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ふなま ひろき
舩間 大樹弁護士
むさしのきずな法律事務所
吉祥寺駅
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-5−623号
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インタビュー | 舩間 大樹弁護士 むさしのきずな法律事務所

エンジニア志望から一転、法律家として独立。思い出の地・吉祥寺で踏み出した新たなキャリア

住みたい街ランキングの常連でもある東京・吉祥寺。
そこに2023年4月、新たな法律事務所が誕生しました。
むさしのきずな法律事務所です。
気鋭の組織を率いる舩間 大樹(ふなま ひろき)弁護士にとって、吉祥寺は通い慣れた思い出の地だそう。
労働問題をはじめとする企業法務、遺産相続、不動産トラブル、刑事事件。
「どんなに苦しくても、必ず道は拓ける」と熱弁する真意に迫ります。

01 弁護士を目指した理由

契約トラブルを自力で処理。理系、エンジニア志望から方針転換

ーー大学まで理系だったそうですが、なぜ弁護士を志したんですか?

きっかけは、大学時代にある契約トラブルに巻き込まれたことでした。
そのときに弁護士に相談したんですが、「まずは一度、自分でやってみたら」とアドバイスされたんです。

驚きましたが、逆に興味も湧いてきて。
それで試行錯誤しながらトライした結果、なんとか自力で一定の解決へこぎ着けられました。
その体験から、進路の舵を大きく切ることにしたんです。

そもそも高校からずっと理系で、以前はシステムエンジニアになろうと思っていたんです。
ただ、シフトチェンジは大正解でしたね。
依頼者さまの権利を実現すること、一緒に難局を乗り越えるお手伝いができること。
そこに今、この上ないやりがいを感じています。


ーーそして、遂に独立を果たしました。

事務所のある吉祥寺は、私にとって思い出深い大切な場所です。
出身地は近くの西東京市で、高校は杉並区に通学。
吉祥寺には昔からよく遊びに行ったり、塾に通っていたりしたんです。

一人ひとりの依頼者さまにじっくり寄り添い、最後まできめ細かくサポートさせていただくこと。
そんな小回りの利く事務所ならではの近い距離感や機動力を大切にしたいですね。

02 注力分野と実績①

解雇など中小企業の労働問題に精通。不動産の立ち退きや賃料交渉も

ーー事件の種類としては、どの分野を重点的に扱っているんですか?

柱のひとつは、中小企業や個人事業主の法務です。

以前の事務所がその分野に精通し、膨大な数の顧問先を抱えていたからです。
契約関係や取引先とのトラブルに加え、とくに会社側の労働問題でそれなりの実績を誇っていました。
私自身も、解雇や残業代をはじめとする従業員との紛争に何度も当たってきました。

そこを軸にしつつ、現在はそれ以外に一般民事のご相談も積極的にお受けしています。
とくに相続や不動産、刑事事件などに力を入れていますね。


ーー不動産でありがちなトラブルには、たとえばどんなものがあるんでしょう?

ひとつは、立ち退きをめぐるトラブルです。
お店を経営している方が突然、家主から立ち退きを求められたり、賃料を上げると通告されたりする問題です。

ぜひお伝えしたいのは、その要求を安易に受け入れないことです。
建物がひどく老朽化しているなど、やむを得ない事情がない限り、立ち退きも賃料の増額も法的にはそう簡単に通るものではないからです。


ーー早めに弁護士に相談すれば、打ち手はあるということですね。

今からご紹介するのは、ある飲食店の経営者からご相談いただいたときのことです。

ある日、貸主から店舗の立ち退きを言い渡されたそうなんです。
理由は、アルコールを提供していたことが「契約で定められた使用目的を逸脱しているから」とのことでした。

ただ、契約書や契約に至るまでの経緯を調べてみると、まったくそんなことはありませんでした。
アルコール提供の営業許可を貸主にも協力してもらいながら申請・取得した経緯が、ある資料に記されていたからです。


