おくだ まさひろ
奥田 昌宏弁護士
奥田法律事務所
南森町駅
大阪府大阪市北区西天満5-8-15 八千代ビル別館4階
刑事事件の事例紹介 | 奥田 昌宏弁護士 奥田法律事務所
取扱事例1
- ひき逃げ・当て逃げ
ひき逃げ(過失運転致傷、救護義務違反、報告義務違反)の事例
依頼者:男性
【相談前】
ご相談者、自動車を運転し、T字路を直進した際、交差道路から侵入してきた自転車に車体側面を接触させ転倒させて怪我を負わせたが、自転車との接触自体に気付かずに運転を続けたところ、その後、ひき逃げ(過失運転致傷、救護義務違反、報告義務違反)で逮捕、勾留の上、起訴された。また、運転免許も違反点数の大きい救護義務違反で取り消され、4年間運転免許を取得できない処分を受けた。
【相談後】
救護義務違反及び報告義務違反は、自己の運転に起因して人に傷害を負わせたとの認識がなければ、故意に欠けることに着眼し、刑事裁判では、無罪を主張したところ、ご相談者は、救護義務違反及び報告義務違反ではいずれも無罪となった(過失運転致傷は執行猶予付きの禁固刑)。運転免許取消処分も取消訴訟を提起し、請求認容判決を得て、運転免許も回復した。
【先生のコメント】
運転免許取消処分は、処分を告知された日から6か月以内に訴訟を提起しないと、訴えを提起できなくなりますので、刑事裁判が長引く場合には、同時並行で取消訴訟を起こさなければならない場合があることに注意が必要です。
ご相談者、自動車を運転し、T字路を直進した際、交差道路から侵入してきた自転車に車体側面を接触させ転倒させて怪我を負わせたが、自転車との接触自体に気付かずに運転を続けたところ、その後、ひき逃げ(過失運転致傷、救護義務違反、報告義務違反)で逮捕、勾留の上、起訴された。また、運転免許も違反点数の大きい救護義務違反で取り消され、4年間運転免許を取得できない処分を受けた。
【相談後】
救護義務違反及び報告義務違反は、自己の運転に起因して人に傷害を負わせたとの認識がなければ、故意に欠けることに着眼し、刑事裁判では、無罪を主張したところ、ご相談者は、救護義務違反及び報告義務違反ではいずれも無罪となった(過失運転致傷は執行猶予付きの禁固刑)。運転免許取消処分も取消訴訟を提起し、請求認容判決を得て、運転免許も回復した。
【先生のコメント】
運転免許取消処分は、処分を告知された日から6か月以内に訴訟を提起しないと、訴えを提起できなくなりますので、刑事裁判が長引く場合には、同時並行で取消訴訟を起こさなければならない場合があることに注意が必要です。