刑事事件の事例紹介 | 阿部 洋介弁護士 法律事務所Legal Barista

取扱事例1

• 痴漢・性犯罪

初対面の女性に、半ば強引にわいせつ行為に及んでしまったケースについて、示談を行い、刑事事件化を阻止

依頼者：２０代（男性）

【相談前】
マッチングアプリで出会った女性と、当日、いい雰囲気になったことから、合意がある物としてそのまま聖行為に及んだ結果、後日不同意性交として慰謝料請求を受けた。
当初、相談者の親が双方合意である旨強気に対応をしていたものの、その方針に不安があったため相談。

【相談後】
時系列を全て詳細に分析し、記憶の喚起を共に行いながら、刑事事件化するかどうかについて綿密に分析。
証拠上は双方の合意もあったように読めるものの、こちらの責任などを総合考慮して、示談案を提示、解決に至った。

【先生のコメント】
性犯罪、性被害については、被害者の心情の配慮が必要であり、こちらの言い分を強く押し通しても溝は深まるばかりです。
できるだけ当時の状況について記憶を喚起し、状況を把握した上で、今できることについて検討することが重要です。
同じ示談案の提示でも、表現次第で、お相手の心情を逆撫ですることがあってはならないことから、お相手の様子についても注意深く観察して、慎重な対応を取りました。結果として想定よりも低めの金額で、示談解決ができました。