ながはら ゆうや
永原 裕也弁護士
永原法律事務所
国際センター駅
愛知県名古屋市中村区名駅5-3-21 いとうビル3A
注力分野
対応体制
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インタビュー | 永原 裕也弁護士 永原法律事務所
相続はバランス型弁護士の得意分野。依頼者と相手の関係を壊すことなく最大限の利益を
「目の前にいる人を守りたい」
弁護士になったきっかけを思い出しながら、そう話すのは永原法律事務所の代表を務める永原 裕也(ながはら ゆうや)弁護士です。
永原先生は子どものころに見た漫画の影響で、正義のヒーローに憧れていたといいます。
その想いは、弁護士となって人を助けることで現実のものとなりました。
相続に力を入れるなかで、依頼者さまと相手のバランス感覚を養ってきたのです。
永原先生だからこそできる相続事件の解決方法を、事例をもとにお話していただきました。
弁護士になったきっかけを思い出しながら、そう話すのは永原法律事務所の代表を務める永原 裕也(ながはら ゆうや)弁護士です。
永原先生は子どものころに見た漫画の影響で、正義のヒーローに憧れていたといいます。
その想いは、弁護士となって人を助けることで現実のものとなりました。
相続に力を入れるなかで、依頼者さまと相手のバランス感覚を養ってきたのです。
永原先生だからこそできる相続事件の解決方法を、事例をもとにお話していただきました。
01 原点とキャリア
「目の前の人を守る」に憧れた少年が弁護士になり人を救う
――なぜ、弁護士を目指そうと思ったのですか?
子どものころ、『るろうに剣心』という漫画を見て、主人公に憧れていました。
とくに印象的だったのは「剣一本でもこの瞳に止まる人々くらいなら守れる」というセリフです。
等身大のヒーローの「目に映る人々を守る」という部分が強く心に残っており、その想いそのままに弁護士になりました。
子どものころは内向的な性格で「強さ」はあまりなかったかもしれません。
しかし、弁護士になってからは、目の前の依頼者さまを守る強さを身につけられたと思っています。
――これまで、どのような事件を扱ってきたのですか?
弁護士として勤務した事務所は、いわゆる街弁でした。
そのため、相続や離婚、刑事事件や企業法務、消費者問題や知的財産まで幅広く扱っていました。
勤務弁護士として3年働いたあと、今の事務所を立ち上げますが、当初は街弁のように幅広く事件を扱っていたのです。
――現在は相続をメインに扱っているとお聞きしました。
そうですね。
年間300件弱の相談を受けておりますが、その8割近くが相続です。
相続に力を入れるようになった理由はふたつあります。
ひとつ目は分野を絞ったほうが、その分野を極められると思ったからです。
正直、一口に相続といっても対応しなければならない範囲が広く、税金や不動産登記・保険など他業種の分野に跨ることも理解していなければならず、いまだに勉強することも多くあります。
ひとつの分野でもこのような状態なので、同じように複数の分野に対応できません。
ふたつ目は弁護士としての私のタイプが家事事件に合っているからです。
家事事件は不貞慰謝料事件や交通事故と違い、一方が悪いということは、あまりありません。
そのため、依頼者さまの利益を最大化しつつも、相手の言い分にも耳を傾けないといけません。
とくに相続は、争う相手が親族なので、事件が終わったあとも関係が続きます。
完膚なきまでに相手を追い詰めると、その後の関係にも影響します。
解決後のことも考えながら、ソフトランディングさせられるのが私の強みです。
――AIによって弁護士の仕事はどう変わると思いますか?
昨今、AIが台頭してきており、弁護士の仕事も一部はAIに取って代わられる懸念があります。
しかし、相続は弁護士(人)により、依頼者さまの気持ちを理解して「結局、うちはどうすればいいの?」という答えを導き出す必要があり、AIだけでは解決できない個別具体的な要素が大きな分野です。
こういった理由を総合的に考えて、今は相続をメインに扱っています。
子どものころ、『るろうに剣心』という漫画を見て、主人公に憧れていました。
とくに印象的だったのは「剣一本でもこの瞳に止まる人々くらいなら守れる」というセリフです。
等身大のヒーローの「目に映る人々を守る」という部分が強く心に残っており、その想いそのままに弁護士になりました。
子どものころは内向的な性格で「強さ」はあまりなかったかもしれません。
しかし、弁護士になってからは、目の前の依頼者さまを守る強さを身につけられたと思っています。
――これまで、どのような事件を扱ってきたのですか?
