企業法務の事例紹介 | 三島 広大弁護士 ベリーベスト法律事務所 水戸オフィス

取扱事例1

• 正当な解雇・退職勧奨

問題社員に対する解雇が労働審判で有効と判断された事例

依頼者様は、長年問題行動を起こす社員に頭を悩ませていたため、ついに同社員を解雇しました。これに対し、同社員から解雇が無効であると訴える労働審判が提起されたため、その対応の依頼を受けました。
依頼者様では、これまでその社員に対し、段階を踏んで適切に処分を下してきたという経緯があったため、労働審判では、解雇する理由が存在することと、今回解雇としたことが適切な判断であったということを説得的に主張しました。また、協力いただく他の社員の方々とも打ち合わせを繰り返し、労働審判に向けての準備を徹底しました。
その結果、裁判所に解雇が有効であるとの心証を抱かせることに成功し、和解もその心証に基づいて進みましたが、相手方が和解に応じなかったため、解雇を有効とする内容の労働審判がなされました。