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かねしか しょういち
金鹿 祥一弁護士
ロン法律事務所
天満橋駅
大阪府大阪市中央区谷町1-4-2 大阪オルガンビル801号室
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

※初回面談無料は30分(事案による)

インタビュー | 金鹿 祥一弁護士 ロン法律事務所

「自宅で年を越したい」、念願の保護観察に少年は号泣。熟年離婚などにも強い大阪の闘う弁護士

全国規模の大手事務所などで経験を積んできた、ロン法律事務所の金鹿 祥一(かねしか しょういち)弁護士。
刑事事件と離婚・男女問題を二本柱に据え、依頼者の窮地を何度も救ってきました。
刑事弁護で際立つのは、徹底的に争うスタイルです。
少年院送致を土壇場で回避し、保護観察にした実績などがあります。
熟年離婚をはじめ、男女トラブルの経験も申し分ありません。
依頼者のために、真っ直ぐに闘い抜く姿に迫ります。

01 原点とキャリア

大手事務所などを経て移籍。キッズスペース完備のアットホーム経営

ーーはじめに、弁護士を志したきっかけを教えてください。

法学部に通っていた大学生のときに、法律の魅力に惹かれたのがきっかけです。

たとえば交通事故に刑事と民事の要素があるように、ひとつの問題にもさまざまな法律が関わり、しかも条文にも解釈の幅があります。
その奥深さに魅せられ、法律を突き詰めたい気持ちが湧いてきました。

その後、学費免除で法科大学院に進学し、司法試験も無事にクリアして念願を叶えました。
ちなみに、学費を免除されたのは入試の点数が最上位の水準だったからです。


ーーそれから複数の事務所を渡り歩き、経験を積んできたそうですね。

最初に勤めたのは、全国展開する大手の法律事務所でした。
生まれ育った兵庫の支店で働いた後、今度は大阪府内の事務所に移籍しました。
いずれも多くの弁護士を抱えているうえ、扱う事件も多岐にわたります。
さまざまな事件に携わり、弁護士業務のイロハを叩き込みました。

そして今、この事務所で新たな一歩を踏み出したところです。
当事務所はもともと、代表弁護士とその奥さまである事務員のご夫婦で切り盛りしていました。
所内にはキッズスペースを設置するなど、「アットホームで相談しやすい」と評判だったそうです。

私が加わったのは、まさにその点に惹かれたからです。
一人ひとりの依頼者さまに、親身に寄り添っていきたいーー。
そう思って移籍を決断し、現在は刑事事件と離婚問題をメインに扱っています。

02 注力分野と強み①

少年院送致を免れ、保護観察へ。接見禁止も一部解除に、少年は号泣

ーー刑事事件では、具体的にどんな事件に携わってきたんですか?

つい最近担当したのが、ある少年事件でした。
紆余曲折あったものの、最後はなんとか保護観察処分が下り、無事に日常生活を送れるようになったんです。

処分を判断する家庭裁判所の調査官からは、当初は少年院への収容を覚悟するよう言われていたんですよ。
その少年には、過去にも多くの補導歴があったからです。
ただ、そこをなんとか挽回したんです。
調査官とは3度にわたって面談し、寛大な判断を下すよう説得を試みました。


ーーその執念が、家裁調査官に届いたんですね。

少年院に送られるか、それとも保護観察となり自宅に帰れるか。
それは雲泥の差です。

しかも、そのときは年末に差し掛かるタイミングだったんです。
少年院での年越しはどうしても避けたいと、ご本人も家族も強く願っていました。

無事に表に出てきた瞬間、少年は号泣していましたね。
親元を離れてたったひとりで拘束され、おまけに取り調べも受けるわけです。
その不安や緊張感は、尋常ではなかったはずです。
そこから解放され、安心感から涙があふれてきたんだと思います。


ーー孤独感にさいなまれ、心細い思いをしていたと。

しかもあのときは、弁護士である私以外との接見も禁止されていたんです。
ご家族にも、友人にも会えない日々は、本当に不安だったと思いますよ。

ですから、せめて私だけでもと、接見には毎日行きましたね。
同時に、接見禁止を解くよう裁判所にも必死に働きかけました。
そのための書面を携え、車で約2時間かけて裁判所へ。
それによって、接見禁止を一部解除することもできたんです。


