こまえだ ひろし
小前田 宙弁護士
弁護士法人ふくい総合法律事務所
福井城址大名町駅
福井県福井市大手3-14-10 TMY大名町ビル5階
インタビュー | 小前田 宙弁護士 弁護士法人ふくい総合法律事務所
育ててくれた福井県への恩返し。交通事故や遺産相続、離婚・男女問題や債務整理に尽力
「弁護士の仕事は必ずしも法的な正しさを主張することではありません。円満に解決できるなら、相手の主張を受け入れることも必要です」
弁護士としてのスタンスをそう語るのは弁護士法人 ふくい総合法律事務所の代表を務める小前田 宙(こまえだ ひろし)弁護士です。
相手に対して主張すべきところは主張し、必要な場合は毅然とした態度で対応してきたといいます。
しかし、弁護士の目的はあくまでも事件を解決することで、そのために必要なら相手に譲ることもあるといいます。
小前田先生がどのように事件を解決してきたのか伺いました。
弁護士としてのスタンスをそう語るのは弁護士法人 ふくい総合法律事務所の代表を務める小前田 宙(こまえだ ひろし)弁護士です。
相手に対して主張すべきところは主張し、必要な場合は毅然とした態度で対応してきたといいます。
しかし、弁護士の目的はあくまでも事件を解決することで、そのために必要なら相手に譲ることもあるといいます。
小前田先生がどのように事件を解決してきたのか伺いました。
01 原点とキャリア
学生時代に培った体力と集中力で地元福井に貢献する
――なぜ、弁護士になろうと思ったのですか。
地元の福井県の高校を卒業したあと、関西地方にある大学の法学部に進学しました。
就職活動では弁護士以外の選択肢も考えましたが、
「自分の力だけでできる仕事のほうが面白そうだ」と思い、弁護士を目指すことにしました。
――学生時代はどのようなことに熱中していましたか?
中学時代は剣道、そして高校時代は陸上をやっていました。
強豪校ではありませんでしたが、私なりに体力も集中力も必要とされるなかで、精いっぱい頑張っていました。
一方、ゲームに熱中していた時期もあり、両親に買ってもらったプレイステーションを1日数時間もやっていたこともあります。
ゲームを数時間続けるのは意外に集中力が必要です。
また、クリアすべき課題(ゴール)が決まっており、どのように攻略すべきか真剣に頭を使うものです。
これらの経験は、弁護士の仕事に活きていると感じています。
――ふくい総合法律事務所について教えてください。
ふくい総合法律事務所は、私が弁護士になった2010年に開設した事務所ですが、もともとは小前田法律事務所という名前でした。
その後、弁護士の数が増えて組織化していくなかで、「小前田」と個人名を事務所名に付けることに違和感を感じてきました。
決して私一人で成り立っている事務所ではありません。
また、一般の方からすると「弁護士が一人しかいない小さな事務所」と思われることもあるでしょう。
そのため、より多くの方が「相談したい」と思えるような事務所名に変更しました。
――現在、扱っている事件を教えてください。
現在扱っているのは交通事故、遺産相続、離婚・男女問題、債務整理です。
今後は労災請求や労災以外の補償に関する問題も解決していきたいと思っています。
一方で、これまで最も力を入れてきたのは交通事故です。
交通事故では、被害者の方に法的知識がないばかりに、相手に請求できるはずのお金を請求できずに終わることもあります。
地元の福井県の高校を卒業したあと、関西地方にある大学の法学部に進学しました。
就職活動では弁護士以外の選択肢も考えましたが、
「自分の力だけでできる仕事のほうが面白そうだ」と思い、弁護士を目指すことにしました。
――学生時代はどのようなことに熱中していましたか?
