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わけ ひろと
和氣 廣都弁護士
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六本木一丁目駅
東京都港区六本木1-8-7 MFPR六本木麻布台ビル11階 ベリーベスト法律事務所東京オフィス内
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インタビュー | 和氣 廣都弁護士 .

給料減額と退職を迫られた会社員、窮地を救った勤務先との交渉。交通事故にも強く、慰謝料を増額へ

大学在学中に司法試験に合格し、大手事務所でキャリアをスタートさせた和氣 廣都(わけ ひろと)弁護士。
交通事故や労働問題を中心に、家事や刑事事件、企業法務とさまざまな相談を受けています。
交通事故では保険会社との交渉を通じ、後遺症と認めさせるなどして賠償金を増額。
労働事件でも、給料減額と退職を迫られた会社員を窮地から救った実績などがあります。
1日も早い解決に向けて、依頼者と一緒に歩む日々に迫ります。

01 原点とキャリア

大学4年で司法試験に合格。都内の大手事務所からキャリアの一歩

ーー難関の予備試験を経て、大学在学中に司法試験に合格されたそうですね。

予備試験の合格率は3〜4%程度といわれています。
大学3年時に合格し、翌年の司法試験をクリアしました。
ロースクールに通うよりも数年早く、弁護士の世界に足を踏み入れたかたちです。

そもそも、弁護士には小さい頃から憧れていたんです。
きっかけは、堺雅人さん主演の人気ドラマ『リーガル・ハイ』を観たことでした。
法律を武器にして、依頼者さまのために全力を尽くす姿に感銘を受けたんです。


ーーそれから、弁護士への道を一直線にひた走ってきたと。

弁護士を目指して、大学は法学部に進学しました。
本格的に法律を勉強するうちに、その魅力や醍醐味にどんどんのめり込んでいきましたね。
早く現場に立ちたい気持ちが強くなり、在学中に司法試験にトライしようと決めたんです。

弁護士になってからは、日本全国にオフィスを構える大手法律事務所に入所しました。
現在は都内を拠点に、おもに個人の方々から民事、家事、刑事とさまざまなご相談をお受けしているほか、企業法務にも力を入れています。

02 注力分野と実績①

交通事故の慰謝料を増額へ。保険会社との交渉に強く、後遺症にも精通

ーー取扱分野や相談内容について、具体的に教えていただけますか?

個人の方々からは交通事故や労働問題、離婚・男女トラブル、刑事事件などを中心に、加えて企業法務のご相談もいただいています。
とくにこれまで多く扱ってきたのが、交通事故と労働事件です。

交通事故については、被害者の代理人として保険会社との交渉を通じ、示談金を増額させるなどしてきました。
保険会社は立場上、もっともらしい理由をつけて支払う慰謝料をなるべく抑えようとしてきます。
事故に遭われた方がその説明を鵜呑みにせず、しっかりと補償を受けられるようサポートさせていただいているんです。


ーー弁護士がつくことで、慰謝料を増やせる可能性があるんですか?

はい、大いにあります。
その大きな要因は、慰謝料の算出基準にあります。

というのも、保険会社は基本的に、被害者がケガの治療で通院した「回数」をもとに算出します。
ただ、裁判所の基準は異なります。
回数ではなく、通院した「期間」が慰謝料算出の物差しになるんです。

ケガが治るまでに、仮に50回通院したとしましょう。
この場合、保険会社は「50日分」をベースに金額を出します。
ただ、毎日通院するとは限らず、むしろそれは非現実的ですよね。
回数は50回でも通院期間が100日間に及べば、裁判所の基準に沿って「100日分」の慰謝料が必要だと訴えることができるんです。


ーーそれだと金額が大きく変わってきそうですね。

あくまで大まかな目安ですが、先ほどの場合であれば、慰謝料は50万円程度から80万円ほどに増額される計算になります。
ケガが深刻で通院期間が長引けば、金額はさらに増えます。

もちろん、事案ごとに状況は異なり、交渉の行方次第で最終的な金額は変わってきます。
ただ少なくとも、保険会社との交渉を弁護士に頼めば、賠償金を増額できる余地が大きく広がる可能性があるのは間違いありません。


ーーケガの症状が「後遺症」に認められるかどうか。それも弁護士の存在が結果を左右しますか?

