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みやぐに こうへい
宮國 航平弁護士
弁護士法人ラグーン
山口県下関市南部町2-7
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
注意補足

基本的には面談予約をおすすめしております。 電話相談は、次回以降ご来所頂ける方に限り、15分で内容を伺います。 夜間・休日の面談は、事前予約が必要となります。

インタビュー | 宮國 航平弁護士 弁護士法人ラグーン

親族を傷つけられた依頼者。高額な請求を受けても屈せず、冷静に調停に対応し、無事に離婚へ

山口県下関市にある弁護士法人ラグーンに所属する宮國 航平(みやぐに こうへい)弁護士。
子どもながらに感じた「決められたルールの中での立ち振舞」や、中学生のころに感銘を受けた弁護士の姿を見て弁護士になると決めました。

弁護士になってからは離婚事件や刑事事件、それに破産事件や企業法務、そして労働災害、不動産……と幅広い事件を担当。
なかでも、離婚事件の経験が豊富で男性側、女性側いずれからの依頼であってもを強みとしています。

困っている依頼者をどのように救ってきたのか、宮國先生にお話を聞きました。

01 弁護士になったきっかけ

社会の枠組みと思いやり。中学生のころに見た弁護士に憧れて

――どのような少年時代を過ごしたのですか?

子どものころを思い出すと、世の中のルールや法律といった枠組みに興味のある子どもでした。

たとえば、ゲームには必ずルールがありますよね?
それをみんなが知って守るからこそ、フェアプレーができるんです。

一方、ルールさえ守ればよいかというと、そうでもありません。
相手によくしてもらったら自分もよくするとか。
でも、反対によくされなくても、相手によくしておけばいつか自分に返ってくるとか……。

枠組みと思いやりの二つが、心のどこかにあった気がしますね。


――そのような中で、弁護士を目指したいと思ったのですか?

そうですね。
中学生のころに、父の仕事の付き添いとして弁護士事務所へ行ったことがあります。
地域の困りごとの相談のため、青年会議所に入っていた父が弁護士の先生のところへ行きました。

ほかにも数名の経営者が一緒でした。
中学生の私から見れば立派に見える大人が「アドバイスがほしい」「知恵を貸してほしい」と弁護士の先生を頼っていました。

経営者から頼られる人望にくわえて、法律を知っているからこそ正しいアドバイスができる弁護士の姿に感銘を受けたんです。

そのとき、「私が目指すべき仕事は、弁護士なのかもしれない」と思いました。


――今の事務所とは、どのようなご縁があったのですか?

司法試験に合格したあと、弁護士事務所の合同説明会に参加しました。
20ほどあったブースの中に、今の事務所があったんです。

そこには今の上司である弁護士と、事務職員の方がいました。
そのとき、弁護士と事務職員が垣根なく、よい雰囲気で仕事しているのだろうと感じたんです。
そのため、今の事務所に入ろうと決めました。

02 弁護士としてのキャリア

多岐にわたる解決事例。経験豊富な離婚事件で大切にすること

――弁護士として携わってきた事件を教えてください。

これまで、多くの事件に携わってきました。
交通事故や債務整理、それに離婚事件や不貞慰謝料、不動産など多岐にわたりますね。
あとは、子の親権者変更や相続、企業法務や労働災害、それに刑事事件にも携わってきました。

そのなかで、もっとも取扱いが多いものは離婚事件です。


――離婚事件を解決するなかで、宮國先生はどのようなことを大切にしていますか?

まずは依頼者さまのお話をしっかり聞くことを大切にしています。
そのうえで、事件解決に必要なことを説明して、なるべく多くの解決策を提示するようにしていますね。

心のなかでいつも思っているのは「できるだけ早期に、とはいえ、この方の希望に沿う形で解決したい」ということです。

03 強みを活かした解決事例①

高額な請求を許さない。先の見通しと依頼者さまの安心

――離婚事件で印象に残っている事件はありますか?