中学時代は剣道、そして高校時代は陸上をやっていました。
強豪校ではありませんでしたが、私なりに体力も集中力も必要とされるなかで、精いっぱい頑張っていました。
一方、ゲームに熱中していた時期もあり、両親に買ってもらったプレイステーションを1日数時間もやっていたこともあります。
ゲームを数時間続けるのは意外に集中力が必要です。
また、クリアすべき課題(ゴール)が決まっており、どのように攻略すべきか真剣に頭を使うものです。
これらの経験は、弁護士の仕事に活きていると感じています。
――ふくい総合法律事務所について教えてください。
ふくい総合法律事務所は、私が弁護士になった2010年に開設した事務所ですが、もともとは小前田法律事務所という名前でした。
その後、弁護士の数が増えて組織化していくなかで、「小前田」と個人名を事務所名に付けることに違和感を感じてきました。
決して私一人で成り立っている事務所ではありません。
また、一般の方からすると「弁護士が一人しかいない小さな事務所」と思われることもあるでしょう。
そのため、より多くの方が「相談したい」と思えるような事務所名に変更しました。
――現在、扱っている事件を教えてください。
現在扱っているのは交通事故、遺産相続、離婚・男女問題、債務整理です。
今後は労災請求や労災以外の補償に関する問題も解決していきたいと思っています。
一方で、これまで最も力を入れてきたのは交通事故です。
交通事故では、被害者の方に法的知識がないばかりに、相手に請求できるはずのお金を請求できずに終わることもあります。
02 解決事例①
交通死亡事故で相手から3,700万円を獲得。遺族の今後のために
――交通事故の解決事例を聞かせてください。
80代の女性の交通死亡事故の弁護を担当したことがあります。
被害者の方は旦那さまと暮らしており、仕事はしていないものの家事全般をしていました。
そのため、専業主婦(家事専従者)としての逸失利益が認められたのです。
最終的には当初の金額より約1,500万円も増額となり、約3,700万円のお金を得られました。
死亡事故の場合は、どれほど相手からお金を得たとしても、失った命は戻ってきません。
しかし、残された遺族はその後も人生が続きます。
受けた被害に対して適正な金額を相手から引き出すのが、弁護士としてできることだと思っています。
――悲しいことですが、交通事故は誰にでも起こりうることですね。
そうですね。
もしご高齢のご家族が交通事故に遭われた場合、相手が「急に飛び出してきたからだ」と主張することがあるでしょう。
もちろん、ケースによってはドライバーが気をつけていても事故を避けられないこともあります。
しかし、歩行者側に100%過失があると認められるのは、よほどのことでない限りありません。
相手がどのような主張をしてきても、事故に遭われた場合は一度弁護士に相談することをおすすめします。
80代の女性の交通死亡事故の弁護を担当したことがあります。
被害者の方は旦那さまと暮らしており、仕事はしていないものの家事全般をしていました。
そのため、専業主婦(家事専従者)としての逸失利益が認められたのです。
最終的には当初の金額より約1,500万円も増額となり、約3,700万円のお金を得られました。
死亡事故の場合は、どれほど相手からお金を得たとしても、失った命は戻ってきません。
しかし、残された遺族はその後も人生が続きます。
受けた被害に対して適正な金額を相手から引き出すのが、弁護士としてできることだと思っています。
――悲しいことですが、交通事故は誰にでも起こりうることですね。
そうですね。
もしご高齢のご家族が交通事故に遭われた場合、相手が「急に飛び出してきたからだ」と主張することがあるでしょう。
もちろん、ケースによってはドライバーが気をつけていても事故を避けられないこともあります。
しかし、歩行者側に100%過失があると認められるのは、よほどのことでない限りありません。
相手がどのような主張をしてきても、事故に遭われた場合は一度弁護士に相談することをおすすめします。
03 解決事例②
長男だから全財産を相続?相続放棄を迫られるも750万円を獲得
――ほかの分野の解決事例も教えてください。
遺産相続の事例をお話します。
依頼者さまは「兄と遺産相続の折り合いがつかない」と相談に来られました。
相手(お兄さま)からは「私が長男だから遺産を全額相続する。だから相続放棄してほしい」と言われたそうです。
ちなみに相続する遺産は預金と現金を合わせて約1,500万円。
相続人はふたりだったので、お兄さまと依頼者さまが750万円ずつ分けるのが一般的です。
もしかすると……思って「お兄さまは生前、被相続人の身の回りのお世話をしていましたか?」と依頼者さまに確認しましたが、答えはノー。
相手は自分が長男であることだけを理由に、依頼者さまに相続放棄を迫っていたそうです。
――法的に考えたとき、長男であることを理由に多く相続できるものなのですか?
そんなことはありません。
しかし一方で、特に地方では「自分は長男なのだから、多く相続できるはず」と考える方は一定数います。
法的に考えるとまったく的外れな主張です。
それでも、相手は強く主張してくるので、なかなか話が進みませんでした。
――どのように解決に向かっていったのですか。
私が依頼者さまの代理人となった後、相手にも代理人がつきました。
その後は弁護士同士の話し合いになったため、非常にスムーズでした。
相手も弁護士に依頼する前後あたりで「自分の主張は間違っている」と気づいたのかもしれません。
あるいは、相手の弁護士が説得してくれたのかもしれません。
最終的には750万円ずつ遺産を分けることができました。
――相手方がこのような主張をするケースはほかにもありますか。
もちろんあります。
法的におかしいことや、一般的に考えて道理が通らない主張をされる方はいます。
しかし、弁護士の仕事は法的に正しいことを主張して、相手を言い負かすことではありません。
依頼者さまにはさまざまな事情があり、相手の要求を少し飲んでもいいから早く解決したいということもあります。
そのようなケースでは、交渉の目的は「(最低限のお金を獲得して)早期に事件を解決すること」です。
この目的に合致しないなら、無闇に相手と対立することは良案とはいえません。
そのため、依頼者さまが納得できる形で事件を終えることを最優先に考えます。
一方で、依頼者さまを説得することもあります。
特に遺産相続は親族同士の揉め事なので、できるだけ相手にも納得してもらえる事件の終わらせ方を意識しています。
遺産相続の事例をお話します。
依頼者さまは「兄と遺産相続の折り合いがつかない」と相談に来られました。
相手(お兄さま)からは「私が長男だから遺産を全額相続する。だから相続放棄してほしい」と言われたそうです。
ちなみに相続する遺産は預金と現金を合わせて約1,500万円。
相続人はふたりだったので、お兄さまと依頼者さまが750万円ずつ分けるのが一般的です。
もしかすると……思って「お兄さまは生前、被相続人の身の回りのお世話をしていましたか?」と依頼者さまに確認しましたが、答えはノー。
相手は自分が長男であることだけを理由に、依頼者さまに相続放棄を迫っていたそうです。
――法的に考えたとき、長男であることを理由に多く相続できるものなのですか?
