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さかもと かずま
坂本 一真弁護士
弁護士法人リブラ共同法律事務所 立川駅前オフィス
立川駅
東京都立川市錦町1-4-4 立川サニーハイツ1階
対応体制
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注意補足

【1】【初回面談は無料】ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。【2】大変申し訳ございませんが、状況によっては即対応できないご相談もございます。ご了承ください。

インタビュー | 坂本 一真弁護士 弁護士法人リブラ共同法律事務所 立川駅前オフィス

家族の問題で悩む人を支えたい。実体験があるからこその寄り添う力で、しこりが残らない解決を

「私、いつも依頼者さまに言ってるんです。弁護士なんて、ただ資格を持っているだけの一般人なんですよって。」
満面の笑みを浮かべ、坂本一真(さかもとかずま)弁護士は語ります。

裁判所の書記官を経て弁護士になり、現在は弁護士法人リブラ共同法律事務所に所属。
敷居の高さを感じさせない人柄と、徹底的に依頼者に寄り添う温かさが魅力の弁護士です。

そんな朗らかな坂本弁護士ですが、幼い時には両親の離婚を経験。
実体験があるからこそ、離婚に悩む人々の力になりたいという熱意が消えることはありません。

坂本弁護士のこれまでの歩みを振り返ると共に、弁護活動にかける想いをご紹介しましょう。

01 弁護士を目指したきっかけ

両親の離婚で母の苦しみを知る。離婚問題を扱う弁護士になりたい

――弁護士になるまでの経緯を、教えてください。

私は母子家庭で育ちました。
幼い頃に両親が離婚したので、父親の記憶は殆どありません。
母も私に詳細を話さなかったので、両親の間に何があったのか、全く知りませんでした。

でも私が高校生になった頃、母は少しずつ当時の出来事を話してくれるようになったんです。
離婚するまでとても大変だったこと、そして養育費もあまりもらえていないことなどを知って、本当に驚きました。

母はいつも明るく前向きだったので、まさかそんな辛い思いをしていたとは知る由もなく、ショックだったのを覚えています。


――当時、弁護士への依頼は?

母は弁護士には、依頼していませんでした。
だからこそ、離婚問題における弁護士の重要性を痛感し、母のように離婚で苦しむ人を少しでも減らしたいという思いが芽生えたんです。
そこで、離婚問題など家族の問題を扱う弁護士になろうと決意しました。

実はもともと、理系の道に進む予定だったんですよ。
叔父が建築関係の仕事をしており、建築士になりたいなと思っていたので、大幅な方向チェンジでした。


――では実際に弁護士となって、いかがですか?

離婚や相続といった家事事件は、人の感情が大きく関わる問題です。
その分、事件が終了した暁には依頼者さまに大変感謝していただけるので、毎日やりがいを感じております。

実体験がある私だからこそ、本当の意味で依頼者さまに寄り添い、共感できるはずです。
少しでも依頼者さまに笑顔になって欲しい、守られるべき権利を守りたい、そんな想いで弁護活動に取り組んでおります。

02 キャリア、強み

裁判所職員の経験も。誰にも負けない受容と共感で、依頼者を支える

――先生は、家庭裁判所の職員として働いていた経験もあるとか。

一度目の司法試験は、残念ながら失敗してしまったんです。
時を同じくして国家公務員試験も受けており、そちらは合格できたので、まずは家庭裁判所の書記官として働くことになりました。

家庭裁判所には離婚問題を始め、相続問題など数多くのトラブルが日々舞い込んできます。
弁護士が作成した書面をチェックし、必要な証拠や書類は揃っているのかなどの事務処理はもちろん。
当事者や弁護士、裁判官と連携を取りながら、事件を無事に解決できるようサポートさせていただきました。
この経験があるからこそ、裁判所側の考えや運用にも精通しているのは、私の強みだと思っています。

その後、晴れて司法試験に合格。
まずは借金問題に注力している事務所に入所しました。
当初は事務所として離婚問題の取り扱いがなかったので、入所後、離婚分野の立ち上げから携わらせていただきました。


――念願の、離婚弁護士です。

そうですね。ずっと願っていたことだったので、嬉しかったです。
熱が入るあまり、土日も含め毎日8時間、休むことなく相談を受け続けるということもありました(笑)。
また離婚問題だけでなく、相続のご相談も数多くお受けしていたので、在籍していた期間でかなりの実績を積むことができたと自負しております。

その後は労働問題を扱う事務所へと移籍し、残業代請求、解雇無効、パワハラやセクハラなどに悩む労働者側の弁護に取り組んでいました。
東京地裁労働部の裁判官にも認知されているほど、労働問題に特化している事務所でしたので、他の先生方には負けない専門性と経験値があります。


――そして、現在の事務所へ?

