合意書の無効や取り消しが可能でしょうか
交際時に彼は私に独身と偽って交際していました。
しかし、彼が既婚者だと判明して彼の配偶者に不倫関係を清算する合意書を書かされ賠償金も支払いました。
合意書の内容は接見禁止や口外禁止、違約金10万円を支払うなどです。
合意書は私と彼の配偶者の署名、押印があります。
その後、合意書を交わした後に彼の子どもを私が妊娠していることが判明しました。
私は家族と相談して赤ちゃんを出産後、弁護士を通じて彼に認知と養育費の支払いについて相談しました。
その間約1年程度の間に、彼の生活の様子も変わったらしく、妻との関係が悪化して離婚を前提として別居、離婚協議をしているそうです。彼が離婚を望んでいるとのことです。
彼に私が出産したことが伝わると、彼は赤ちゃんと暮らしたいと言ってくれているそうです。しかし、彼の配偶者は離婚を拒否していて、私と交わした合意書により、彼は赤ちゃんにも会うことができない状況です。また、不倫中に妊娠した事実により、彼は有責配偶者になり、彼からの離婚請求は難しいようです。
私は彼が赤ちゃんとの生活を望んでくれているなら、親子で一緒に暮らしたいです。
彼もそのように希望しています。
彼は私が出産した子を認知しています。
【質問1】
不倫の合意書の接見禁止があるため、子は父親に会うことできない状況です。
父は子どもに会いたいが、彼の配偶者によって禁止されています。面会は子どもの権利として、合意書を無効にすることは可能でしょうか。
【質問2】
合意書の無効を訴えるには、どのような方法がありますか?例)〇〇調停や民事裁判など
相手方も閲覧する可能性があるため、詳細は割愛しますが、公序良俗違反などの一般条項を用いて、合意書の一部(接見禁止部分)無効確認を請求することができると考えられます。
方法は、地方裁判所に対する訴訟提起になろうかと思います。