たてやま はるひろ
立山 晴大弁護士
月出・長嶺法律事務所
熊本県熊本市東区月出5丁目1番7-1号TTビル1F
インタビュー | 立山 晴大弁護士 月出・長嶺法律事務所
親子三代で法曹の道を極める。交通事故から離婚、刑事事件、いじめ問題まで、悩みをもつ全ての人のために尽力します
月出・長嶺法律事務所の立山 晴大(たてやま はるひろ)弁護士。
熊本の法曹一家に生まれ、自身も2017年から弁護士のキャリアをスタートしました。
そんな立山先生に、弁護士としての実績や強み、相談者に伝えたいメッセージなどを伺いました。
熊本の法曹一家に生まれ、自身も2017年から弁護士のキャリアをスタートしました。
そんな立山先生に、弁護士としての実績や強み、相談者に伝えたいメッセージなどを伺いました。
01 弁護士としての実績
交通事故の相談実績は多数。離婚や債務整理、刑事事件にも対応
――立山先生はこれまでどのような事案を担当されてきましたか?
以前所属していた事務所では主に交通事故を中心に扱っておりましたので、交通事故の対応実績は豊富にあります。
その他、離婚問題や債務整理といった一般民事から刑事事件まで、幅広くご相談をお受けしてまいりました。
――交通事故の豊富な対応実績の中で感じたことや、弁護を担当するときに大切にしていることはありますか?
一つひとつの案件としっかり向き合うことを大切にしています。
例えば、過失割合は事故の類型ごとに大まかに判断されますが、それだけでは実態に即した本当に正しい判断ができません。
事故で負ったケガの程度、車体への傷のつき方などを細かく調べていくと、運転手が十分に安全確認をしていたかどうか、走行速度がどれくらいだったかといった事故の詳細がわかり、それによって正当な過失割合を主張することもできるのです。
――交通事故以外の事案でも分野ごとに配慮するポイントがあるのでしょうか?
そうですね。
刑事事件で被疑者側の弁護を引き受ける場合はできるだけフットワークを軽くして、頻繁に面会に行くようにしています。
これは、スピード感が大切な刑事事件をスムーズに解決するためでもありますが、それ以上に勾留されている被疑者の不安な気持ちを和らげたいからです。
孤独で辛い状況の中、話し相手として少しでもその思いに寄り添えればと思っています。
離婚問題では、慰謝料といった現実的な権利の主張はもちろんのこと、相談者が抱えている怒りや不安といった感情も救うことができる最善の解決を目指しています。
02 事務所について・法律相談以外の取り組み
アットホームな事務所の雰囲気。いじめ問題など教育の領域でも尽力
――立山先生がこちらの事務所に入所した理由を教えていただけますか?
以前所属していた事務所では主に交通事故を扱っていましたが、特定の分野に囚われず、一般の方のさまざまなお悩みの力になりたいと思うようになり、幅広い分野の対応実績がある事務所を探した結果、この事務所にたどり着きました。
――事務所もアットホームな雰囲気で、相談者の目線でも入りやすそうですね。
そうおっしゃっていただけると嬉しいです。
そんな事務所の雰囲気のせいか、若い方や女性の方など、弁護士に相談することにハードルを感じやすい方からのお問い合わせも多いです。
――立山先生は法律相談の対応に留まらず教育の領域でも活躍されていますよね。
はい。先程「一般の方のさまざまなお悩みの力になりたい」と話しましたが、弁護士として法律相談を受ける以外にも「教育」という方法で関わることができます。
その一つの取り組みとしては、私が所属している「子どもの人権委員会」で行っているいじめ防止授業。
これまで県内の複数の中学校や高等学校で、授業を行ってきました。
最近ではSNSでの誹謗中傷など、いじめも多様化しているため、ネットやスマートフォンなどの扱い方についても言及しています。
同時に教員向けの研修も行っています。
それに加え、これからいじめ防止授業を実施する弁護士を対象にした、弁護士研修の講師も担当しています。
03 弁護士を志したきっかけ
熊本で親子三代にわたる法曹一家。父の背中を追いかけて弁護士の道へ
――弁護士を志したきっかけを教えていただけますか?
私の家は祖父が裁判官、父が弁護士という家系で、弁護士になることは子どもの頃からとても自然な選択肢でした。
――子どもの頃から法曹の道に進むことを家族から期待されていたのでしょうか?
いえ、家族から弁護士になるように言われたことはありませんでした。
父は弁護士という仕事の魅力だけでなく、大変さも知っているからこそ、無理に勧めなかったのかもしれません。
進路に対して何かを強要されることはありませんでした。
――子どもの頃の立山先生にとって、弁護士として働くお父さまの背中はどのように映っていましたか?
子どもの目線では父が弁護士としてどんな仕事をしているのか、正直全くわからなかったですね。
家庭に持ち帰る仕事でもないですし、家では仕事のことは話しませんでした。
父がどんな仕事をしているのかを知るようになったのは、私が弁護士になろうと決めて本格的に勉強を始めてからですね。
――働くお父さまのどんな姿がみえてきましたか?
私が弁護士になってからは、父のことを知る弁護士から話を聞く機会が増えました。人情があり、多くの人に慕われる存在だったようです。
――立山先生が弁護士になったとき、お父さまはどんな反応でしたか?
放任主義で何も口出ししない父ですが、司法試験に合格したときは喜んでくれましたね。
私も父のような弁護士になれるように精進の毎日です。
04 相談者に伝えたいメッセージ
「風邪かな?」と思ったら病院に行くように、不安なことがあればぜひお気軽にお問い合わせください
――話が外れますが、趣味はありますか?
お酒が好きで、そのなかでも特にウイスキーが好きで、ウイスキー検定2級をもっています。
家にはコレクションが数十本あり、ラベルを眺めながら飲むのが週末の楽しみです。
ほかにも熱帯魚や、ドラム、スノーボード、ゴルフなどが好きです。
――ありがとうございました。それでは最後に、相談者に向けたメッセージをお願いします。
法律相談を難しいものだと考えてしまう人もいますが、躊躇する必要はありません。
私たち弁護士は法律のプロではありますが、それ以外は一般の方と変わらない普通の人間です。
お話を聞き、こちらからアドバイスをすることで、弁護士が介入せずに悩みが解消できるケースもありますので、「風邪かな?」と思ったら病院に行くのと同じ感覚で、ぜひお気軽にお問い合わせください。