はい。現在は弁護士法人リブラ共同法律事務所に所属し、立川駅前オフィスの支店長を務めております。
離婚や相続、労働問題に借金問題の他、その他一般民事など、これまでに私が経験したことを網羅的に対応しておりますので、ぜひご相談ください。


――先生の強みも、教えてください。

受容と共感、傾聴力です。
私自身母子家庭だったこともあり、困っている人には優しくしたいという想いは常にあります。
加えて、夫婦カウンセラーの資格を持っているので、カウンセラー目線でのアドバイスもできますし、寄り添ってお話を聞くという姿勢も心がけていますね。

また相続問題では、税金や不動産登記など幅広い知識が必要です。
私は、相続アドバイザーの資格を持っているため、法務、税務、財務、不動産など、多方面の知識を武器に、依頼者さまのベストな相続を実現させていただきます。

03 解決事例

お父さんと暮らしたい。粘り強く戦い控訴で逆転、父親が親権を獲得

――印象的だった解決事例を教えてください。

父親側で、親権を獲得できたケースです。
第一審では負けてしまったのですが、高裁で逆転して、親権を獲得することができました。


――父親が親権を獲得できるのは、珍しいケースです。

お子さんには、お父さんと一緒に暮らしたいという意思があったんです。
私としても、お子さんの希望を叶えたいという思いがありました。


――解決までの流れを、教えてください。

依頼者さまは子どもを連れて別居することになったのですが、お母さんは納得するはずもありません。
話し合いは、子の監護者指定・引き渡しの審判の場で進めることになりました。

お子さんの監護者になるには、これまでの監護実績を証明する必要があります。
こちら側も、できる限りの証拠を集めて提出しました。
また母親には、不貞行為や浪費癖があったんです。
とはいえ、残念ながら不貞や浪費が、直接親権に影響するわけではありません。
もっとも、このまま本当にお母さんに子どもを任せていいのか、お父さんの方がふさわしいのではないのかというのを、粘り強く主張いたしました。

そして調査官調査も実施して、お子さんの意思もしっかり聞き取ってもらったのですが…。


――家裁での第一審では、負けてしまったと。

やはり父親が監護権を獲得するのは、非常に難しいことだなと痛感しました。
しかし、依頼者さまやお子さんの気持ちを考えると、諦めるわけにはいきません。
厳しい戦いになるだろうと覚悟のうえで、控訴することを決めました。

控訴審では、お母さん側の過去の行動やお子さんの意思を改めて主張して、お父さんが監護するのがふさわしいと強く訴えかけました。


――その結果、大逆転したわけです。

はい。一審の判断から一転、父親が監護者に指定されることになったんです。
その後、離婚調停も行い、無事そちらで親権者も父親に定めることができました。

一審の判断を二審で覆すことができる確率は、20%程度だといわれています。
しかも当時、お子さんはまだ幼かったんですよ。
いくらお父さんと一緒にいたいと主張していても、裁判所がその意思を尊重するかどうかは、非常に厳しいところでした。
でも私は母子家庭で育ったので、どちらの親と一緒に暮らすのか、その重要性をよく理解しています。
だからこそ、裁判所に強く訴え続けた結果、裁判所の理解を得られたというのは本当に嬉しかったです。
依頼者さまも涙して喜んでくださり、諦めないでよかったと心の底から安心しました。

04 信念、メッセージ

今後も続く家族の関係。しこりを残さず、納得感ある解決がしたい

――先生の信念とは?

依頼者さまの気持ちに寄り添い、納得感のある解決をすることです。

特に離婚や相続は、絆が強い家族の問題です。
結果はもちろん大切ですが、今後も関わりが続くからこそ、しこりが残る形で終わらせたくありません。
法律だけでバッサリと解決するのではなく、依頼者さまの想いを聞き入れ、理解し、手を尽くす。
このプロセスを経て初めて、依頼者さまの納得感を引き出せると思っています。


――最後にメッセージをお願いします。

弁護士に相談して、キツいことを言われたらどうしようと、不安になる気持ちもよくわかります。
でも私は、御覧の通り明るいキャラクターです。
友人からも話しやすいと言われ、悩み相談を受けることもよくあります。
そのため、敷居の高さは、全くないと思います。

離婚や相続、労働問題や借金トラブルなど、何でも構いません。
常に依頼者さまに寄り添い、納得感のある解決を目指します。
怖がらずに、ぜひご相談ください。
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