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おおたに ゆうき
大谷 優樹弁護士
相州法律事務所
本厚木駅
神奈川県厚木市中町3-13-8 アイリス・ヴェール801
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可

インタビュー | 大谷 優樹弁護士 相州法律事務所

農地山林の国庫帰属、親権者変更や離縁など。一筋縄にはいかない身近なトラブルにも対応

依頼者の利益のためなら、徹底的に戦う姿勢を辞さない。
そんな熱意を抱いているのは、大谷優樹(おおたにゆうき)弁護士です。
地元からほど近い厚木に相州法律事務所を構え、身近なトラブルに幅広く対応。
親権者変更や離縁、不動産の国庫帰属といった問題も、解決に導いてきました。

趣味はスポーツ観戦で、高校時代までは野球部に所属。
現在は奥様の影響で、バスケットボール観戦にもハマっているそうです。
「いつか子どもが大きくなったら、一緒にプレーしたいですね」と、夢を笑顔で語ってくれました。

今回は大谷弁護士の、弁護活動にかける想い、イレギュラー事案の対応実績などをご紹介します。

01 弁護士を目指したきっかけ

悔しさや悲しみに寄り添いたい。依頼者の利益を最大化する弁護士に

――まずは弁護士を目指したきっかけを、教えてください。

「白い巨塔」というドラマを観て、弁護士ってかっこいいなと思ったのが始まりです。
医療裁判で、被害者側の代理人が、唐沢寿明さん演じる財前五郎を追求し、真実を明らかにするシーンに心を打たれました。
唐沢さんの演技が上手いのもありますが、あの時の財前五郎の悔しそうな表情は今でも忘れられません(笑)。

私も依頼者さまの悲しみや悔しさに寄り添い、利益を徹底的に追い求める弁護士になりたいと心に決めました。


――では、弁護士のやりがいを感じる瞬間とは?

弁護士を志した理由に通ずる部分でもありますが、やはり依頼者さまの利益を最大化できた時です。

これは私の信念でもあるのですが、弁護士は何よりもまず、依頼者さまの利益を最優先に考えるべきです。
もちろん、すべてのご希望に沿えないこともありますが、私の判断や行動で結果がよい方向へ動く余地があるなら、そこにかかる労力は一切惜しみません。


――心強いお言葉です。

たとえば裁判を早く終わらせたいからといって、安易に和解に走ることはいたしません。
争ったほうが依頼者さまに利益があるなら、強気の姿勢で戦います。
最終的に依頼者さまにとってベストな形で解決できたら、これ以上に嬉しいことはないですね。

02 キャリアと強み

相続財産清算人としても活躍。労働問題では依頼者を孤独にさせない

――先生は厚木に、相州法律事務所を開業されています。

このエリアは、意外と弁護士が少ないんですよ。
横浜周辺には弁護士が1000人ほどいますが、県西には140人程度しかいません。
弁護士が少ない分、地域に根差した活動をしやすいかなと、厚木に事務所を構える運びとなりました。


――現在はどのような相談に対応していますか?

町弁なので、相談内容は非常に幅広いです。
刑事弁護や借金問題、交通事故などは実績も豊富ですし、相続や離婚、労働問題などのご相談も積極的にお受けしています。


――相続問題における先生の強みを教えてください。

ひとつは、相続財産清算人としての経験です。

たとえば農地や山林など、遺産の中に買い手がつかない不動産がある場合。
相続したものの使い道がなく、固定資産税ばかりかかるので処分したいという方もいるでしょう。
私は相続財産清算人として、財産の調査や管理、換価等さまざまな業務を経験してまいりました。
もちろん、財産を国庫へ帰属する手続きにもスムーズに対応できます。
いわゆる「負の遺産」を抱えている方は、迷わずご相談いただきたいですね。


――相続の紛争になっているケースではいかがですか?

