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おかやま わかな
岡山 和佳奈弁護士
ネクスパート法律事務所
京橋駅
東京都中央区京橋2-5-22 キムラヤビル7階
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注意補足

電話やテレビ会議による面談の上でのご依頼も受付しています。 (※債務整理は、弁護士会の規定等で直接の面談義務が定められていますのでご来所をお願いします。) ご相談の際には対処方針・費用について丁寧にご説明致します。

インタビュー | 岡山 和佳奈弁護士 ネクスパート法律事務所

夫に断固拒否された離婚、協議や調停で決裂するも裁判で成立。難局を打開した「調査嘱託」

関東を中心に10拠点、総勢30人以上の弁護士を擁するネクスパート法律事務所(2023年5月現在)。
東京オフィスに在籍する岡山 和佳奈(おかやま わかな)弁護士は、とくに離婚・男女問題と相続に力を入れています。
協議や調停が決裂し、夫に全面拒否された離婚の争い。
その初の受任事件を、裁判で離婚成立へ導いた実績などがあります。
当事者の複雑な感情が渦巻く家族の問題。
そこに真正面から向き合い、依頼者のために奔走する姿に迫ります。

01 法律との出合い

資格職の家庭に育ち、法律の世界へ。弁護士を「天職」と語る理由

ーー弁護士になろうと考え始めたのはいつ頃だったんですか?

強く意識し始めたのは、高校生の頃ですかね。
親が資格職だったこともあり、弁護士という選択肢が自然と浮かんできたように思います。
それから勉強すればするほど、法律の魅力にのめり込んでいきました。

そして、その選択は間違いなく正解でしたね。
今、この仕事にとてもやりがいを感じているんです。


ーー具体的に、どこにやりがいを感じていらっしゃるんですか?

どの案件も、ひとつとして同じものはありません。
そのうえ、弁護士の力量次第で結果は大きく左右されます。
どう解決するのが最も望ましいのか。
試行錯誤しながら出口を見つけていくプロセスが、難しくもあり、醍醐味でもあると感じています。

あとは何よりも、依頼者さまのお役に立てること、感謝の言葉をいただけることがうれしいですよね。
一人ひとりの人生を背負う責任とプレッシャーは計り知れませんが、それを跳ね除けた先にある依頼者さまの笑顔と感謝。
それが最大のモチベーションになっています。

02 得意分野と実績

夫に断固拒否された離婚、裁判で難局を打開した「調査嘱託」

ーー依頼者からの感謝の言葉。どんなものが心に残っていますか?

「あなたと出会えてよかった」「私も同じように、たくましい人間になりたい」。

これは、初めて受任した事件を終えた後に、依頼者さまが口にされた言葉です。
それをお聞きしたときは涙が出るほど感動し、大きな励みと自信になりました。
一生忘れられない大切な思い出、そして私のキャリアの原点でもあるんです。


ーーどんな事件だったのか、詳しく聞かせてください。

「離婚したいけど、夫に拒否されて困っている」。
そんな悩みを打ち明けてくださった女性と、離婚に向けて一緒に歩んだ事案でした。

協議でも調停でも、夫は一切離婚に応じようとしなかったんです。
そのうえ、不倫などの明確な離婚事由もなかったため、裁判に打って出ても離婚できる保証はありませんでした。

どちらに転ぶかわからない状況下でしたが、それでもおよそ半年後です。
裁判の結果、最終的に無事に離婚を成立させることができたんです。


ーーそれは、どうやって離婚にこぎ着けたんでしょう?