弁護士として勤務した事務所は、いわゆる街弁でした。
そのため、相続や離婚、刑事事件や企業法務、消費者問題や知的財産まで幅広く扱っていました。
勤務弁護士として3年働いたあと、今の事務所を立ち上げますが、当初は街弁のように幅広く事件を扱っていたのです。
――現在は相続をメインに扱っているとお聞きしました。
そうですね。
年間300件弱の相談を受けておりますが、その8割近くが相続です。
相続に力を入れるようになった理由はふたつあります。
ひとつ目は分野を絞ったほうが、その分野を極められると思ったからです。
正直、一口に相続といっても対応しなければならない範囲が広く、税金や不動産登記・保険など他業種の分野に跨ることも理解していなければならず、いまだに勉強することも多くあります。
ひとつの分野でもこのような状態なので、同じように複数の分野に対応できません。
ふたつ目は弁護士としての私のタイプが家事事件に合っているからです。
家事事件は不貞慰謝料事件や交通事故と違い、一方が悪いということは、あまりありません。
そのため、依頼者さまの利益を最大化しつつも、相手の言い分にも耳を傾けないといけません。
とくに相続は、争う相手が親族なので、事件が終わったあとも関係が続きます。
完膚なきまでに相手を追い詰めると、その後の関係にも影響します。
解決後のことも考えながら、ソフトランディングさせられるのが私の強みです。
――AIによって弁護士の仕事はどう変わると思いますか?
昨今、AIが台頭してきており、弁護士の仕事も一部はAIに取って代わられる懸念があります。
しかし、相続は弁護士(人)により、依頼者さまの気持ちを理解して「結局、うちはどうすればいいの?」という答えを導き出す必要があり、AIだけでは解決できない個別具体的な要素が大きな分野です。
こういった理由を総合的に考えて、今は相続をメインに扱っています。
02 解決事例①
母と兄、ふたつの相続が降りかかった姉妹。円満解決に向けて
――印象に残っている事件を教えてください。
ある女性から相続の依頼を受けました。
お父様はすでに他界されており、お母様が亡くなったため相続する遺産があるとのことでした。
しかし、その数か月後にはお兄様も亡くなり、ふたつの相続の手続きを同時にする必要がある状態だったのです。
遺されたのは依頼者さまと、妹さんの二人でした。
ちなみにお兄様のご家族はいなかったので、お兄様の遺産も二人で分けるという相続でした。
――この相続においては、何が問題だったのですか?
もともと家族間の仲が悪く、姉妹で円滑に話ができる状態ではありませんでした。
また、相手は「あなた(依頼者さま)が弁護士をつけないと話をしない」というスタンスだったのです。
そのため、私が間に入って最終的には遺産を等分し、依頼者さまは約1億円の遺産を相続できました。
この話には少しだけ続きがあります。
これまであまり会話する機会もなかったようで、お墓の管理など家族間の重要な話し合いができていませんでした。
相続の話をするなかで「せっかくだから」とお墓の管理についても話すことができました。
ある女性から相続の依頼を受けました。
お父様はすでに他界されており、お母様が亡くなったため相続する遺産があるとのことでした。
しかし、その数か月後にはお兄様も亡くなり、ふたつの相続の手続きを同時にする必要がある状態だったのです。
遺されたのは依頼者さまと、妹さんの二人でした。
ちなみにお兄様のご家族はいなかったので、お兄様の遺産も二人で分けるという相続でした。
――この相続においては、何が問題だったのですか?
もともと家族間の仲が悪く、姉妹で円滑に話ができる状態ではありませんでした。
また、相手は「あなた(依頼者さま)が弁護士をつけないと話をしない」というスタンスだったのです。
そのため、私が間に入って最終的には遺産を等分し、依頼者さまは約1億円の遺産を相続できました。
この話には少しだけ続きがあります。
これまであまり会話する機会もなかったようで、お墓の管理など家族間の重要な話し合いができていませんでした。
相続の話をするなかで「せっかくだから」とお墓の管理についても話すことができました。
03 解決事例②
身に覚えのない養子縁組。AIにはできない判断で遺産を守る
――ほかの解決事例もお聞きしたいです。
ある高齢の女性から相続に関する依頼を受けました。
旦那様が他界されて相続が発生したのですが、前妻のお子様が相続の権利を主張してきたのです。
もともと依頼者さまと相手は面識があったものの、たまに顔を合わせる程度という関係でした。
しかし、旦那様が亡くなる少し前から「この家がほしい」といい出し、依頼者さまと旦那様が住んでいた家に勝手に入ってくるようになったのです。
これだけで話は終わらず、驚くべきことが後で分かります。
――何が分かったのですか?
相手が「私と義理の母は養子縁組をした」と主張するので、調べてみると実際に養子縁組届が提出されていました。
その書類には依頼者さまの署名が必要ですが、書類には署名があり……。
依頼者さまにお聞きすると「身に覚えはないが、何かの拍子に書いてしまったかもしれない」と、とても不安そうな様子でした。
――知らない間に養子縁組が成立しているというのも、怖い話ですね。
そうですね。
相手は前妻の子という血縁関係のため、依頼者の旦那様の遺産について相続の権利があります。
一方、こちらとしてはなるべく多く相続できるようにしながらも、養子縁組を無効にしたいという思惑がありました。
――最終的にはどうなったのですか?
