しばさき ゆうすけ

柴﨑 悠介弁護士

弁護士法人ネクスパート法律事務所

銀座駅

東京都中央区京橋2-5-22 キムラヤビル7階

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注意補足

当事務所では、コロナウイルス対策の一環として電話やテレビ会議による面談の上でのご依頼も受付しています。 (※債務整理は、弁護士会の規定等で直接の面談義務が定められていますのでご来所をお願いします。) ご相談の際には対処方針・費用について丁寧にご説明致します。

会社経営と弁護。二足のわらじだからこそ、見えるものがある

33歳にして、全国に6つの拠点をもつネクスパート法律事務所の東京オフィスで所長を任されている柴﨑悠介弁護士。数年前からは、他界した父の後を継いでIT系企業の経営にも携わっています。そんな忙しい日々の中でも、息子と遊んだり、休日に家族と出かけたりしてリフレッシュしているそう。弁護士、経営者、父親。様々な顔をもつ柴﨑さんに、弁護にかける思いを聞きました。

01 弁護士を志した理由

父の会社を継ぐため、理系から転身

もともと理系ですが、どうして弁護士を目指したのでしょうか。

――もともと理系ですが、どうして弁護士を目指したのでしょうか。

初めて法律や弁護士に興味をもったのは、個人的な理由からでした。父親が経営していた会社を将来的に承継するにあたって、法律を勉強しておくと役立つだろう。そう思ったのがきっかけです。ただ、実際に勉強をはじめると、離婚や相続、債務処理、交通事故…と日々のいろんな問題が法律と深く関わっていることに改めて気がついて。困っている人の役に立ちたい。どんどんそういう気持ちが大きくなっていきました。

父が経営していたのは、投資家に株価のデータを販売する会社です。そのため、大学では電子情報学部に入りました。法律とは無関係だったわけですが、在学中から父の横で経営を学ぶ過程で、法律の重要性を感じるようになったのです。会社法や税法、労働基準法など、会社経営がいろんな法律と密接につながってることを知ったからです。ちょうどロースクール(法科大学院)制度が始まった頃だったこともあり、思い切ってトライすることにしました。

もともと学生時代から、会社の共同代表として病気がちだった父を支えながら現場経験を積んできました。3年前、その父は他界。今は私が代表として、会社経営を続けています。弁護士と経営者、二足のわらじですね。

02 弁護士としての活動

経営と現場。両方の視点で成果を出す

――ロースクールで本格的に勉強を始めて、念願の弁護士資格を手に入れたわけですね。

最初に勤めた法律事務所では、特許や都市の再開発など、専門性の高い分野を扱いました。

その後、幅広い業務を取り扱ってみたいと考えて、次のステップを踏み出すことにしました。そして出合ったのが、ネクスパート法律事務所です。

決め手になったのは、代表の佐藤と寺垣とも年齢が近く親近感が湧いたこと、事務所としての将来性を強く感じたことですね。当時はまだ代表と私の2人だけでしたが、今では東京(本店)のほかに立川、横浜、神戸、大宮、西船橋と支店が増え、弁護士も20人ほどいます。事務所の成長を間近で見てきた私も、今では東京オフィスの所長を任さることになりました。とても光栄なことです。


ーー事務所としては一般民事を中心に幅広いジャンルを扱っていますね。柴﨑さん自身は、どういった案件を担当しているのですか。

相続、離婚などの家事問題、残業代請求などの労働問題、刑事事件に加え、最近では破産問題や交通事故などを中心に扱っています。以前在籍していた事務所と比べると、担当するジャンルやテーマはかなり増えましたね。

もちろん、今挙げたようなジャンルだけではありません。それ以外にも、日々いろんな問題を担当しています。インターネット上の誹謗中傷に関する発信者情報の開示や労災関係、それに前の事務所でやっていた都市の再開発案件などですね。

――現在は東京本店の「所長」という立場でもあります。所長としてのやりがいや醍醐味はどんなところにあるのでしょう。

おかげさまで、仕事の幅を広げることができています。まず、いろんな案件に携わりやすくなりましたね。私がメインの担当ではない場合でも、それぞれの案件の進捗状況をなるべく把握するようにしています。おのずと他の弁護士と話し合ったり、相談したりする機会が増えるわけです。そうすることで自分自身も勉強できますし、私の経験を彼らにもフィードバックできる。東京オフィスは事務員を含めて7人ほどのチームで動いています。みんなで力を合わせて結果を出せたときは、シンプルにうれしいですし、チームとしての士気もぐんと高まります。

