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たかいち けんと

高市 賢人弁護士

ネクスパート法律事務所

京橋駅

東京都中央区京橋2-5-22 キムラヤビル7階

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当事務所では、コロナウイルス対策の一環として電話やテレビ会議による面談の上でのご依頼も受付しています。 (※債務整理は、弁護士会の規定等で直接の面談義務が定められていますのでご来所をお願いします。) ご相談の際には対処方針・費用について丁寧にご説明致します。

夫に頑なに拒否された離婚。調停成立に導いたマニュアルにはない発想

全国に10拠点を構えるネクスパート法律事務所。
東京オフィスに在籍する高市 賢人(たかいち けんと)弁護士は、とくに離婚・男女トラブルの解決に力を注いでいます。
その原点は、小学生のときに友人同士が争った裁判にありました。
あのときの無力感を糧に、依頼者の不安や悩みにとことん寄り添っています。
クールな表情の向こうに垣間見える、情熱の弁護活動に迫ります。

01 弁護士を目指した理由

小学生のときに友人同士が裁判に。「将来、私が解決したい」と決心

ーー法律家を志したのは、いつ頃だったんですか?

漠然と憧れるようになったのは、小学生のときです。
きっかけは、友人同士のトラブルが裁判にまで発展してしまったことでした。

まだ小学生でしたから、事件の詳細は定かではありません。
ただ、最後までしこりが残る結果になったと聞いています。
私にとっては、どちらも大切な友人です。
どうにかしたい気持ちはあっても、何の助けにもなれない無力さを痛感しました。


ーーそれで弁護士の道を考え始めたと。

将来は、そんな争いの間に入ってうまく解決できる人間になりたい。
そう思ううちに、弁護士という職業に行き着きました。

ただ、思いが強すぎたせいか、大学1年のときに猛勉強の影響で体調を崩してしまいました。
それで、そのときに健康に良さそうという理由で太極拳を習い始めたのです。

効果はすぐに表れ、体と心のバランスを保てるようになりました。
それ以来、10年以上にわたって今も続けています。

当たり前のことですが、私たち弁護士も緊張やストレスを感じる生き物です。
ただ、絶対にそれを仕事に持ち込んではいけません。
私の場合は太極拳のおかげで常に心身をリフレッシュさせた状態で、集中して事件に臨めているので助かっています。

02 これまでのキャリアと実績

全国10拠点の大規模事務所に移籍。得意分野は離婚・男女問題

ーー弁護士になってからは、おもにどんな事件を扱ってきたんですか?

最初に入った都内の法律事務所で、一般民事を中心に一通り事件処理の経験を積みました。
なかでも離婚や相続などの家事事件、不動産問題、あとは芸能・エンタメ法務にも携わりました。

そこは、弁護士が代表と私だけの小さな事務所でした。
少ない人数で大量の案件を抱えていたため、毎日とても忙しかったです。

情熱的でバイタリティあふれる代表に、私も負けじとついていっていましたね。


ーーそれから現事務所に移籍されました。

組織力、実績、風通しのよさ。
そういった部分に惹かれ、移籍しました。

当事務所は関東を中心に10拠点を構え、個人から法人まで幅広い分野をカバーしています。
それに、所内はコミュニケーションが活発でとても雰囲気がいいんです。

そんななかで私自身は今、離婚・男女問題に最も力を入れています。
離婚そのものに加え、財産分与や婚姻費用、さらにはお子さんが絡む親権や面会交流、養育費など、いずれの問題も実績豊富です。

03 過去の解決事例

家庭内別居の夫に拒否された離婚調停。無事成立させた独自の解決策

ーーその離婚・男女問題で、印象に残っている事件を教えてください。

夫婦仲が崩壊寸前で、家庭内別居状態だった女性から離婚のご相談いただいたときのことです。

女性の離婚願望に対し、旦那さまは頑なに拒否。
交渉では埒(らち)が明かず調停を申し立て、無事に離婚を成立させることができました。


ーー離婚は不倫などの決定的な理由がない場合、相手に拒否されたら簡単には成立できないと聞いたことがあります。

本件もまさに、そういう類の事件でした。
ですから、なんとか旦那さまに納得いただける解決策を捻り出したのです。

それが、ご自宅を売却して近隣の賃貸物件に転居し、大学生の娘さんが卒業するまでは今と同じ家庭内別居状態で3人で暮らすという案です。

そうすれば、旦那さまも娘さんが社会人になるまでは近くで見守ることができます。
同時に、家計も苦しいようでしたので、ご自宅の売却資金で生活費を捻出することもできたのです。
それでどうにか調停をうまく成立させることができました。


ーーどうすれば最大の目的である離婚を成立させられるか。実現可能なプランを探ったんですね。

争いには常に相手が存在し、必ずしもすべての要求が通るわけではありません。

相手の要求を踏まえたうえであらゆる選択肢を検討し、どうすることが依頼者さまにとって最も望ましいか。
マニュアル本には載っていない柔軟な発想が求められ、それがうまくいった事案でしたね。


ーー離婚には財産分与などいろんな問題が付随します。なおさら柔軟性が求められそうです。

とくに、ご自宅などの不動産をどう処理するかは、金額も大きいため問題になることが多いですね。
離婚だけでなく、遺産相続の場合も同じことがいえます。

その点、私は以前の事務所で不動産問題を多く扱ってきたため、基礎知識や対処方法を熟知しています。
不動産の処理が伴う複雑な離婚や相続でも、きっと力になれるはずです。

それと、不貞の慰謝料についても触れさせてください。
当事務所が最も得意とする分野のひとつで、年間1,000件以上ものご相談をいただいています。

慰謝料を請求する側、請求される側のいずれのケースも実績豊富です。
相場よりも有利な金額での解決を希望される方は、ぜひ私たちを頼っていただきたいですね。

04 依頼者への思い

言葉にできない思いを記した渾身の書面

ーー事件を解決するうえで、あるいは依頼者との接し方などで心がけていることを教えてください。

どんな事件も、何よりも最優先すべきは依頼者さまの思いや利益です。

どんな解決をお望みなのか、どうすればもやもやした気持ちを晴らせるのか。
一人ひとりのお話をしっかりうかがい、最後までその思いや利益を追求するようにしています。
一言でいえば、依頼者ファーストですね。

そういう意味で、記憶に残っている事件があります。
病気を患い、余命いくばくもない方から「書面をつくってほしい」とご相談いただいたときのことです。

送り先は、会社の部下でした。
とてもかわいがって信頼していたそうですが、金銭トラブルで裏切られ、仲違いしてしまったとのことでした。
それが心残りで、死ぬ前に思いを伝えたいとおっしゃるのです。


ーーその書面作成を手伝ったと。

丁寧に聞き取り、仕上げた渾身の書面。
「言葉にできない思いを、しっかり記してくれた」と、依頼者さまには涙ながらに感謝していただきました。

残念ながらしばらくして亡くなってしまったのですが、少しでも気持ちを楽にするお手伝いができたのではないかと思っています。
金銭トラブルとしてみれば大きなものではありませんでした。
でも、間違いなく依頼者さまにとっては深刻なお悩みです。
たとえ他人からは小さな悩みに見られるようなことでも、遠慮せず気軽にご相談いただけるとうれしいですね。
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