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やすい けんじ
安井 健二弁護士
岡山南法律事務所
岡山県岡山市南区妹尾2373-23 OFFICE南陽 206号室
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インタビュー | 安井 健二弁護士 岡山南法律事務所

証拠の乏しい残業代請求で勝訴的和解。地元・岡山で独立した元検察官の執念

かつて検察官として数々の捜査や公判を担当した、岡山南法律事務所の代表・安井 健二(やすい けんじ)弁護士。
念願だった地元での独立を果たし、得意の刑事弁護を筆頭に悩める住民らのSOSに熱心に耳を傾けています。
工業高校から浪人して大学に進学し、フリーター生活を送りながら司法試験に合格。
検察官を経て今に至る異色の経歴、弁護士としての信念や依頼者への思いに迫ります。

01 これまでのキャリア

検察官として違法薬物の密輸事件などを担当。福岡、大阪を経て地元・岡山で独立

ーー以前は検察官だったそうですが、当時のことや弁護士に転身された経緯を教えてください。

千葉地検(地方検察庁)と福岡地検小倉支部に在籍し、違法薬物の密輸事件の裁判員裁判などをはじめ数々の公判と捜査を担当しました。

そこから弁護士に転身したのは、もっと直接的に困っている方々の力になりたいと思ったからです。
というのも、検察官は被害者支援の側面はありつつも、あくまで社会全体の利益を考え処分を検討することが求められます。

たとえば、交通事故に遭った方が後遺症に苦しみ、生活が困窮する事態に陥ってしまったとしましょう。
そのときに、検察官は保険会社に高額な損害賠償を請求するなどの手助けをすることはできません。


ーーただ、弁護士になれば依頼者のために手厚くサポートできるようになると。

まさにそのために、検察官の職を辞して弁護士として働こうと決めたんです。

その一歩を踏み出した福岡市内の法律事務所では、一般民事や刑事事件を幅広く経験。
その後に大阪市内の事務所に移籍し、それまでの個人案件に加え、中小企業をはじめとする企業法務にも携わりました。

そして、ついに独立を決意します。
それが現事務所であり、場所は生まれ育った岡山とはじめから決めていました。
これからは県民や市民のみなさまのために、力を尽くしていこうという覚悟でいます。

02 得意分野と実績

刑事事件に精通。覚醒剤「営利目的所持」での実刑を回避し、執行猶予へ

ーー現在、主にどんな事件を扱っていらっしゃるんですか?

離婚・男女トラブルや相続、交通事故、刑事事件、労働、不動産問題、それに企業法務も含め、分野を問わずさまざまなご相談をお受けしています。

なかでも、私が最も得意としているのが刑事事件です。
検察官として数々の事件に携わってきたため、起訴するかどうかの判断をはじめ、検察官の狙いや意図がよくわかります。

だからこそ、「この先どうなるのか」と不安を募らせる依頼者さまに、最終的な見通しを正確にお伝えすることができます。
そのうえで、どこを押せば不起訴処分に持ち込めるか、どんな準備をすれば1日も早く身柄を解放できるか、さらには被害者との示談を成立させられるか。
そういった事件のカギを握る大事なポイントも、私の目にはクリアに見えます。


ーーこれまでどんな事件を解決してきたのか。ぜひ一例をお聞かせください。

たとえば、覚醒剤の所持をめぐって争った裁判がありました。
最大の争点は、「営利目的所持」だったのか、それとも「単純所持」だったのかという点です。

営利目的だと初犯でもいきなり実刑判決が下る可能性があり、予断を許さない状況でした。
というのも、依頼者さまの同居人が営利目的での所持を疑われていたからです。
厳しい状況でしたが、終局的には単純所持とされ、執行猶予をつけることができました。


ーーなぜ単独所持、そして執行猶予へ持ち込めたんでしょうか?

決め手のひとつは、捜査段階での適切なアドバイスにあったと考えています。

取り調べに対し、どこまで答え、どこからは黙秘すべきか。
依頼者さまとの接見を通じ、検察側にどんな証拠を握られているかなど捜査の状況を聞き取り、それを踏まえてアドバイスさせていただいたんです。

検察官が処分を決めるには、どんな証拠が必要なのか。
検察官を経験したことから裏や言質をとられない方法をお伝えすることができます。
かつて同じ立場で捜査に当たっていた経験や勘が、大いに役立った事件のひとつでした。

03 弁護士としての信念

「理不尽は許さない」。労働者からの悲痛な声、残業代請求で勝訴的和解

ーー日々いろんな事件に向き合うなかで、やりがいを感じるのはどんなときですか?

