離婚・男女問題の事例紹介 | 靱 純也弁護士 あゆみ法律事務所

取扱事例1

• 養育費

20代女性、出産後に突然交際相手と連絡が取れなくなってしまった事案

【依頼者の相談前の状況】
依頼者は、交際相手の子供を産みましたが、出産後に突然交際相手と連絡が取れなくなってしまいました。依頼者はどうしたらよいか分からず、途方に暮れて相談されました。

【依頼者の相談後の状況】
最終的に裁判で子供の認知と養育費、慰謝料が認められました。また、相手方は裁判の後も慰謝料、養育費を支払わなかったため、最終的に給与を差し押さえました。
【解決方法、弁護士として果たした役割など】
ご相談を伺い、子供の認知と養育費請求のほか、婚約不履行等に基づく慰謝料の請求が可能と説明し、認知、養育費調停と慰謝料請求訴訟を提起しました。
相手方は調停や裁判にも応じませんでしたが、相手方欠席のまま裁判を続け、認知、養育費、慰謝料のいずれも裁判所に認められました。
また、裁判に応じない態度から予想していましたが、相手方は、裁判後も養育費や慰謝料を支払わなかったため、相手方の給与を差し押さえることで解決となりました。

取扱事例2

• 慰謝料請求された側

【慰謝料等の減額】不倫相手の妻から多額の慰謝料等を請求されたが、大幅に減額し和解した事例

依頼者：女性

【依頼者の相談前の状況】
依頼者は、会社の同僚から仕事や家庭の愚痴を聞いあげているうちに、不貞行為に及んでしまいました。相手方の妻が不貞行為に気付き、興信所を使って調査をした後、慰謝料や調査費用として700万円を超える金額を損害賠償として請求する裁判を起こされ、対応に困って相談に来られました。

【依頼者の相談後の状況】
裁判で和解金150万円を支払う内容の和解をして、解決となりました。

【解決方法、弁護士として果たした役割など】
依頼者から話を伺うと、不貞行為自体は事実でしたが、依頼者は同僚から妻とは以前から別居しており関係は破綻していると聞かされていたことや、不貞関係があった期間が比較的短いなどの事情がありました。また、依頼者としてはできれば和解で終わらせることを希望されました。
このため、裁判では、婚姻関係が破綻した後の不貞行為であり慰謝料等は発生しない、仮に慰謝料等が発生するとしても金額が過大であるほか、そもそも調査費用は必要性、相当性に欠けるため支払う必要がないことを主張しつつ、和解交渉を行いました。
その結果、相手方の請求額から大幅に減額した金額での和解に成功しました。