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こもだ ともひろ

薦田 知浩弁護士

三鷹の森法律事務所

三鷹駅

東京都三鷹市下連雀3-38-4 三鷹産業プラザ410

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土曜日通常営業。休日・夜間の面談は事前予約が必要となります。

世の中の不幸の数を減らせば、幸せの数は増えていくーー。明確な理念で、我が道を突き進む弁護士の矜恃

東京・三鷹に根を張り、弁護活動を続ける三鷹の森法律事務所の薦田 知浩(こもだ ともひろ)弁護士。
約3年、勤務弁護士として修行を積んだ後、「直接、依頼者のために尽くしたい」と独立しました。

〈世の中にある不幸の数を減らせば、みんなが幸せに暮らすことができる〉

これを理念に掲げ、どんな事案にも使命感・責任感をもって向き合う、誠実で正義感あふれる弁護士です。
刑事事件では無罪獲得の実績も。
一つひとつの事案にじっくり取り組めるよう、受任案件数に上限を設定。画一的な対応は排除。完全オーダーメイドを徹底しています。
完成度にこだわる職人のように、理想の弁護の追求に余念がない薦田先生。
そのこだわりや秘めた想いをストレートに語ってもらいました。

01 弁護士を目指したきっかけ

自分の想いを貫徹できる職業が弁護士。就職に違和感を覚えた学生が見出した、法曹界という道

ーー弁護士を職業にしたのはどのような想いからだったのですか?

就職という形式が、私にはしっくりこなかったことがひとつあります。
また、企業に就職した場合は、場合によっては直接的にお客様の顔がみえないことがあると思いました。
大衆(マス)ではなく、より直接的に1人ひとりの個人の方のために役に立ちたいと思っていました。そして、資格で食べていける道があることを知り、それなら自分の思うような道へ進めるのではないか、そう考えたのです。

「ひとが不幸になってしまうことを仕事を通じて防ぎたい」

というのが、私の職業観。
さらに突き詰め、世の中の不幸の数を減らせば、そこに近づいていく。
そう考えて行き着いたのが、紛争やトラブルを解決する弁護士という職業でした。


ーーこだわりも意志も強いのですね。

大学を出たら企業に就職。
それが世の中では、当たり前の風潮ですよね?
でも、他人には流されないタイプですし、そもそも納得できないことは、行動できない性分なんです。

いざ弁護士になると決め、司法試験を目指す過程で、新聞やニュースなどの報道を見る目が少し変わっていく自分を感じました。
具体的には、「加害者の家族」というだけでいじめられているという現実を知り、「弁護士なら何か役に立てる」といつの間にか弁護士目線になっていたのです。

02 弁護スタンス・こだわり

直接、依頼者のために尽くしたい。募る想いを原動力に独立を決断

ーー現在は独立されていますが、その前に2つの事務所に入所されています。

最初の事務所は、相続関連の案件の比重がかなりを占めている事務所でした。
私の業務は、主に遺言書の作成でした。
弁護士としての基礎は築けましたが、このままでは弁護士として伸びしろが少ないと思い、移籍することに。

次は幅広い分野をカバーする、いわゆる町弁と言われる事務所にお世話になりました。
そこで2年ほど勤務したあと、2018年の1月に独立しました。


ーー独立を決断したのはどんな想いがあったのですか?

徐々に弁護士業務が板につき始め、より依頼者の方の満足度を追求したくなったんです。
経験が浅いころは、上司がサポートしてくれます。
私が担当の事案でも、上司には責任がありますから、最終判断を仰ぐ必要があるんです。
私としてもその方が安心ですが、一方で依頼者の方へ回答するまでに、どうしてもタイムラグが発生してしまいます。
事案の内容や依頼者の方の性格によっては、それが不安を増長することにもなりかねません。
そんなことを何度か経験するなかで、私の中に「ダイレクトに依頼者のお役に立ちたい」という想いが強くなってきたのです。
決して独立志向が強かったわけではないのですが、じわじわと依頼者へのそうした想いが募り、最終的に独立を決断するに至りました。


ーー一国一城の主として、晴れて「不幸の総和を減らす」というビジョンの具現化へスタートを切ったわけですね。

弁護士個人としてはいままで通りですが、事務所として、その実現に近づけるよう体制を整えました。
ひとつは必ず私が最初から最後まで担当すること。
受任する事件数に上限を設ける。
そして、完全オーダーメイドにもこだわりました。

