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つつい やすゆき

筒井 康之弁護士

筒井法律事務所

名古屋駅

愛知県名古屋市中村区名駅2-44-5 第2メビウス名古屋ビル9階

対応体制

  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可

注意補足

離婚・男女問題/遺産相続/交通事故は、初回1時間程度無料(1時間経過後は、30分ごとに5500円(税込、消費税率10%)加算させていただきます)

離婚や相続に強い代表弁護士。多様化する人間関係や家族性、AIには真似できない人間力

名古屋を拠点に10年以上のキャリアを積んできた、筒井法律事務所の筒井 康之(つつい やすゆき)弁護士。
激戦区で長く活躍できた秘訣は、何よりも依頼者とのコミュニケーションを大切にしてきたからだといいます。
離婚・男女問題と相続を中心に、これまでの解決実績や事件解決へのスタンスをお聞きしました。
テクノロジーが進化し、人間関係や家族のあり方が多様化する今、弁護士に求められる役割とはーー。

01 キャリアの歩みと原点

建具職人の父の背中を追って。激戦区の名古屋で独立し、約10年

ーー司法試験合格後のキャリアの歩みについてもお聞きします。

名古屋市内の法律事務所に約2年勤め、それから独立しました。
その数年後に現在の事務所を立ち上げ、もうすぐ9年が経とうとしています(2023年4月現在)。

出身は豊田市ですが、大学に進学してから今に至るまで、ずっと名古屋を拠点に活動してきました。
現事務所のある名古屋駅周辺は、法律事務所の多いエリアです。
そんななかで約10年、ありがたいことに多くの依頼者さまに支えていただいています。

02 取扱分野とスタンス

相談は3時間に及ぶことも。丁寧なコミュニケーションを大切に

ーー名古屋駅の事務所で約10年生き延びてきた秘訣をどう分析されますか?

決して必殺技のようなものがあったわけではありません。

依頼者さまのお話にじっくり耳を傾け、コミュニケーションを重ねながら信頼関係を育もうと必死に努めてきたことです。
お電話でも面談でも、打ち合わせは長いときには3時間に及ぶこともあるんです。

それに、当事務所の弁護士は私ひとりだけです。
最初から最後まで、私がつきっきりで伴走させていただいています。
そういった姿勢が、安心感につながっていたらうれしいですね。


ーー打ち合わせがそんな長時間に及ぶこともあるんですね。

一人ひとりの依頼者さまに、丁寧に向き合うこと。
まさにそれを実現したくて、こうやって独立したんです。

一般に事務所の規模が大きくなるほど、どうしても効率が重視され、依頼者さまとの距離が生じてしまいがちです。
私はそうではなく、依頼者さまと一緒に解決方法を探るスタイルを追求したかったんです。
一概にはいえませんが、そこが大手との決定的な違いだと思いますね。

私が理想とするのは、「かかりつけのお医者さん」です。
どんな悩みも気軽にご相談いただける事務所を目指しており、そのために取扱分野も限定せず幅広い相談をお受けしているんです。


ーーそのなかでも、とくに多い相談はありますか?

離婚・男女問題と相続が多いですね。
その特徴は、どちらも決して機械的に処理できる問題ではないことです。

家族構成、経済状況、生活環境、そして何よりも当事者同士の感情がぶつかり合います。
だからこそ、依頼者さま一人ひとりの事情を踏まえた解決策をひねり出す必要があるんです。
その点が難しさでもあり、弁護士の腕の見せ所ともいえますね。

03 過去の解決事例

不貞の慰謝料を請求された離婚裁判。数々の証拠を覆して勝訴

ーーこれまでにどんな事件を扱ってきたのか。具体的な事例を教えてください。

離婚をめぐる訴訟で完全勝訴した事案があります。

離婚そのものには双方とも納得していたんですが、問題はその原因でした。
相手は私の依頼者さまの不貞行為を疑い、多額の慰謝料を請求してきたんです。


ーー最大の争点は、その不貞行為の有無だったと。

結果的には、不貞行為は否定され勝訴しました。
ただ、決して楽な闘いではありませんでした。
というのも、相手方から依頼者さまの不貞行為をうかがわせるようなメールや写真などの大量の証拠が提出されたからです。

詳細は伏せますが、それを跳ね返すことができたのは、依頼者さまと不貞相手と疑われた人の関係性には特殊な背景事情があった点を粘り強く訴えたからです。

その結果、相手方の証拠は不貞行為を裏付けるものにはならないとされ、慰謝料の請求も否定されました。


ーー粘り腰や執念が実った結果だったわけですね。

徹底した調査で証拠を突き止める、根気強く立証する。
そのあたりはどの事件でも、強く意識しているポイントですね。

そして、それは相続も同じです。
今からご紹介するのは、兄弟姉妹の間で遺留分と不当利得の紛争を任せていただいたときのことです。

親は生前、相続人のうちの1人とその子どもにすべての遺産を相続するとした遺言書を作成していたんです。それに納得できなかった依頼者さまと、本来受け取れるはずの遺留分を請求する調停を申し立てました。


ーーその後、どんな結末を迎えたんですか?

実はその過程で、亡くなった親の預貯金口座を調査したところ多額の贈与や使途不明金があることが判明したんです。

調停ではその贈与と使途不明金について相手に認めさせ、最終的に依頼者さまのご希望を上回る金額を手にすることができました。

遺産相続や離婚の財産分与などでは、財産を隠そうとする相手と対峙することがよくあります。
それでも私は、預貯金口座や不動産の有無を調べるなどして、財産のありかを何度も突き止めてきました。

04 今後の展望

AIの進化、人間関係や家族の多様化。激動の時代に弁護士にできることは

ーー事務所設立から10年の節目が近づいています。今後の意気込みをお聞かせください。

目の前の一つひとつの依頼者さまや事件に、丁寧に取り組み、効率ばかりが叫ばれる世の中ですが、この約10年、そのスタイルをひたむきに追求してきました。
これまでと変わらず、その信念を今後も愚直に貫いていくつもりです。


ーー法律問題に、効率性を持ち込むべきではないともいえそうですね。

最近でいうと、AI(人工知能)を使ったチャットボット「ChatGPT」が話題になっていますよね。
法律相談をAIで行う実験的な試みも動いているようです。

確かに、AIで可能になることもあるでしょう。
ただ、私たちが日々お受けするご相談は、法律や理屈だけでは紐解けないものばかりです。
そこには、当事者の感情が複雑に絡み合うからです。

依頼者さまのお気持ちを置き去りにして、機械的に事件を処理すべきではありません。
そこは絶対に忘れてはいけませんよね。

それに、離婚や相続についていえば今、人間関係や家族のあり方がどんどん多様化しています。
きっとこれまで以上に、オーダーメイドの解決が求められるはずです。
新しい時代の空気や価値観の変化もしっかり見据えながら、これからも一人ひとりの依頼者さまと二人三脚で歩んでいきたいですね。
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