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おかの かずひろ
岡野 一洋弁護士
いちえ法律事務所
南森町駅
大阪府大阪市北区西天満3丁目5番10号 オフィスポート312
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可

インタビュー | 岡野 一洋弁護士 いちえ法律事務所

弱きを助け、強きを挫く。刑事弁護では再犯防止、加害者家族のケアに手を尽くす弁護士

数々の刑事事件に携わった経験を持つ、岡野一洋(おかのかずひろ)弁護士。
理不尽に苦しむ依頼者を救うため、日々熱く戦っています。

現在は大阪に、いちえ法律事務所を開業。
刑事弁護に加えて、離婚問題にも力を入れています。
感情的になりがちな問題でも、依頼者の話を聞き入れて受け止める。
そんな温かさが評価され、元依頼者からの紹介で相談を受けることも多いそうです。

そんな岡野弁護士の趣味は、音楽鑑賞とスポーツ観戦。
秦基博とガンバ大阪推しだと、笑顔で教えてくれました。

岡野弁護士が弁護士を目指したきっかけ、これまでの歩みなどを、ご紹介しましょう。

01 弁護士を目指したきっかけ

身近に潜む冤罪事件。無実の罪で苦しむ人を救いたい

――なぜ弁護士を目指そうと思ったのでしょうか?

一番最初のきっかけは、小学生の頃に観たドラマです。
依頼者のために奮闘する弁護士の姿に、感銘を受けました。
そこから興味を持ち、弁護士の講演会や裁判傍聴へ出かけるようになったんです。

そしてもうひとつ、印象的な出来事がありました。
私が大学生の頃、知り合いの知り合いが不当逮捕されてしまったんです。


――それはさぞ、衝撃を受けたことでしょう。

当時、大阪弁護士会の弁護士たちが、こんなの事実無根だと必死に戦ってくれたことを聞いたんですよ。
最終的には冤罪だということがわかり、疑いを晴らすことができました。


――身近な冤罪事件を経験されたわけです。

非常に怖かったです。
昨日まで普通に生活していた人が、無実の罪で突然逮捕されたのですから。
そんなこと、絶対にあってはなりません。

この経験があったからこそ、無実の人が罰せられることのないよう戦う弁護士になりたいと、改めて思いました。

02 キャリアと実績

数多くの裁判員裁判を経験し、執行猶予獲得実績も

――これまでの歩みを、簡単に教えてください。

弁護士になってから1年間は、勤務弁護士として交通事故案件を中心に取り組んでいました。
その後独立し、岡野法律事務所を開業。
かねてより関心のあった刑事弁護に、注力してまいりました。

覚醒剤や性犯罪など、色々な弁護を経験しましたが、特徴的なのは裁判員裁判です。
経験件数は多い方だと思います。


――裁判員裁判は、重大な事件という印象があります。

殺人事件や強盗致死傷など、一定程度の重大な犯罪が裁判員裁判になります。
被告人には、重い罪が課されるのが一般的です。
しかし、その量刑は本当に妥当なのでしょうか。
事件の背景や被告人の事情を理解した上で見極めるのが、弁護士の役割です。

私は裁判員裁判で、執行猶予付の判決を獲得した経験があります。
その他の刑事事件でも、勾留決定に対して異議申立てをし、身体拘束から早期に解放できた経験があります。


――様々なご経験がおありなのですね。

もちろん、やったことの責任は取るべきですが、必要以上に重い罪を背負うべきではありません。
守られるべき権利はしっかり守るというのも、刑事弁護における弁護士の存在意義です。


――その後、いちえ法律事務所を開業されたと。

2024年に同期の弁護士とタッグを組み、いちえ法律事務所を開業する運びとなりました。

いちえ法律事務所という名前は、私が好きな言葉「一期一会」から取りました。
人とのご縁、依頼者さまとの出会いを大切にしたいという想いが込められています。

現在は刑事弁護に加え、離婚問題のご相談も多いです。
お子さんの親権や養育費、熟年離婚などでお悩みの方は、ぜひご相談ください。

03 得意分野と強み

加害者家族にも目を向ける。依頼者の話を受け止め、心の重荷を取り除く

――刑事弁護で、先生が心がけていることは?

加害者家族の支援、そして再犯を防ぐための環境調整です。

刑事事件は、どうしても加害者と被害者に目が行きがちです。
しかし、加害者にも家族がいるということを忘れてはいけません。
身内が突然逮捕され、家族は大きなショックを受けることでしょう。
近所から好奇の目で見られ、理不尽なバッシングを受けることもあります。
加害者家族は、第二の被害者ともいえるんです。

そんな加害者家族の不安や苦しみを少しでも和らげるために、しっかりお話を聞いたり、支援団体へとつないだりなど、私ができることは手を尽くして対応いたします。


――加害者家族への寄り添う姿勢、安心できます。

そして一番大切なのは、再犯を防ぐことです。
加害者の中には、知的・精神的な障害を抱えている方もいます。
しかし適切な治療を受けておらず、生き辛さから罪を犯してしまうこともあるんです。
更にそのような事情は、捜査や裁判で見逃されがちです。
私は必要に応じて福祉職と連携するなど、加害者の今後を見据えた環境調整にも力を入れています。


――では、離婚問題ではいかがでしょう?

依頼者さまのお話は、よく聞くように心がけています。
積もり積もった不満や苦しみが噴出するのが、離婚問題です。
そして誰にも相談できず、ひとりで抱え込んでいる方もいるでしょう。

法律とは関係ないことでも、まずはお話しを聞かせていただきます。
話すだけでも心が軽くなりますし、冷静に物事を考えられるようになるはずです。
依頼者さまからは「先生って聞き上手ですね!」と言っていただくことも多いので、私の強みだと思っています。

04 信念、今後の展望

強い者に負けない。苦しむ人に手を差し伸べ、寄り添う弁護士でありたい

――先生の信念とは?

「弱きを助け、強きを挫く」です。
学生時代に憧れていた弁護士の言葉で、今でも強く印象に残っています。

皆さんは、冤罪事件なんて滅多に起こらないし、自分には関係ないと思っていませんか?
でも、電車に乗っていただけで痴漢に間違われる可能性だってあります。
身に覚えのない罪で逮捕され、不当な取調べを受けることにもなりかねません。
実はいつ誰の身に起こっても、おかしくないことなんです。

冤罪は、許されるものではありません。
濡れ衣を着せられて困っている方がいたら、たとえ相手がどんなに強くても、大きな組織でも、私は立ち向かいます。


――最後に、今後の展望をお願いします。

町医者のような、誰にとっても身近な存在でありたいです。
キャリアを重ねたからといって、偉そうな弁護士にはなりたくないですね。
依頼者さまに話しやすいと思っていただけるように、常に謙虚で温かみのある弁護士でいたいです。

家族が逮捕されてしまった、夫との離婚を考えているなど、不安なことはまずご相談ください。
ひとりで悩む必要はありません。
私は、依頼者さまの味方です。
現状を把握し、今何をすべきなのかを考えます。
いつでもご相談、お待ちしております。
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