そのだ すみれ
園田 すみれ弁護士
ひすい法律事務所
天神橋筋六丁目駅
大阪府大阪市北区浪花町13-38 千代田ビル北館7階IJ号室
インタビュー | 園田 すみれ弁護士 ひすい法律事務所
150件以上の離婚問題を解決へ。「心に寄り添う弁護」で依頼者から厚い信頼を獲得する弁護士の原動力
10年間、大阪市内の法律事務所で経験を積み、独立を果たした「園田すみれ法律事務所」の園田 すみれ弁護士。
一般民事全般に対応するなかで、とくに力を入れているのが離婚・男女問題です。
これまでに150件以上の実績を積み重ね、「じっくり粘り強く依頼者の方と信頼関係を構築すること」が、真の解決への重要な要因になることを確信したといいます。
依頼者の内面に寄り添い、心の蓋を開くことで辛い思いから解き放つことを信条に、弁護活動に取り組む園田先生の弁護哲学の原点に迫ります。
一般民事全般に対応するなかで、とくに力を入れているのが離婚・男女問題です。
これまでに150件以上の実績を積み重ね、「じっくり粘り強く依頼者の方と信頼関係を構築すること」が、真の解決への重要な要因になることを確信したといいます。
依頼者の内面に寄り添い、心の蓋を開くことで辛い思いから解き放つことを信条に、弁護活動に取り組む園田先生の弁護哲学の原点に迫ります。
01 弁護士を志した理由
地元・佐賀で目の当たりにした社会的事件が背中を押し、法曹界へ
ーー司法試験を目指すにあたって、大学に入り直したそうですね。
職業として弁護士を初めて意識したのは、海外の人気ドラマ「アリー my love」がきっかけです。
そのときはどちらかというと仕事内容よりも俳優さんへの憧れが主体でした(笑)。
実際に弁護士を志すことを決めたのは、大学に通っていた20歳の時です。
当時、地元佐賀にも面する有明海で、諫早湾の干拓事業における開門が社会問題になっていました。
その事件は裁判にまで発展し、大きな注目を集めていたのです。
住民の生活に密接に関わるこの困難な問題を、中心になってまとめていたのが弁護団の方々でした。
ーー未だ完全決着をみない大きな事件ですよね。
自然環境、漁業関係者、農業関係者、周囲に住む住民などさまざまな利害関係者がいる中で、どのようにバランスよく着地させるかが争点となっていました。
とはいえ、周辺エリアとの関わり方がたとえば農業なのか漁業なのかによって、開門による影響は180度異なります。
司法判断だけで全員が納得する解決を実現するのは困難なほどそれぞれの利害が違っており、本当に深く考えさせられる事案です。
現に四半世紀以上が経過したいまも、完全決着には至っていません。
こうした社会的にも大きな問題の解決に携われる「弁護士」という職業にとても魅力を感じ、私も困っている人の側に立ち、その力になりたいと思い至ったのです。
02 弁護士としてのキャリア
交通事故や不動産分野を中心に幅広い分野で経験を積み重ねた勤務弁護士時代
ーー弁護士になってからどのようなキャリアを歩んでこられたのですか?
大阪市内の法律事務所で約10年間、勤務弁護士をしていました。
最初に所属した事務所では、交通事故や明け渡しの案件に数多く対応しました。
とくに交通事故についてはかなりの数をこなしましたので、どのような事案でも対応できるくらいに鍛えられましたね。
そのほか、離婚問題や刑事事件などにも対応し、弁護士として基礎を身につけることができました。
弁護士になって5年ほどの経験を積み、少し余裕が出てくると、次第に自分のやりたいことが鮮明になってきました。
「もっと離婚や男女問題に重点的に取り組みたい」と思い、環境を変えることにしたのです。
ーーそこで離婚問題に強い弁護士事務所へ移籍されたのですね。
交通事故や不動産関係は手続き的な要素も大きいのですが、離婚問題ではそこにさらに感情が重要な要素として加わってきます。
トラブルを解決するうえで、依頼者の方の内面にまで配慮することがより重要になるということです。
代理人、そして人としても親身に依頼者の方に寄り添いながら、そのうえで依頼者の方がお望みの方向へお導きするような弁護にやりがいを見出したのです。
03 弁護スタンス
心と密接に関連する離婚問題。じっくり時間をかけて信頼関係の構築も
ーー先生は離婚問題に対応する際、どのようなことを意識されているのですか?