相手が多めに旦那様の遺産を相続できるようにする代わりに、養子縁組の取消を認めてもらいました。
もし、養子縁組を解消できていなければ、ゆくゆくは依頼者さまご自身の財産も相手が承継する可能性も考えられましたので、依頼者さまは大変安心されました。
このような柔軟な判断は、AIにはまだまだできないことだと思います。
そのため、少なくとも相続という分野においては、生身の弁護士がまだまだ必要なのです。
ある高齢の女性から相続に関する依頼を受けました。
旦那様が他界されて相続が発生したのですが、前妻のお子様が相続の権利を主張してきたのです。
もともと依頼者さまと相手は面識があったものの、たまに顔を合わせる程度という関係でした。
しかし、旦那様が亡くなる少し前から「この家がほしい」といい出し、依頼者さまと旦那様が住んでいた家に勝手に入ってくるようになったのです。
これだけで話は終わらず、驚くべきことが後で分かります。
――何が分かったのですか?
相手が「私と義理の母は養子縁組をした」と主張するので、調べてみると実際に養子縁組届が提出されていました。
その書類には依頼者さまの署名が必要ですが、書類には署名があり……。
依頼者さまにお聞きすると「身に覚えはないが、何かの拍子に書いてしまったかもしれない」と、とても不安そうな様子でした。
――知らない間に養子縁組が成立しているというのも、怖い話ですね。
そうですね。
相手は前妻の子という血縁関係のため、依頼者の旦那様の遺産について相続の権利があります。
一方、こちらとしてはなるべく多く相続できるようにしながらも、養子縁組を無効にしたいという思惑がありました。
――最終的にはどうなったのですか?
相手が多めに旦那様の遺産を相続できるようにする代わりに、養子縁組の取消を認めてもらいました。
もし、養子縁組を解消できていなければ、ゆくゆくは依頼者さまご自身の財産も相手が承継する可能性も考えられましたので、依頼者さまは大変安心されました。
このような柔軟な判断は、AIにはまだまだできないことだと思います。
そのため、少なくとも相続という分野においては、生身の弁護士がまだまだ必要なのです。
04 弁護士として心がけること
被相続人の意思を確認できるうちに遺言を。争族になる前に
――弁護士として大切にしていることを教えてください。
私は「安心を提供する」ことを信条にしており、依頼者さまのお話をよく聴くこと、そしてサービス業であることを忘れないことを心がけています。
相談に来る方のなかには、ほかの事務所で相談した後に来るという方もいます。
よくいわれるのが「永原先生はよく話を聴いてくれた」ということです。
弊所では相談に、1時間以上かけることも珍しくありません。
時間をかけて相談に来る方のお話をじっくりと聴くようにしています。
また、弁護士は「あくまでもサービス業である」ことを胸に刻み、私の対応を、依頼者さまがどのように感じるか?と常に意識しています。
――最後に永原先生から法律に困っている人へメッセージをお願いします。
何か困ったことがあれば、ぜひとも早めにご相談いただければと思います。
法律問題は早ければ早い方が、使える選択肢が多いというのはよくあることです。
相続の生前対策で言えば、亡くなる前、判断能力が低下する前、身体が思うように動かなくなる前、と早ければ早い方がいいです。
相続は被相続人の死後に起こるものですが、相続対策は生前にできます。
遺言や信託など自分の想いをきちんと残すことで、相続人が不幸な目に遭わなくて済むのです。
私は生前対策に関わる資格をいくつも持っておりますので、「相続」が「争族」になる前に、早めのご相談をお待ちしております。
私は「安心を提供する」ことを信条にしており、依頼者さまのお話をよく聴くこと、そしてサービス業であることを忘れないことを心がけています。
相談に来る方のなかには、ほかの事務所で相談した後に来るという方もいます。
よくいわれるのが「永原先生はよく話を聴いてくれた」ということです。
弊所では相談に、1時間以上かけることも珍しくありません。
時間をかけて相談に来る方のお話をじっくりと聴くようにしています。
また、弁護士は「あくまでもサービス業である」ことを胸に刻み、私の対応を、依頼者さまがどのように感じるか?と常に意識しています。
――最後に永原先生から法律に困っている人へメッセージをお願いします。
何か困ったことがあれば、ぜひとも早めにご相談いただければと思います。
法律問題は早ければ早い方が、使える選択肢が多いというのはよくあることです。
相続の生前対策で言えば、亡くなる前、判断能力が低下する前、身体が思うように動かなくなる前、と早ければ早い方がいいです。
相続は被相続人の死後に起こるものですが、相続対策は生前にできます。
遺言や信託など自分の想いをきちんと残すことで、相続人が不幸な目に遭わなくて済むのです。
私は生前対策に関わる資格をいくつも持っておりますので、「相続」が「争族」になる前に、早めのご相談をお待ちしております。