1億円の不動産を巡っての紛争や、相続関係が複雑な相続問題の経験もございますので、ご安心ください。

また相続では、相続人を確定させたり遺産の全容を明らかにしたりなど、事務手続きが煩雑です。
私に任せていただければ、これらの面倒な手続きを正確にスピーディーに進められます。
依頼者さまの労力やストレスを最小限にして、最大限の利益を引き出すために尽力させていただきます。


――では、労働問題についても教えてください。

労働問題で依頼者さまにのしかかるのは、大きな組織と戦うプレッシャーだけではありません。
非常に強い、孤独感にも襲われるんです。


――孤独感、ですか。

たとえば不当解雇をめぐる紛争では、会社側から上司や同僚の陳述書が提出されます。
その陳述書には、依頼者さまにとってショックな内容が書かれていることもあるんです。
勤めているときは良好な関係だった上司や同僚が、実はこんなことを考えていたのか、もう自分には味方がいないと、深い孤独に突き落とされる方もいます。

私は、そうした法的な争いの陰で生じる心の痛みを決して軽視しません。
依頼者さまが感じている戸惑いに耳を傾け、感情の整理も含めて伴走することを大切にしています。
法的主張を組み立てるだけでなく、依頼者さまが「一人ではない」と感じられること。
その安心感があってこそ、本当の意味での前向きな解決につながるはずです。

03 離婚問題の解決実績

親権者変更や配偶者行方不明の離婚。真のニーズを汲み取り解決へ

――先生は、珍しい離婚問題のご経験もあるとか。

はい。まずひとつは、親権者変更問題です。
本件は親権者のネグレクトが発覚し、実質的に別居親である依頼者さまが子どもを監護していたケースでした。


――一度決めた親権者を変更するのは、困難なのでは?

おっしゃる通り、裁判所は子の利益を最優先に考えますから、そう簡単に親権者変更は認められません。

私はまず、依頼者さまから時間をかけて丁寧にお話を伺いました。
これまでの監護実績はもちろん、生活の安定性や経済状況、お子さんへの日々の関わり方、さらにはお子さんの意思まで、ひとつひとつ整理して裁判所に的確に主張したんです。
その結果、親権者変更が認められるに至りました。

本件はさらに、連れ子の離縁手続きも含む複雑な事案でした。
慎重で丁寧な対応を重ねたことで、最終的にご希望通りの解決ができたと思っています。


――その他の実績についても、教えてください。

配偶者が行方不明で所在が分からない状況で、離婚を成立させた事例があります。
また妻の不倫が発覚したケースでは、財産分与と慰謝料を相殺する形で解決した実績もございます。

特に後者は実務上もハードルが高く、容易に認められるものではありません。
相手方の事情を見極めながら、複数の条件を提示して交渉を重ねた結果、依頼者さまの納得のいく解決へと導くことができました。


――まさに、依頼者の利益を徹底的に追及する姿勢を感じます。

ただし相続や離婚などの家事事件で依頼者さまが求めているのは、金銭的な利益だけではありません。
気持ちの納得感を求めているケースもあります。

私は、依頼者さまが何を求めているか、今どんな不満を抱えているのかを把握するために、しっかりと時間をとってお話をお伺いします。
依頼者さまの利益を最大化できるよう、真のニーズを理解する努力を怠りません。

04 今後の展望

厚木密着の町弁として。法律問題をクリアにして、不安を晴らしたい

――先生の今後の展望とは?

事務所の拡大はあまり考えていません。
小ぢんまりとした規模感で、地域の方々をしっかりケアできる場所を目指しています。

そして依頼を受けた以上、法的な問題は全てクリアにして、依頼者さまの不安を晴らす弁護士でありたいです。
本来であれば、弁護士になんて関わらない人生の方がよいですから(笑)。
今後新たな法律トラブルに見舞われることのないよう、今ある問題にきちんと対処するのはもちろん、先々のトラブルを防ぐ策を講じ、依頼者さまが穏やかな人生を送れるよう尽力いたします。


――最後に、メッセージをお願いします。

弁護士を探そう。
そう思った時点で、すぐにご相談ください。
ひとりで悩み続けると、紛争は悪化する可能性があります。
相談をためらうことで、解決のチャンスを逃してしまうんです。

もし早めにご相談いただけたら、法律相談料のみで解決できるかもしれません。
その方が弁護士に依頼するよりも、皆さまの経済的な負担を軽減できます。
問題の解決だけでなく予防を考えても、ぜひお早めに私にご相談ください。
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