ーーその資料などを根拠に、「立ち退く義務はない」と。

一方で依頼者さまは、一定の立退料をもらえるなら応じる意向もお持ちだったんです。
ですから交渉の末、契約違反はなかったという前提で相応の立退料を支払ってもらうことで合意しました。

金額は店舗の移転費用などを加味した水準で、依頼者さまに十分納得いただける資金を確保することができた事件でした。

新型コロナの影響が尾を引き、経営体力が弱っている飲食店がたくさんあるはずです。
立ち退きや賃料の増額を迫られても、慌ててご自身で判断せずに、弁護士を頼ることをお勧めします。

不動産をめぐるトラブルは、貸主側での賃料回収や立ち退き交渉などの経験も豊富にあります。
吉祥寺近辺には、飲食店や雑貨店などがたくさんありますからね。
困ったことがあれば、ぜひ気軽にご相談いただけるとうれしいです。

03 注力分野と実績②

遺産相続を円満解決へ。刑事事件では早期釈放、示談の実績多数

ーー今後は高齢化の影響から、相続の依頼も増えそうですね。

相続の場合は当事者間の感情的な対立が激化しやすく、二進も三進もいかない事態に陥るケースが少なくありません。

私たち弁護士に求められるのは、依頼者さまはもちろん、ときには相手方にも歩み寄りながら粘り強く交渉し、なんとか丸く収めることです。
裁判手続きとなると費用も時間もかかり、依頼者さまの負担が大きくなってしまいますからね。


ーー仮に交渉が難航したとしても、地道に話し合いを重ねて突破口を開くべきだと。

あらゆる手を尽くし、まずは交渉で着地点を見出すために知恵を絞るべきです。
どうしても難しい場合でも、調停で双方がある程度納得できるような落とし所を探ることが重要です。

私が過去に担当した、無事に遺産相続を成立させられた事件。
これもまた、当初は相続人同士で意見が真っ二つにわかれ、互いに火花を散らし合う壮絶な争いでした。

争点のひとつになったのが、被相続人の預金口座です。
双方とも一切譲ろうとしないなか、ある日相手方が勝手に大金を引き出していることが判明したんです。

最初は話がまったく噛み合わないような状況でしたが、最終的には引き出したお金を返してもらい、2人で半分にわけることに。
なんとか最後は納得の解決にたどり着けた事件でしたね。


ーー刑事事件はどうですか?過去の実績などを教えてください。

覚せい剤の使用で逮捕・起訴された方の保釈、逮捕翌日の身柄解放、早期の示談成立。
傷害や窃盗、性犯罪などで、そうした実績を積み上げてきました。
少年事件や、違法ダウンロードなどのインターネット関連の事件にも対応できます。

刑事事件は時間との闘いといわれ、機動力が求められます。
休日や早朝・夜間を問わずフットワーク軽く動き回り、1日でも早い解決を目指すようにしていますね。

04 弁護士としての信念

「努力すれば、必ず道は拓ける」。胸に刻んだ上杉鷹山の言葉

ーー新たなキャリアを歩み出した今、依頼者への思いや決意表明をお聞かせください。

私が尊敬している人物のひとりに、江戸時代の大名で米沢藩の藩主だった上杉 鷹山(ようざん)という人がいます。
当時の米沢藩は貧困の危機に瀕していたそうですが、彼が藩主になってから思い切った改革を断行したそうです。

感銘を受けたのは、そのやり方です。
たとえば大倹約令を発令した際には、一部にあった反対論を押し切り、藩主として自ら率先して節約を実行したんです。
その類まれなリーダーシップによって、藩はその後立て直しに成功したといいます。

大学時代にふと手にした本で知って以来、今でも時折読むほど私にとってバイブル的存在になっているんです。


ーー弁護士として、見習うべきところが多いと。


「なせば成る、なさねば成らぬ、何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」。
実はこの有名な名言も、上杉が口にした言葉なんです。

どんなことがあっても、あきらめずに努力すれば、必ず道は拓ける。
その言葉を胸に、これからも依頼者さまの利益を実現するために最後まで闘い抜く覚悟です。
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