離婚問題では「依頼者の方が最終的にどうしたいのか」を明確にすることがとても大切です。
「別れたい」というのは、あくまでも表面的なことにすぎません。
なぜ別れたいのか、別れてどうしたいのか、別れた後どのように生活していくのかーー。
少なくともそこまでは考えておかないと、たとえ法的に離婚が成立したとしても、その後の人生が必ずしも幸せになれるとは限りません。
ですから私は、とにかくじっくりと依頼者さまのお話を聞くよう心がけています。
時間は気にせず、思っていることを洗いざらい吐き出してもらうのです。
そのためにはお互いの信頼関係が不可欠です。
ですから、私は依頼者さまとの面談に長い期間をかけることも厭いません。
そこまでして初めて、本当に納得のいく解決に近づけると思っています。
ーー時間をかけるというのは、簡単なようで難しいと思います。
離婚問題を本格的に扱い始めた当初、有責配偶者からの離婚請求に対応したことがあります。
当然、依頼者の方は不利な状況でしたので、当初は「私が悪いんです」と自責の言葉を述べるばかりでした。
それでも離婚への思いは強く持たれていたのです。
そこで私は、時間をかけて少しずつ依頼者の方のお気持ちをほぐすように心の内に迫っていきました。
すると相手方から暴言や暴力を受けている事実が浮かび上がってきたのです。
私はそこを糸口に証拠を集め、交渉を開始。
結局、相手側も頑なだった態度を軟化させ、離婚を成立させることができました。
ーー本心にまでたどり着けていなければ、得られなかった結果ですね。
私は以前から薄々、この依頼者の方のように自分の思いを閉じ込めて辛い思いをしている人がたくさんいるのではないかと感じていました。
この事案によってそれが確信に変わったのです。
私はこれまでに離婚問題において150件以上対応してきましたが、どんな事案に対しても丁寧にお話を聞くことを心がけています。
04 弁護士としての心構え
整形手術や美容関係のトラブル対応も豊富。オンラインなど柔軟な相談方法で「障壁」は最小限に
ーー依頼者の方からも多くの感謝のお声を頂いているようで、先生の人柄が存分に伝わってきました。
私の弁護の原動力は、純粋に「困っている人を助けたい」という思いです。
これまでの経験から、困って辛い思いをしている人ほど、相談の際になかなか本心を語られないように感じています。
「トラブルは自分一人だけのことではないから」と相手側を気遣っていたりするんです。
だからこそ私は時間をかけてでも、より踏み込んでお話を聞くようにしています。
力づくではなく、心の蓋が無理なく開くまで私は粘り強くお付き合いします。
その結果として、心からお喜びいただけているのであれば、私にとってこれほどうれしいことはありません。
ーー最後に依頼者の方へメッセージをお願いします。
私は離婚や男女問題のほか、整形手術や美容関係のトラブルにもこれまでに数多く対応しています。
人知れずお悩みになられ、泣き寝入りする方も少なくない事案だと思いますが、医療関係者との協力体制もございますので、ご安心ください。
直接会うのは控えたい、人目につくのがはばかられるということであれば、電話やオンラインでも対応いたします。
また基本的に私が最初から最後まで責任を持って担当させていただきますので、どうか安心してご相談ください。
私の名前でもあるすみれの花は、冬の冷たい雪の中でも春に花を咲かせるために根を広げます。
お客様のために最善の解決を目指し、誠実に根を張り、解決の花を咲かせたいと思っています。