決め手のひとつになったのが、裁判所に申し立てる情報開示手続き「調査嘱託」でした。
夫の収入について情報開示を迫ったところ、それが認められた途端に夫の態度が豹変し、離婚に応じるそぶりを見せてきたんですよ。

なぜ調査嘱託を申し入れたのか。
発端は、夫が婚姻費用などを請求してきたことでした。
詳細は伏せますが、その動きを見て夫の収入状況に疑問を感じたんです。

向こうは離婚を阻む駆け引き材料として請求してきたはずですが、それを逆手に取って夫側の急所を突いたようなかたちですね。
夫は「痛いところを突かれた」と焦ったのかもしれません。
それで矛を収めて、諦めたのではないかと思います。


ーーそして、依頼者はとても喜んでくれたと。

依頼者さまは、「とにかく早く解放されたい」というお気持ちがとても強かったんですよ。
まだ若く、その先も人生は続きます。
何年も離婚できずに、ただ時間だけが過ぎ去っていくのは非常にもったいないことです。

婚姻費用や財産分与など、お金も大事な論点ですが、それと同じくらい「時間」も大切なものです。
そのご要望に、なんとか応えられてよかったですね。


ーー離婚・男女問題は得意とされているんですか?

以前勤めていた事務所にいた頃から、キャリアを通じて一貫して力を入れてきました。

私だけでなく、事務所としての実績も豊富にあります。
とくによくご相談いただいている不倫の慰謝料請求は、年間相談件数が1,000件を超えます。
慰謝料を請求する側、請求されている側のいずれのご依頼も積極的にお受けしており、ほかにも親権や養育費、財産分与、熟年離婚など幅広いトラブルに対応しています。
私を含め、この分野に強い弁護士が大勢いるんです。

03 依頼者への思い

共感、対話、信頼。心の内に深く入り込み、どこまでも寄り添う

ーーそれ以外の分野はどうですか?よく扱っている事件を教えてください。

ほかにも、個人案件では相続や交通事故、債務整理、刑事事件など、さらに企業法務も含めて幅広くカバーしています。

そのなかでも、私自身は相続のご依頼を数多く受けていますね。
相談件数は、事務所全体で年間500件に上ります。
とくに遺産分割調停や訴訟に強いほか、相続税に詳しい税理士などグループ内の他士業とスムーズに連携できる点も特徴です。


ーー離婚と相続は、「家族の問題」という意味で共通点も多い気がします。

離婚も相続も、お互いに近しい関係だからこそ、ほかの分野に比べて当事者間の感情が激しく対立しやすい面があります。

ご相談を受ける私としても、そういった一人ひとりの感情の内側に深く入り込んでいく必要があります。
お気持ちをうまく汲み取り、親身に寄り添いながら一歩ずつ進んでいくことが重要です。


ーーそのために、いつもどんなことを心がけているんでしょうか?

まずは、どなたも温かく迎え入れ、リラックスしてお話いただける雰囲気をつくることですね。
そして、ご相談はお話に共感することから始めます。
心に閉じ込めた不安や悩み、葛藤。
そこにじっくり耳を傾けながら、信頼関係を築いていくようにしています。

なかには、ご相談の段階ではまだ気持ちの整理がついておらず、頭のなかが混乱しているような方も少なくありません。
そういうときも、焦らずじっくり対話を重ねます。
胸につかえた思いを吐露するだけでも、「心が晴れた」「気持ちが軽くなった」と言ってくださる方がたくさんいらっしゃるんです。

04 悩んでいる人たちへ

どんな悩みも、ポジティブな力に変える。安心と情熱の弁護

ーー心に響く温かいメッセージですね。最後に、そんな依頼者に伝えたいことをお聞かせください。

みなさんのなかには、弁護士に「冷たい」「怖い」といったイメージをお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
ただ、私自身や当事務所は、そんな印象とはかけ離れているはずです。

この事務所は代表を含め、メンバーの人柄がすごくいいんですよ。
明るい雰囲気でお互いに切磋琢磨していて、ものすごい活気があるんです。
私がここに移籍したのは、まさにそこに惹かれたからなんです。

どんなご相談も私がしっかり受け止め、必ずポジティブな力に変えてみせます。
ぜひ安心して私たちを頼っていただきたいですね。
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