どれも突き詰めれば、1件1件を丁寧に対応するということです。
当たり前のようですが、勤務弁護士の立場ではどうしても自分の判断だけで事案を進められません。
リーガルサービスとしてもっとこうしたらいいのに、と思える点があったとしてもすぐに実行できるわけではありません。
いい部分は引き継ぎつつ、こうしたほうがいいと思える点はどんどん改善していく。
独立した後にご依頼いただき、事件が終了したご依頼者の方からは、好評のお言葉をいただいています。

03 解決事例と信念

刑事事件で無罪獲得も。「不幸をなくす」ために、常に使命感・責任感を持ち、全力で

ーーダイレクトに依頼者と向き合える状況を、「不幸をなくす」ために最大化したわけですね。

最終ゴールはトラブルや紛争を解決すること。
しかし、経験則では依頼者の方の満足度は、実はそのプロセスで決まる側面が大きいと感じています。
たとえば、レスポンスが遅いとか、方向性がずれているとか…。
それらは結局、不十分なコミュニケーションに起因することがほとんどです。

ですから私は、できる限り依頼者の方に寄り添えるよう、体制を整えることに注力したのです。
受任する事案の数に上限を設けるのは、依頼者と向き合うための時間をもつためです。
お互いのフィーリングや波長も重要だと思っていますので、私視点では波長が合うだろうなと思う方であっても、その方からすればより波長の合う弁護士がいるかもしれませんので、相談者の方には複数の弁護士にご相談いただくことをおすすめしています。

私自身が直接お受けするというのは、勤務弁護士時代の苦い経験があるからです。
こうした方針は、経営面でみれば、必ずしもベストとはいえないのかもしれません。
しかし、私にとってはそれよりも依頼者の方と真摯に向き合い、一つひとつの事案に納得いくまで取り組むことの方が大切なんです。


ーー解決の質は間違いなく変わりそうですね。

どんな事案でもやれることは最大限にやり切る。
それが依頼者の納得感につながると思うのです。
たとえば離婚の事案でも、依頼者のお話を遮らず、まずはしっかりと傾聴する。
日々の生活の中で精神的なご負担を少しでも軽くしていただく。
そのうえで解決を目指す。
そして、その後の人生をよりよく生きてもらいたい。
そのような気持ちや心構えで臨んでいます。


ーー刑事事件では無罪を獲得したこともあるそうですね。

依頼者は、オレオレ詐欺の受け子をした容疑でした。
確かに封筒は受け取ったのですが、中にお金が入っていることが分かり、受け取らなかったのです。
依頼者の主張に不審な点はなく私は十分な調査をしたうえで、無罪を主張しました。
国選の事件でしたので、仮に無罪を取得しても報酬は決して高いものではありませんでした。コストパフォーマンスの視点だけから見れば赤字でした
しかし、自分の理念は、不幸の総和を減らすこと。
この事件の私の対応次第で、世の中の不幸を増やしてしまうかもしれないーー。
自分の理念に反するような行動はしたくないという気持ちが心の内からこみあげてきました。事案に誠実に向き合った結果、無罪という最善の結果を得ることができました。

04 弁護士としての想い・目標

最優先は、弁護の質。一件一件の事案に丁寧に、誠実に向き合うことが理念実現の最短コース

ーー弁護士としての中長期の目標をお聞かせください。

「ミカタ」をきちんと伝える弁護士でありたいと思っています。
「ミカタ」には2つの意味が込められています。
1つは、依頼者の方の「味方」であること。
トラブルに向き合うことは、心に負担のかかることで、勇気のいることです。
一緒にトラブルに向き合うことで、依頼者が「幸せ」に近づくためのお手伝いをしたいと思います。

もう1つは、法律のプロとしての「見方」を提供することです。
トラブルにはさまざまな側面があります。
依頼者の方が気づいていない見方を提供することで、トラブル解決のための「もう1つの目」になりたいと思っています。


ーー経営者としては、今後をどのようにお考えですか?

ガンガン案件を受任する方針ではありません。

また、事務所を拡大することは、私の中では必ずしも優先順位の上位ではありません。
より直接的に依頼者の方の安心した顔や笑顔をみたいと思っています。

とはいえ、不幸の総和を減らしていくという理念をより広げていくためには、後進の育成をしていく使命があるとも感じています。
あくまでも自然の流れに任せながらですが、そういうタイミングが来れば、人を増やしたり、事務所を拡大することもやぶさかではありません。

そのためにはこの三鷹で、誰よりも信頼される弁護士になることが、まずは重要だと思っています。
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