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まえだ ひろし
前田 浩志弁護士
弁護士法人ONE 周南オフィス
山口県周南市毛利町2-11-2
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
注意補足

駐車場あり/完全個室で相談/分割払いは要相談。

インタビュー | 前田 浩志弁護士 弁護士法人ONE 周南オフィス

子の引き渡しを早期解決、財産分与でも 好結果。地域ボランティアに奔走する熱血弁護士

生まれ育った地元に貢献したい。
そんな思いで、地域住民のために日々奔走している弁護士法人ONEの前田浩志弁護士。
中小企業の事業承継をサポートする協同組合を設立したり、青年会議所の一員としてボランティア活動に取り組んだりとフットワークの軽さが持ち味です。
子どもの引き渡しや離婚後の財産分与などでも好結果を残しています。

01 事務所の特徴

県内最大級のネットワーク。「地元に貢献したい」

ーーまずはどんな事務所か、簡単に教えていただけますか?

弁護士法人ONEは山口県の下関市と宇部市、周南市に事務所があり、グループ企業には行政書士法人もあります。
県内最大級の事務所です。

どの拠点も地域に密着し、労働問題と交通事故を中心に一般民事から家事事件、商事事件まで幅広く扱っています。
例えば交通事故の相談件数は1,000件以上に上り、経験豊富な弁護士が揃っています。


ーーご自身も山口県が地元のようですね。

私は山口県の宇部市で生まれ育ちました。
大学と法科大学院は県外に通いましたが、司法試験に受かってから地元に戻り、当事務所に入所しました。

弁護士を目指し始めたころから、漠然と地元で働きたい思いがあったんです。
海も山もあり、魚は新鮮で食べ物はおいしい。
何より、人が温かいのが一番です。
そんな大好きな山口で、地域の方々のために仕事ができるのはありがたいことです。

02 現在注力している分野

中小企業の事業承継、他士業と組んで強力支援

ーー所長を務める周南オフィスで、力を入れている分野はどのあたりでしょう?

いま最も力を入れているのは、企業法務と相続です。
企業法務における事務所全体の実績は、相談件数が1,000件以上、顧問企業は50社以上あります。
私が最もお伝えしたいのは、未然にリスクを回避する意識を持っていただくことの重要性です。
トラブルが発生してしまった際の経営リスクは非常に大きいものがあります。
取り返しのつかない状況になる前の「予防法務」が大事です。
どんなに小さなことでもいいので、早めにご相談いただきたいですね。

企業法務に関連して、現在はとくに事業承継のサポートに力を入れています。
県内の税理士や社労士などと、2021年4月に山口事業承継M&A協同組合を設立しました。
私も役員に加わっています。
現代は経営者が高齢化し、後継者不足に悩んでいる中小企業が少なくありません。
そんな中小企業を救うため、他士業と連携し皆さんのお悩みを総合的に支援する体制を整えました。


ーー同様に注力している相続はどうでしょう?

相続は、遺産分割協議のサポートはもちろん、付随して必要となる預金口座管理や相続登記、相続税申告なども他士業者と協力しながらサポートしています。
相続開始後の遺言無効確認訴訟、遺留分侵害額請求、相続放棄、さらに相続トラブルを防ぐための遺言書の作成などの実績も豊富です。


ーー他士業との連携をとても重視されている印象ですが。

地元の他士業や、不動産などの専門業者とは日頃から付き合いがあり、コネクションが非常に強いんです。
この距離の近さは、地域ならではのメリットでもあると思います。

もちろん、弁護士として最高のパフォーマンスを発揮すべきなのは当然ですが、より専門知識をもつ方々に任せた方が幅広いニーズに応えられるため、躊躇(ちゅうちょ)なく協力してもらうようにしています。

他士業と組んだトータルサービスは、地域に根付いて活動する私たちの武器のひとつです。

03 弁護士として心がけていること

メールや電話でこまめに進捗報告。相談はみっちり2時間も

ーー依頼者との関係性も気になるところです。日々、どんなことを大事にされていますか?

