含め、必要な法的アドバイスをさせていただいております。


ーー外国人問題は、通常よりも手間も時間もかかるはずです。それでも続けているのはなぜですか?

始まりは弁護士会関係の活動でご縁があったからということなのですが、いろんな国の法律事情や文化を調べながら事件を解決していくことは楽しいものでした。大学に在籍していたころから、文化人類学に興味を持っていたので、いろいろな国の方と接点を持てることは私として幸せなことです。
法律相談を通じた出会いから、結果として外国籍の方に関する事件処理のノウハウや知識を身につけることができました。

外国籍の方が関連する法律問題と同じように、ライフワークとして長く携わっているテーマが他にもあります。
ここからは、その活動についてご紹介できればと思います。

03 得意分野と強み②

不動産に関する法律相談全般。「子ども人権110番」で電話相談。

ーーもうひとつのライフワーク。どんな活動なのか、ぜひ詳しく聞かせてください。

私の父が一級建築士だったこともあり、小さい頃から不動産には馴染みがありました。
実は私自身も、社会人になってから大学の建築学科に入学して建築を学んでいたこともあります。
今は子育てもあり、一時中断しているのですが、一段落しましたら再開する予定です。


ーー ー級建築士のお父さまからアドバイスをもらうこともあるのですか?

父からはよく助言をもらっています。
たとえば、建物の施工不良など建築瑕疵(かし)のトラブルです。
構造上の問題はないのか、耐震基準を満たしているのか。
専門的な知識が問われるケースも少なくないため、とても助かっています。
また、土地建物の売買に関する問題の中で建築確認申請等の行政処分の問題にあたることもありますので、専門家である父からの助言はありがたいものです。

また、地代に関する交渉、建物の賃料に関する交渉、建物の明け渡しに関する交渉、などを担当してきました。
この分野では、必要に応じ、土地や建物の価値を評価する不動産鑑定士さんとの協力体制も重要になります。
他にも、売買の際などに問題になりやすい私道をめぐるトラブル、土地の境界問題なども含め、不動産についてはどんなご相談にも対応しています。


ーーほかにライフワークとされている分野や事件があれば教えていただけますか?

弁護士会関連の活動で子どもの人権に関する法律相談対応をしております。

子ども関連の事件では、学校でのトラブルを扱うことが多く、退学を迫られた際の学校側との交渉などに携わってきました。
なかには、子どもさんから直接、夜中に「家出をしていて今日帰る場所がない」と緊急性の高い電話を受け。
東京から千葉まで迎えに行って、管轄のある児童相談所と協議をしたこともありました。
子どもに関する事件は解決が着地点を探ることが難しいですが、社会として子どもを守ることは大切な活動だと思っておりますので、できる限りの活動を行っております。

もちろん、交通事故、借り入れに関する相談、中小企業からのご依頼も積極的にお受けしています。
企業ではとくに運送業者から、ドライバーの労働時間管理や業務委託契約に関するご相談をいただくケースが増えています。

04 依頼者への思い

ラグビーで学んだ、努力の大切さ。茶道で身につけた、おもてなし精神

ーー弁護士としての信念やモットーもお聞かせいただけますか?

私は、ご相談にいらした方の悩みや問題に真摯に耳を傾け、問題を一緒に解決することで、みなさまのよりよい人生の手助けをしたいと思っています。

そのためにも、ご相談の際にはメリットだけでなく、不利益になりそうなことも十分説明したうえで、ベストな解決策をご提供できるよう心がけています。

話は変わりますが、私は高校時代、ラグビーに打ち込んでいました。
そこで学んだのは、日々絶え間なく努力することの大切さです。
弁護士としても、適切な判断を下すために社会や時代の変化に常にアンテナを張りながら、地道に努力を重ねてきました。


ーー真っ直ぐな思いが伝わってきます。依頼者もきっと頼もしく感じるはずです。

そんな依頼者の皆さまを、私は心から温かくお迎えできればと思っております。
大学時代に茶道の稽古に通うなかで身につけた、私ならではの最上級のおもてなしです。

「この弁護士に頼んでよかった」「相談したことで心が軽くなり、元気が出た」。
そうおっしゃっていただけるよう、これからも誠実さを忘れず、目の前の事件に全力を尽くして参ります。
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