後遺症についても弁護士がつくかどうか、それは大事な分かれ道になります。
私は後遺症にも詳しいので、ぜひ頼っていただきたいですね。

実際に過去には、当初は保険会社に後遺症と認められなかったものの、通院記録などの資料をかき集めて交渉に臨んだところ、その判断を覆した経験があります。

後遺障害に認定されると、賠償金も大幅に増えます。
決して焦って判断なさらず、一度私にご相談いただけるとうれしいです。

03 注力分野と実績②

給料を減らされ、退職を強要。窮地の会社員を救った会社側との交渉

ーー労働問題はいかがですか?よくある相談などを教えてください。

退職勧奨や不当解雇、残業代、労働災害などについて、労働者の方々から切実な声が寄せられています。

とくに目立つのは、会社から退職を強要されるようなケースです。
つい最近も、深刻なご様子で相談にいらした方がいらっしゃいました。

その方は、ある時期を境に突然給料を減らされ、「退職しなければこのまま給料を下げ続ける」と退職合意書を突きつけられたそうです。


ーーかなり露骨な嫌がらせに見えますね。

予期せぬ事態に混乱しているようでしたし、「従わないといけないのかな」と会社からのプレッシャーと圧力に押しつぶされそうなご様子でもあったんです。

「いや、あなたはまったく悪くないですよ。一緒に闘いましょう」。
私は不安げな依頼者さまをそう励まし、力いっぱい支える覚悟をお伝えしました。

その後私が前面に出て、会社に対してひどい仕打ちをすぐにやめるよう迫りました。
すると、相手の態度が急変したんです。


ーー会社側は一転して、弱気になったんですか?

その通りです。
そして交渉の末、減らされた分の給料の支払いに加え、退職する代わりに十分な解決金を受け取ることで合意しました。

そのまま働き続けるか、依頼者さまは最後まで悩んでおられました。
ただ、一度関係が悪化した以上、残っても居心地はよくないだろうと、話し合って結論を出しました。
その代わりに、解決金の支払いを要求することにしたんです。

次の就職先が見つかるまでの当面の生活費も確保でき、依頼者さまは安堵の笑顔を浮かべていらっしゃいましたね。
私も力になれて、本当によかったです。


ーー交通事故と労働事件。先生は、いずれも交渉に強い印象を受けました。

相手がいることなので一筋縄ではいきませんが、私が意識しているのは、相手の狙いや考えをしっかり見極めることです。

言うまでもなく、私の役割は依頼者さまのご意向や気持ちを最大限に汲み取ることです。
ただ、こちらの要望や主張を一方的にぶつけるだけではうまくいきません。

どんな条件を提示すれば折れてくれるか、どんな伝え方や言い回しであれば譲歩を引き出せるか。
相手の主張や態度に細心の注意を払い、うまく駆け引きをしながら少しでも有利な着地点を探るようにしています。

04 依頼者への思い

スピード重視、わかりやすい説明。全国からオンライン相談も歓迎

ーー交渉に限らず、弁護士として大切にしていることを教えてください。

スピード感です。
事件が解決するまでの間、依頼者さまは不安と隣り合わせの日々を過ごさなければなりません。
その苦しみから1日でも早く脱していただくために、書面の作成など細かな事務作業を含め、あらゆる業務をとにかくスピーディーに行うようにしています。

また、ご相談時は法律用語をなるべく避け、どなたにもご理解いただけるよう丁寧にご説明することも心がけています。
私はそんな風に、依頼者さまと一緒に考え、一緒に事件を解決していくスタンスを大事にしています。


ーー最後に、ご趣味などがあればお聞きできますか?

ひとつは、美術館巡りですね。
最近気に入っているのは、フランスの画家、モーリス・ユトリロです。
パリの街並みを描いた色鮮やかな風景画が、とても魅力的なんです。

ユトリロは、亡くなる直前まで絵と向き合い続けたストイックな画家だったそうです。
その姿勢は見習うべきものがあり、私も弁護士として探究心を持って、一つひとつの事件に全力で打ち込むようにしています。

それと、旅行も好きで日本中をめぐっています。
これをご覧になっている読者の方々のご出身地も、一度は訪ねたことがあるかもしれません。
ご相談はオンラインで全国からお受けしているので、ぜひ気軽にお問い合わせいただきたいですね。
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