丹羽 錬弁護士 さっぽろ大通法律事務所

◆ご挨拶
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交通事故事件の解決に取り組むなかで、「お金はもらわなくてよいから、元通りの身体に戻してもらいたい」と仰られる被害者の方を何人も目の当たりにしてきました。
交通事故被害者の方々の一番の望みは、お金ではなく、身体を事故前の状態に戻してもらうことです。
しかしながら、それが現代医学の限界により、叶わないが故に、やむなく賠償金の受領という次善の策を選ばれているのが現実です。

それでは、日本の賠償金の算定は十分でしょうか？
残念ながら、必ずしもそうではありません。

アメリカのように、悪性の強い行為をした加害者に対して、実際に生じた損害以上の損害賠償義務を認める懲罰的賠償制度は採用されていません。

日本では、交通事故がなかったとしたならば存在した利益状態と、交通事故が発生した結果、現実にもたらされている利益状態との差が損害であるとされており、その差は、裁判所によって、極めて厳密に認定されています。
また、裁判では証拠裁判主義が採用されており、証拠がなければ、請求が認められることは基本的にありません。
その上、裁判所においては、被害者に支払われるべき賠償金のうち、将来の損害部分については、不確定な要素が少なくないことを理由に、控えめに認定することが望ましいとされています。

その結果、裁判を経た場合でも、実際に被害者の方が被った身体的損傷に見合った損害が100％賠償金として、実現されているとはいえない現状があります。
つまり、裁判という公的な手続きを経たとしても、真実が100％実現できるとは限らないのです。

そして、裁判を経たとしても、得られる賠償額が不十分であるにも関わらず、実際には、裁判基準より更に低廉な保険会社の独自の基準に基づき算定された賠償金をベースとして、多くの交通事故被害者の方が示談をしています。

私は、このような不合理がまかり通っている現状を目にする中で、交通事故事件の解決に尽力したいと強く考えるようになり、交通事故被害者側に注力した法律事務所を立ち上げることを決意致しました。
交通事故被害者の方は、示談の前に、必ず法律事務所に相談に行かれるようにしてください。事故直後でも、治療中でも構いません。
なるべく早い段階で相談に来られた方が良い結果に繋がりやすいです。


◆ 略歴
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1997年　早稲田大学卒業
東京都庁入庁

2006年　旧司法試験合格

2009年　札幌弁護士会登録
札幌市内の法律事務所勤務

2015年　さっぽろ大通法律事務所開設
現在に至る

＜資格＞
日本交通法学会正会員
高次脳機能障害ファシリテーター
米国公認会計士合格

◆事務所の特徴
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【1】交通事故の被害者側に特化
弁護士4人が在籍しており、令和2年だけで、年間200件以上の交通事故事案のご相談を頂いております。
また、常時、被害者側の交通事故事件を150件以上取り扱っております。
そのため、札幌近郊の整形外科を中心に医師・医療機関の情報が集積しております。
任意交渉、交通事故紛争処理センター、訴訟等の解決手段についても、ノウハウが蓄積しております。

【2】依頼時の負担ゼロの弁護士費用
相談料及び着手金を無料として、交通事故被害者の方の依頼時の経済的負担を最小限にしております。
※ただし、弁護士費用特約をご利用の場合は、相談料及び着手金を請求させて頂いております。

【3】後遺障害等級の獲得に特に注力
整形外科医や放射線診断専門医等と連携して、交通事故被害者の方の適切な後遺障害等級獲得に注力しています。
また、整形外科医と顧問契約を締結しており、常時、医師と協議できる体勢を整えております。
被害者請求、異議申立、自賠責保険共済紛争処理機構への調停申し立て、訴訟等の手段を通じて、症状に見合った適切な後遺障害が認定されるよう尽力致します。

【4】事故直後から解決までトータルサポート
通常、一生に１度くらいしか経験しない交通事故において、被害者の方は、事故後、一体何をどのように行動すれば良いのか分からないというのが現実です。
それ故に、当事務所では、事故直後のどの時期からでも受任させて頂き、適切な解決に向けた様々なサポートをさせて頂きます。

【5】 依頼者の方の話をとにかく良く聴くことをモットーにしています
交通事故事件の解決のためには、事故発生時の状況や事故後の傷病の推移等について、依頼者の方の話を詳細に聞き取ることが不可欠です。
そこで、当事務所では、交通事故被害者の方の話に真摯に耳を傾けることに重点を置いております。どんなことでも気兼ねなくお話し下さい。


◆アクセス
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地下鉄東西線「西11丁目」駅2番出口から徒歩5分

＜住所＞
北海道 札幌市中央区大通西13丁目
レジディア大通公園3階
※セブンイレブンが入っている建物の3階になります。

◆ 交通事故のご相談例
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● 保険会社との交渉／損害賠償請求
● 後遺障害の申請（被害者請求）
● 後遺障害の異議申立
● 後遺障害の自賠責保険共済紛争処理機構への調停申し立て
● 交通事故紛争処理センターへの申立
● 訴訟