ーー「まさか自分が逮捕されるなんて」と、突然の事態に混乱する人はたくさんいると思います。

だから私は、勾留を阻止するために徹底的に争うんです。

逮捕段階で受任できれば、その日のうちに検察官に勾留請求をやめるよう意見書を出し、裁判所にも勾留決定の取り消しなど再三にわたって求めます。
とにかく、あらゆる手を打ってストップをかけようとトライし続けます。

それは、依頼者さまに一刻も早く社会復帰してもらいたいからです。
会社員であれば勾留中は出社できず、長期化すれば解雇されてしまうかもしれません。
収入を絶たれ生活苦に陥り、再び罪を犯してしまうことだって考えられます。
再犯防止という観点からも、不要な勾留はなくすべきです。

刑事事件については、性犯罪のご相談も目立つほか、最近は闇バイト問題も深刻です。
突如逮捕されてしまったとき、何らかの犯罪に巻き込まれてしまったとき、そんなときはすぐに私にSOSを届けていただきたいですね。

03 注力分野と強み②

熟年離婚や不倫、子どもが関わる男女問題。書籍費は月間10万円超えも

ーー刑事事件と並んで、離婚問題にも力を入れているとおっしゃっていました。

離婚そのものに加え、不貞の慰謝料やお子さまが関わる問題などについて多くのご相談をいただいている状況です。

また、熟年離婚のご依頼も多いですね。
預金や持ち家、株式、年金と、とくに資産が多いケースほど揉めやすいほか、専業主婦の方が比較的多い世代でもあります。
そのなかには、夫婦関係に耐えきれずに別居したのはいいものの、生活費がなくて困っているような方も少なくありません。


ーー男女問題は互いの感情がぶつかり合い、当事者だけの議論は平行線になりがちとも聞きます。

さらに厄介なのは、不貞などの明らかな原因がなく、性格の不一致などを理由とするケースです。
その場合には夫婦どちらかが離婚を申し出ても、相手が合意しなければなかなか成立させられないのが実態です。

ただ、打ち手がないわけではありません。
たとえば、別居期間中に相手に生活費を請求するんです。
これは、とくに女性側についた場合に効果的です。
そうなると相手は離婚が成立するまで、ずっとその生活費を負担しなければなりません。
それを嫌がって、離婚に応じるようなケースがあるんです。


ーーあの手この手を駆使して、相手にプレッシャーをかけると。

扉が閉ざされかけたときに、どんな手を使って突破口を見出すか。
それこそ、弁護士の腕の見せ所です。
問われるのは、経験と知識量。
法律の条文などを隅々まで読み込み、そこからヒントを探し出すんです。

その点、私は日々勉強、そして知識をアップデートすることにこだわってきました。
法律関係の書籍の購入額は、多いときは月間10万円を超えることも。
法改正の動きもくまなくチェックしています。

依頼者さまのご希望を叶えるために、資料や文献をとことん調べる。
そんな執念も、私の持ち味のひとつだと思います。

04 依頼者への思い

丁寧にヒアリング、秘密も厳守。深刻化する前に、早めに相談を

ーーほかに、弁護士として大切にしていることはありますか?

依頼者さまに対して、丁寧にヒアリングさせていただくことです。
一人ひとり、本当に望んでいることは何なのか、どんな悩みを心の底に抱えているのか。
細かなニーズまで、一つひとつ拾い上げることを大事にしています。

とくに離婚・男女問題では、デリケートな話題を打ち明けにくいところがあるはずです。
そこも秘密を厳守しながら、ゆっくり時間をかけてお話をうかがうようにしていますね。


ーー最後に、読者に伝えたいことをお聞きします。

刑事事件も離婚・男女問題も、初動が肝心だということです。
トラブルが深刻化する前にいち早くご相談いただければ、その分いろんな対策を打てるからです。

弁護士に相談するのは緊張し、なかなか勇気が出ないという方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、私はどんな悩みも受け止め、親身に対応することをお約束します。
ぜひ安心してご連絡いただけるとうれしいですね。
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