企業法務の事例紹介 | 廣部 俊介弁護士 弁護士法人アネロ せんげん台法律事務所

取扱事例1

• 雇用契約書・就業規則作成

残業代約400万円を請求された労働審判で残業代の計算方法を争い、100万円以下の支払で解決した事例

依頼者：株式会社

運送業を営む依頼者である会社は、元従業員から労働審判の申立てをされて、残業代400万円の支払の請求を受けていた。
日給制であったが、1日の労働時間を何時間とするかの契約が明確でなかったところ、この点の元従業員側からの主張に対して、法的な反論を行い、最終的には100万円以下の金額で解決した。

取扱事例2

• 倒産・企業清算

4000万円の負債を抱えた会社と代表者の破産手続をして認められたケース

依頼者：株式会社とその代表者

【相談前】
相談者は建設会社を経営する中小企業の社長でした。
不況で仕事が減り,会社には4000万円の借金があり、社長はその保証人になっていました。

【相談後】
会社と社長の双方の自己破産手続を裁判所で行いました。
会社の破産のため,破産管財人が選任されましたが、無事に破産が認められました。

【コメント】
ご依頼を受けてから3ヶ月後に破産申立てをしたケースでした。
会社の破産の場合,取引が継続されている時は,混乱を防ぐため、ご依頼を受けて直ぐに破産申立てをするケースもありますが、今回のケースは仕事が殆どなくなっている状態のため、少し準備に時間を取りました。
いずれにせよ、破産手続は速やかに申立てをして、再出発を早くできるように支援しています。

取扱事例3

• 製造業

元共同経営者が会社財産を持ち出して使用していた車を回収したケース

依頼者：株式会社

元共同経営者が退任にあたり会社名義の自動車を持ち出してそのまま使用していた。
そのため、その自動車を仮差押をして、裁判所管理下に置いたうえで、
相手方と交渉し、訴訟までせずに早期に和解で解決して車を回収することができた。

取扱事例4

• 社員の解雇

元従業員から起こされた損害賠償請求の訴えに対応して解決した事例

依頼者：法人

退職した元従業員からパワハラを理由とする損害賠償請求の訴訟が提起されたが、依頼者である法人の対象従業員と綿密に打合せを行ってパワハラではなく業務上の指導であることを主張し、最終的には早期解決のため少額の支払で訴訟上の和解により解決した事案。