経営と現場。両方の視点を得られるメリットもありますね。弁護士は職業柄、強い主張や信念をもっている人が多く、場合によっては意見がぶつかるようなこともあります。経営と現場の間に入り、双方の意見を聞きながら方向性をまとめ、成果を出す。そのプロセスは大変ですが、大きなやりがいでもあるんです。単に現場の事件を処理する弁護士とは違う、経営側の視点も踏まえたキャリアを積ませてもらっている。そんな感覚がありますね。

03 弁護士として心がけていること

「納得」が大事。心のモヤモヤを晴らしたい

――事務所の強みや大切にしていることを教えてください。

どんなに些細な相談にも、じっくり耳を傾けられることですね。私たちは電話でも対面でも無料相談を行ってますが、事務員ではなく、電話相談の段階から弁護士が直接対応させていただくことも多いです。

人は誰しも、大なり小なり困りごとや悩みを抱えています。どんな人も、潜在的な依頼者なんですよ。実際、最初の電話相談では依頼につながらなくても、次に何かあったときに「そういえばあのとき、◯◯先生が話を聞いてくれたな。また聞いてみよう」とか、時を経て「以前相談したあの件が、今こう動いてしまって…」と、どこかのタイミングで依頼に発展するケースは少なくありません。

色眼鏡で見ず、「これはダメだ」とすぐに見切らず、相談者のSOSの中身を掘っていく。そうすると、心の奥のほうから水が湧き出てくることがあるわけです。事件化する前の段階から熱心にヒアリングすることは、事務所として強く意識していることですね。

――一方で、現場を担う1人の弁護士としてはいかがですか。

依頼者に「納得してもらう」ことですね。慰謝料も離婚も相続の問題も、単純にお金だけの話ではないのです。本人の気持ちの部分も大きいのですよ。どれもいきなり争いが生まれるわけではありません。小さなボタンのかけ違いから、少しずつ大きな問題に発展してしまうわけです。じゃあ、その根本原因は何なのか。今見えているものだけでなく、根っこの部分を意識しながら、経過を丹念に1つずつ整理していく作業が大切です。

例えば、婚約破棄で慰謝料を請求され、交渉がまとまらずに訴訟に発展した場合を考えてみましょう。

これは、私が過去に担当した案件です。最終的に司法の判断を仰ぐまで、丸2年かかりました。その間ずっと依頼者に寄り添いながら、少しでも有利になることはないか、裁判でどう話せば思いが伝わるか。話を聞きながら、一緒に考えました。結局、慰謝料そのものは支払うことになったのですが、依頼者には「自分の主張や考えを伝えることができた。納得して終えられたのはよかった」などと言っていただけました。

仮に法的責任を免れることができなくても、心にモヤモヤを抱えながら過ごすのと、本人の心の中で納得したうえで責任を負うのとでは、心境がまったく違うと思うのです。その依頼者が次の人生のステップを気持ちよく踏み出すうえでも、「納得してもらう」ことは大事なことなのです。



04 今後の目標・方向性

“当事者”として、中小零細企業の役に立ちたい

――これからどんなキャリアを築いていきたいか。弁護士としての理想像を聞かせてください。

弁護士を目指した当初は専門分野をもちたいと思ってたんですが、今になって強く感じるのは、土台を強固にすることの重要性です。

ピカソが形を崩したような独特なタッチで絵を描けるのは、デッサンの基礎があるからこそ、より自分の特徴を出せるそうです。少なくとも今後数年は、いろんな案件に携わりながら、どんな案件でも「これならこういう流れで進んでいくな」「着地点はこのあたりだな」と、瞬時に見通しが立てられるような力を身につけたいですね。そのうえで、そのときどきの時風やニーズも踏まえながら、専門分野のスキルを伸ばしていきたいと思ってます。

――今後、深掘っていく専門分野の具体的なイメージはあるのでしょうか。

2つあります。まずは、中小零細企業の労働問題です。私自身、会社経営にも携わっています。同じような中小零細企業の経営者と話をする機会も多いのですが、みなさんいろんな問題や悩みを抱えておられます。大企業には顧問弁護士が入ってますが、中小零細はそうではありません。近年は労働問題だけでなく、高齢化が進む中で事業承継の問題も注目されています。私自身が経営側に立っている当事者だからこそ、見えるものがあると思うのです。実体験も活かしながら、役に立ちたい思いが強いですね。

あとは、不動産の再開発案件です。以前の事務所で勉強させてもらったジャンルですが、都心やその周辺地域では、これからも再開発が進んでいくことでしょう。この分野も伸ばしていきたいですね。

今、社会や世間で何が問題になっているのか。どんなことに困っているのか。常にアンテナを張りながら、弁護士として役に立てることを探し続けていきます。
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