男性の依頼者さまから、奥さまとすれ違うことが多くなり離婚したいと相談を受けました。
すれ違いのきっかけは依頼者さまが仕事で忙しくなったことでした。

ただ、奥さまはある困った行動に出たんです。


――それはどのような行動だったのですか?

はじめ、奥さまは依頼者さまを攻撃していたのですが、そのうち依頼者さまの親族に対しても暴言を吐くようになったんです。
依頼者さまは「自分のことならまだしも、親族が辛い思いをするなんて……」と、とても悲しんでいました。

しかも、奥さまは「離婚するなら数百万円の解決金と、十数万円の婚姻費用を払うこと」を要求してきたんです。


――この金額は妥当なのですか?

いいえ、相場より明らかに高い金額です。

そのため依頼者さまには奥さまの要求と、その要求が通りづらいことをお伝えしたうえで、交渉ではなく調停で解決する旨を伝えました。
現状と解決策をセットでお伝えすることにより、依頼者さまに少しでも安心してもらいたかったんです。


――最終的にはどうなったのですか?

調停委員はこちらの話に理解を示してくれました。
その結果、請求額より大幅に減額した解決金を支払うことで無事に離婚できたんです。

04 強みを活かした解決事例②

子どもが成長するまで耐えた依頼者。裁判で認められた離婚

――ほかにどのような事件が、印象に残っていますか?

同じく離婚事件ですが、女性から依頼された事件もあります。
依頼者さまには二人のお子さんがいますが、旦那は昔から家事育児に協力しなかったんです。

もちろん、それまでにも離婚を考えたそうですが、下のお子さんが就職するまでどうにか頑張りました。

ただ、子育てが終わったことで、依頼者さまは我慢の限界を超えたようでした。


――旦那さまは、なぜ協力しなかったのですか?

一応、旦那さまにも言い分があります。
しかし、それは「仕事で疲れている」「友人に誘われたのでしかたなく行ってるだけだ」というものでした。とはいえ、その言い分は身勝手ではないかと思う部分もありました。

経済的に困窮していたこともあり、お子さんの教育費を出し渋るようなこともあったようです。


――依頼者さまは無事に離婚できたのですか?

この事件は「民法770条の1項第5号の婚姻を継続し難い重大な事由」が争われたものでした。
裁判で依頼者さまの主張が認められて、無事に離婚できました。


――法律の条文がパッと出てくることに、正直驚きました……。

これまでさまざまな離婚事件ひとつひとつに力を入れてやってきました。
勿論、離婚事件を取り扱う弁護士であればすぐに出てくる法律知識の1つです。
私としては当然とは思っていましたが、そのように驚いていただけるなんて笑

――それほど、依頼者さまのことを思っているのですね。

05 弁護士として心がけること

弁護士を目指した気持ちを忘れない。事件に大切に向き合う心

――弁護士として、大切にしていることは何ですか?

まず法律相談の時点で大切にしていることがあります。
それは、相談者さまの言葉だけでなく、口調や目線、そして身振り手振りから一番求めていることを把握することです。

なかには、事前にメモにまとめてくださる相談者さまもいるので、メモも丁寧に読むようにしています。
そうやって相談者さまが置かれている状況を掴むことを大切にしています。

しかし、受任したあとにすべてうまくいくとは限りません。
ただ、難解な事件でも諦めずに解決策を考えて、粘り強く対応することにこだわっています。


――今後、どのような弁護士を目指していきたいですか?

基本的には今のまま、弁護士を目指そうと思った初心を忘れずにやっていきます。
これまでどおり、ひとつひとつの事件に大切に向き合っていきたいですね。

依頼者さまに、弊所に依頼して良かったと思ってもらえるよう、ほかの弁護士だけでなく事務職員の方とも一緒に取り組んでいきます。


――法律で困っている方に、どのような言葉をかけますか?

小さな悩みでもよいので、ひとりきりで抱え込まないでまずは相談してほしいと思います。
相談することで解決のヒントが得られたり、解決への道が開くこともあります。

遠慮なく、そしてお気軽に私たち弁護士にご相談いただければと思います。
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