早いレスポンス、こまめな活動報告、丁寧な説明。
私が最も大事にしているのは、大きくこの3つです。
依頼者の方々は、常に不安な思いを抱えていらっしゃいます。
弁護士からなかなか進捗報告がないと、心配になりますよね。
かといって、依頼者が自ら頻繁に弁護士に連絡するのも気が引けると思うんです。

私は依頼者が不安にならないように、早く、そしてこまめに状況を説明するようにしています。
仮に大きな進捗がなくても、なるべく頻繁に電話やメールで状況をお伝えし、打ち合わせも定期的に入れさせていただくようにしています。


ーーかつ、丁寧な説明も心がけていらっしゃると。

相談にはしっかり時間をかけます。
時間は一律に決めず、場合によっては2時間ほどかけることも少なくありません。

争い事ですから、常にこちらに有利な結果が出るとは限りません。
依頼者があとで思わぬ不利益を被ることがないように、考えられるリスクは事前にすべて説明しますし、解決のための選択肢もすべてご提示したうえで、一方通行ではなく一緒に考えるスタイルを大事にしています。

04 具体的な解決事例

子の引き渡しを4ヶ月で早期決着。財産分与でも好結果

ーーそのような「迅速な対応」などが事件解決に直結したような事例を教えてください。

最近でいうと、短期間で子どもの引き渡しに成功した事件がありました。
子の引き渡しは両親の間で熾烈な争いになり、解決まで1年以上かかるケースも珍しくありません。
それを4ヶ月ほどで解決しました。

依頼者は、父親に子どもを連れ去られた母親でした。
もともと不仲で離婚の話し合いもしていたそうですが、ある日突然、父親が子どもを連れて実家に帰ってしまったんです。

依頼を受けたその日に裁判所に書類を提出し、引き渡しの審判や仮処分を提起しました。
その間に、子どもと母親との面会交流を実現させました。
そして、審判ではこちらに有利な証拠を突きつけ、約4ヶ月後に母親のもとに子どもを連れ戻したのです。


ーー子どもの引き渡しをはじめ、家事事件も多く扱ってらっしゃるのですか?

子どもの引き渡し事件のご依頼は多いですし、離婚や男女問題も数多く扱っています。
例えば、離婚後の財産分与で先方の請求額を大幅に減らした実績もあります。

私が弁護を担当したのは男性側です。
それなりに資産をお持ちの方だったこともあり、元妻から当初1,000万円ほどの財産分与を請求されました。

ただ、元妻は婚姻中に夫から十分すぎるほどの生活資金を受け取っていて、かなり浪費していたんです。
そこで、私たちは財産分与の割合を減らすよう主張するとともに、妻の浪費が離婚原因だとして慰謝料請求の裁判を起こしたのです。

その結果、まず慰謝料の請求が認められました。
その勝訴判決が出たこともあり、財産分与でもこちらに有利な審判が下され、300万円ほどに減らせたのです。

05 今後の目標

青年会議所で地域活動も。地元に愛される弁護士に

ーー周南オフィスは前田弁護士おひとりです。日々お忙しそうですね。

ありがたいことに、たくさんのご依頼をいただいていて、日々忙しく過ごしています。
仕事以外でも、周南市の青年会議所に所属してボランティア活動もしているんです。
最近はSDGs(持続可能な開発目標)を啓蒙するイベントを開催したりしています。

車やバイクが好きなので、たまに休みが取れた日はドライブをして気分転換しています。
あとは、愛犬と戯れていますね。


ーー今後も地元・山口で長く活動されていくつもりですか?

ずっと地元で、という思いは強いですね。
地元の人間だからこそ、依頼者の複雑な胸の内を想像できたり、自然に打ち解けられたりする面があると思うんです。

弁護士は敷居が高いと思われているところがありますが、どんな人にも安心して、気軽に相談していただけるような弁護士を目指しています。
地域のネットワークを最大限に生かして、ひとりでも多くの方々を助けられるようになりたいですね。
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