そんなことはありません。
しかし一方で、特に地方では「自分は長男なのだから、多く相続できるはず」と考える方は一定数います。
法的に考えるとまったく的外れな主張です。
それでも、相手は強く主張してくるので、なかなか話が進みませんでした。
――どのように解決に向かっていったのですか。
私が依頼者さまの代理人となった後、相手にも代理人がつきました。
その後は弁護士同士の話し合いになったため、非常にスムーズでした。
相手も弁護士に依頼する前後あたりで「自分の主張は間違っている」と気づいたのかもしれません。
あるいは、相手の弁護士が説得してくれたのかもしれません。
最終的には750万円ずつ遺産を分けることができました。
――相手方がこのような主張をするケースはほかにもありますか。
もちろんあります。
法的におかしいことや、一般的に考えて道理が通らない主張をされる方はいます。
しかし、弁護士の仕事は法的に正しいことを主張して、相手を言い負かすことではありません。
依頼者さまにはさまざまな事情があり、相手の要求を少し飲んでもいいから早く解決したいということもあります。
そのようなケースでは、交渉の目的は「(最低限のお金を獲得して)早期に事件を解決すること」です。
この目的に合致しないなら、無闇に相手と対立することは良案とはいえません。
そのため、依頼者さまが納得できる形で事件を終えることを最優先に考えます。
一方で、依頼者さまを説得することもあります。
特に遺産相続は親族同士の揉め事なので、できるだけ相手にも納得してもらえる事件の終わらせ方を意識しています。
04 弁護士として心がけること
弁護士を続けるために日々研鑽。生成AIだけに頼れない現実
――弁護士として大切にしていることを教えてください。
弁護士の仕事は好きなので、これからも長く続けていきたいと思います。
ただ、法律は日進月歩で進化しています。
そのため、弁護士として仕事を続けるには、一生勉強し続けるスタンスが必要です。
また、依頼者さまと信頼関係の構築も必要です。
そのためには時間や約束を守るといったことを、日々積み重ねていく必要があります。
――最後に小前田先生から法律に困っている人へメッセージをお願いします。
近年、生成AIの技術革新が素晴らしく、法律に関することを相談しても、もっともらしい答えを返してくれます。
しかし、その答えの良し悪しを判断するのは人間です。
弁護士であれば生成AIが的外れな回答をしても指摘できますが、
一般の方が同じように良し悪しを判断するのは難しいと思います。
良し悪しを判断できるようになるまで勉強するというのは現実的ではありません。
そのため、どれほど生成AIが進化しても、弁護士という仕事は社会に必要です。
今後も変わらず法律に困っている方を、一人の弁護士として誠心誠意サポートしていきますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
弁護士の仕事は好きなので、これからも長く続けていきたいと思います。
ただ、法律は日進月歩で進化しています。
そのため、弁護士として仕事を続けるには、一生勉強し続けるスタンスが必要です。
また、依頼者さまと信頼関係の構築も必要です。
そのためには時間や約束を守るといったことを、日々積み重ねていく必要があります。
――最後に小前田先生から法律に困っている人へメッセージをお願いします。
近年、生成AIの技術革新が素晴らしく、法律に関することを相談しても、もっともらしい答えを返してくれます。
しかし、その答えの良し悪しを判断するのは人間です。
弁護士であれば生成AIが的外れな回答をしても指摘できますが、
一般の方が同じように良し悪しを判断するのは難しいと思います。
良し悪しを判断できるようになるまで勉強するというのは現実的ではありません。
そのため、どれほど生成AIが進化しても、弁護士という仕事は社会に必要です。
今後も変わらず法律に困っている方を、一人の弁護士として誠心誠意サポートしていきますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。