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えんどう なおと
遠藤 直斗弁護士
東京けやき法律事務所 練馬支所
武蔵関駅
東京都練馬区関町北4-1-6 ハイクレスト関602
対応体制
  • 後払い利用可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

<清瀬市にもオフィスあり>※相続・交通事故をご依頼の場合は、着手金はゼロまたは低額にし、終了時に成功報酬等と一括で頂くことも可能ですのでご相談ください。※営業時間外についてはメールフォームよりお問合せください。

インタビュー | 遠藤 直斗弁護士 東京けやき法律事務所 練馬支所

「出口のないトンネルを抜けるために」。数千万円の負債を整理し、明日への一歩をサポート。

地域密着を掲げ、清瀬市を中心に近隣住民を支えている東京けやき法律事務所。
新たに開設された練馬支所を拠点に活動しているのが、遠藤 直斗(えんどう なおと)弁護士です。
一般の民事事件の中では、特に債務整理の経験が豊富にあり、事業やギャンブルなどによる数千万円の借金で免責を獲得した実績などが光ります。
交通事故にも詳しく、保険会社との示談交渉などに強いそうです。
借金による生活苦に悩む人たちをはじめ、一人ひとりの依頼者にじっくり寄り添う姿に迫ります。

01 原点とキャリア

「目指すべき道は、ここにある」。地域密着の事務所に移籍し、練馬支所へ

ーーまずは、これまでのキャリアについてお聞きします。

最初に都内の法律事務所に勤め、債務整理を中心に幅広い事件を扱いました。
そこで、様々な価値観を持つ依頼者や弁護士と関係を持つことができ、弁護士としての基礎養い、その後現事務所に移籍しました。

決め手は、事務所の理念や代表弁護士の仕事ぶりに感銘を受けたからです。


ーー具体的にどんなところに惹かれたんですか?

当事務所は地域密着を旗印に、それまで法律事務所のなかった清瀬市に地元生まれの代表弁護士によって設立されました。
地域住民のみなさまのために孤軍奮闘する代表の姿に、胸を強く打たれたんです。

「私が目指すべき道は、ここにある」と、そう直感が働きました。
というのも、それが私が思い描いていた弁護士像と重なる部分があったからです。

私は中学生の頃、テレビドラマの影響で弁護士に漠然と憧れを抱くようになりました。
そして、日常生活の身近なトラブルで困っている方々に寄り添い、問題解決に貢献できることに魅力を感じて弁護士になろうと決意したんです。

さて、当事務所は2025年1月、練馬区関町北にある、西武新宿線武蔵関駅前に練馬支所を新たに開設しました。
現在は清瀬と練馬の2拠点、弁護士2人体制を敷き、相続や離婚、債務整理、交通事故、不動産トラブルなど分野を問わずさまざまなご相談をお受けしています。

02 得意分野と強み①

事業と賭博による数千万円の負債。自己破産で帳消し、生活再建へ一歩

ーー先生ご自身の得意領域、力を入れている分野を教えてください。

多く扱っているのは、債務整理と交通事故です。

債務整理については、借金を帳消しにする自己破産を中心に、負債を減免して毎月返済していく個人再生や任意整理の実績も豊富にあります。


ーー実際にどんな事件を解決してきたのか。一例をご紹介いただけますか?

数年前に担当した事案をご紹介します。
事業とギャンブルによって多額の借金を負った方からSOSが届いたときのことでした。

免責の観点からは、負債額は数千万円に上るうえ、ギャンブルによるものでもあったため重大な免責不許可事由に該当し、借金が免除されないリスクがあったんです。
また、一部の債権者による反対意見があることも予想され、予断を許さない状況でした。


ーー厳しい状況下で、どう対応されたんでしょう?

結論からいえば、破産と免責申立手続きを無事に終えることができました。

カギを握ったのは、申立て前の準備段階にありました。
申立て前に裁判所ごとに異なる運用や傾向をリサーチしたうえで、裁判官や破産管財人が調査し、また、疑問を持つであろう点をカバーする必要があります。
この場合は、依頼者さまの多大な協力もあり、前もって予測を立て、入念な対策を講じることができました。

具体的には、負債が形成されてしまった経緯やギャンブルに至った背景を入念に調査し、免責不許可事由の趣旨に立ち返った主張を組み立てました。そして、二度と同じことを繰り返さないというご本人の強い意欲と反省を書面という形にしました。
事実をただ単に報告するのではなく、その背景や本質を法律的な観点から深く分析し、周到な準備によって免責許可の判断を得ることができたんです。


ーー依頼者は喜んでいらっしゃいましたか?