「本当に助かりました」「安井先生に頼んでよかった」。
そんな風に感謝の言葉を直接かけてくださったときは、心底うれしいですね。

たとえば、未払い残業代を請求したいとSOSを届けてくださった方がいらっしゃいました。
ただ、労働時間は自己申告制で管理され、未払い分の時間についてはご本人の手書きのメモしか残っていなかったんです。

それでは証拠としては弱く、会社側とのやりとりは難航することが予想されました。
そうはいっても、簡単に白旗をあげるわけにはいきません。


ーーどうやって事態を打開されたんですか?

「何か手がかりがあるはずだ」。
そう必死になって考えたところ、ある決定的な証拠を手にすることができました。
勤務先のビルのセキュリティシステムの記録を取り寄せることができたんです。

すると、ご本人が入退館の際に使っていたカードキーの使用履歴が明らかになり、ご本人の実際の労働時間が判明し、相当の未払い残業代があることが発覚しました。
裁判でそれをもとにした主張を展開した結果、一審でこちらに有利な内容での和解、つまり勝訴的和解で決着をつけられたんです。

裁判は、決してはじめから証拠が潤沢にあったわけではありません。
その間、依頼者さまは不安や焦りを募らせているご様子でした。
それでも最後は十分納得のいく金額を受け取ることができ、「(依頼したのが)安井先生でよかった」と心に沁みる言葉をかけてくださったんです。


ーー依頼者と気持ちがピッタリ重なった。そんな瞬間だったんですね。

理不尽なことが許せず、決して見過ごせない。
不当な扱いを受けている方を前にして、見て見ぬふりはできない。
私の根底には常にそんな思いがあり、その信念が私を突き動かしているんです。

同時に心がけているのは、弁護士という第三者の目線を決して忘れないことです。
依頼者さまのご希望に執着するあまり、本来得られるべきものも失うような事態は絶対に避けなければなりません。

一人ひとりのお気持ちに寄り添いつつも、プロの視点からときには不利な状況にあることや負けるリスクもしっかり伝え、そのうえでできる限りの手段を講じることが弁護士の責任と役割ではないでしょうか。

仮に依頼者さまの意向に沿わなかったとしても、弁護士の視点からベストな解決策をご提案すること。
それをご理解いただけるよう、ご説明を尽くすこと。
私は常に、そんな風に一人ひとりの依頼者さまと誠実に向き合うようにしています。

04 依頼者への思い

工業高校卒、フリーターの経験も。悩める人の気持ちに寄り添う原点

ーーお仕事とは離れたお話もうかがいます。趣味などはありますか?

最近はゴルフに熱中しています。
岡山にはゴルフ場がたくさんあって、気軽にプレーできるのでありがたいですね。

ちなみに、好きなプロゴルファーのひとりがイギリスのジャスティン・ローズさんです。
同年代のライバルと比べて順風満帆ではない時期がありながらも、腐らずに着実に力をつけ、年間王者にまで上りつめた選手です。

それがどこか、私自身の生い立ちや人生と重なる部分があるような気がして、親近感と尊敬の念を抱いているんです。


ーーなぜご自身の姿と重なって見えるんですか?

私は学歴エリートではなく、地元の工業高校を卒業しました。
同級生のほとんどが就職や専門学校を選ぶなか、私は一浪して大学に進学したんです。

親には経済的負担をかけたので、学費のかかるロースクールには行きませんでした。
コンビニのアルバイト代を講座や模試代につぎ込むなどして、司法試験に合格したんです。

弁護士はどこか近寄りがたく、相談するのに緊張するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、私は決してそんなことはありません。
きっと安心感や親しみやすさを感じていただけるはずです。

たとえ今は苦しく、つらくても、力を合わせて一緒に乗り越えていきましょうーー。
ぜひそうお伝えしたいですし、そのために心を込めて全力でサポートすることをお約束します。
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