最初は神妙な面持ちでおられましたが、無事に借金がゼロになり、安堵の表情を浮かべていらっしゃいましたね。
依頼者さまが新たな一歩を踏み出すお手伝いができることは、私にとってこの上ない喜びです。

借金でお悩みの方々は、債権者からの執拗な督促に心が休まらず、精神的に追い込まれているケースが少なくありません。
物価高が止まらない今の経済状況を考えると本当に心配ですし、最近はオンラインカジノによる借金も増えています。


ーー事態はますます深刻化していると。

それと、ぜひ注意していただきたいことがあります。
「国が認めた借金減額救済措置」などとうたうインターネット広告のことです。

このような広告は、一部の専門家しか知らない特別な法律上の制度があり、簡単に借金が減額できるする内容ですが、弁護士会が過度な期待を抱かせる広告だとして注意を促しています。

さらには、法律事務所に電話をしたにもかかわらず、弁護士の直接の助言を受けることなく、経済的に困難な任意整理を行ってしまい、結局返済額が増大するのみで、間を置かずに自己破産に至ってしまうケースも多くみられるようです。
借金でお困りの方は焦ってご自分で判断せずに、ぜひ私に一度ご相談いただけるとうれしいですね。

03 得意分野と強み②

交通事故も実績多数。保険会社との“情報格差”を埋め、賠償金の最大化へ

ーー交通事故についても、実績や強みを教えてください。

損害賠償請求や後遺障害認定、治療費の打ち切り、休業損害、示談交渉など幅広い問題をカバーし、慰謝料を増額したケースなどがたくさんあります。

ぜひみなさまにお伝えしたいのは、保険会社とのやりとりは私たち弁護士に任せていただきたいということです。


ーーそれはなぜですか?

保険会社から提示される示談金を安易に受け入れると、損をしてしまう恐れがあるからです。

というのも、保険会社は慰謝料や休業損害などの支払額をなるべく抑えようとします。
示談に応じないと支払いが遅れるとか、治療費の負担をを打ち切るとか、あの手この手で示談に応じるようプレッシャーをかけてくるんです。

そこには難しい法律の話も絡んでくるので、示談を迫る電話に対応するだけでも煩わしいという声をよく聞きます。
ケガの治療や入院などをしていれば、なおさら負担は大きくなるはずです。


ーー弁護士に頼めば、そのやりとりをすべて任せられると。

私たちが交渉の窓口になることで、依頼者さまにとっては保険会社との対応から手を離すことができます。
そして何よりも、有利な条件で解決できる可能性もぐんと高まります。

賠償金について各保険会社が定める基準ではなく、損害賠償請求訴訟を起こした場合に認められる「裁判基準」といわれる金額を前提に交渉できるからです。
これにより、保険会社の提示した示談金額よりも高額な支払いが期待できるようになるんです。

被害を受けた方々が適正な金額の賠償金を手にできるよう、事故直後の通院方法などの治療方針から賠償金の支払いまで、長期間にわたって手厚くフォローさせていただいています。

04 悩んでいる人たちへ

事件の“先”を見据え、再起を後押しする。依頼者の笑顔を力に変えて

ーー弁護士として大事にしていることはありますか?

私が大切にしているのは、事件の先にどのような未来があるかという視点です。

債務整理でいえば、一人ひとりの依頼者さまが置かれた状況に向き合い、生活再建への道筋を立てる地道で計画的な作業が求められます。

だからこそ私は、借金や家計のやりくりに苦しむ人たちの生活に十分に目を向け、目先のことだけを考えた付け焼き刃の対応ではなく、将来を見据えた抜本的な解決を目指しているんです。

そのためにも、普段から一人ひとりと対話を重ねることを心がけています。
例えば、事務的な連絡が多くなりがちな債務整理では、忙しい依頼者さまの負担を軽減できるよう、公式LINEのアカウントを開設し、手軽に連絡が取れる体制を整えています。


ーー依頼者をなんとしても助けたい。そんな熱い思いが伝わってきます。

法律は、紛争解決のための武器であり羅針盤ですが、すべてを解決する万能薬ではありません。

大切なのは、法律の奥にある事実を一つひとつ丹念に掘り起こし、本質を見極めること、その作業を粘り強く積み重ね、柔軟な解決策を導き出す真摯な姿勢だと思います。
法律論という骨格に、血の通った解決策を肉付けしていく。
それが、私の目指す理想の弁護士像です。

ご相談に来られる方の多くは、人生の重大な局面に立たされ、深い悩みを抱えておられます。
それが無事に解決し、晴れやかな表情に一変する瞬間に立ち会えること。
私はその度に、「弁護士になってよかった」と実感せずにはいられません。
これからもその笑顔のために、一人ひとりの依頼者さまと向き合っていきたいですね。
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